4月2015

京都国際マンガミュージアムへ

 

 久しぶりに京都国際マンガミュージアムへ行ってきました。一昨年の8月頃だったでしょうか、現在では、月に一度の放映となりましたNHK大阪のテレビ番組“ルソンの壷”。この番組に触発されて広野幼稚園が長年収集している“目で見る子どもたちの言葉や行動”のマンガ化を企画し、作成依頼にうかがって以来のことです。

 このミュージアムは、洛北の精華大学が京都市に話を持ちかけ設立され、今では多くの若人が良い意味でたむろする一つの拠点となっているようで、元小学校の跡地利用としては大成功を収めているところの一つではないでしょうか。

 また、この元龍池小学校の他4校が合併した御所南小学校が、今では在校生が1000人を越え、子どもたちがあふれ返り、近々には、分割され丸太町通りの元春日小学校の跡に分校()を建てるとか、都市のドーナツ化現象が云々されたのもはるか昔()のこととしか思えないような状態が訪れようとしています。

 話がそれましたが、ここを訪れた理由は、特別企画として“医師たちのブラック・ジャック展”の文字にひかれてのことです。1970年代だったでしょうか、確か医者の免許ももっておられたマンガ家の手塚治虫氏がイメージした世界、無免許の天才医者が、まったく聞いたことのないような病名の患者たちを、胸のすくような手法をもって回復に向かわせるというストーリーに、自分とはまったく無関係の世界のことながらわくわくドキドキしたものでした。

 この展示場では、今を時めく名医たちが、若いころ、このマンガの影響を大なり小なり受けたことを、記述されていたのが印象的でした。

 その他、印象に残っていることは、街頭紙芝居の華やかなりし頃の不朽の名作“黄金バット”の実演に改めて感動するとともに、この紙芝居の舞台が昔の京町屋などには普通に見られた“欄間”を再活用されていたのが目をひきました。

 早々に、古道具屋さんなどで適当な欄間を探し、古式豊かな紙芝居の舞台を作りたいものだと考えています。 

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やっとやっと行けました

ききょう新一年生の第2回目は毎年太陽が丘の冒険の森へ出かけることにしています。当初の予定では13日だったのですが雨に降られ断念。木曜日は太陽が丘がお休みですので次の月曜日こそ…とてるてる坊主を作ったものの、また雨…。

「いつになったら行けるのかなぁ」と不安そうな子ども達でしたが、先週からこいのぼりが気持ちよさそうに雄々と泳ぐ青空が晴れ渡り、とうとう今日、みんなの願いが叶いました。

冒険の森のターザンロープやアスレチックはちょっと勇気を出して挑戦するものばかりなので小学生になった子ども達にはぴったりです。

一人では「やめとこ」と避けて通ってしまう所もみんなと一緒だと「やってみよう」と思えるから素敵です。

汗びっしょりになって遊んできました。

少しでも長く遊べるようにと慌て過ぎて私はカメラを忘れてしまいご紹介できなくて申し訳ありません。あっという間に1カ月が過ぎましたが子ども達は小学校にもすっかり慣れ、ききょうにもスムーズに通ってきてくれるようになりました。お母さま方もほっと一息つかれていることでしょう。

温かく応援してくださりありがとうございます。

乗り気コラム

緑ゆたかな・・・

“ドラえもんのポケットがあったら・・・” 保護者の皆さまも子どもの頃に思った方はたくさんおありでしょう。年代がばれてしまいますが、私の幼児期にドラえもんはまだ放映されておらず、本の世界に出てくる魔法の道具が憧れの対象でした。広げたらごちそうが出てくるテーブルかけや勝手に歌を奏でる竪琴、金の卵を産むにわとり・・・外国の話だけでなく、日本の話でも、打ち出の小づちや聞き耳頭巾など、私もそんな魔法の道具が欲しいなあと夢が膨らんだものです。

なぜ、そんなことを書きだしたかというと、昼休みに子ども達と遊んでいて園庭の桜の木を見て思い出された話があるからです。この春、園長先生が運転士の渡辺さんにお願いされていたことの1つに、桜の木に付着していた苔やキノコをきれいにとってくださったことがありました。

理由を伺うと、樹齢70歳の桜の木に新芽が出ていたそうなのですが、それが枯れており、苔やキノコのせいで新芽に十分な栄養がいきわたっていないからでは・・・と心配されたからだそうです。

渡辺さんいわく、タワシぐらいではとりきれず、ヘラでこそげ落とさなくてはならなかったそうです。

園庭の中央に立つ現在の桜の姿は、決して立派な姿とは言えませんが、花の季節が終わり、新緑姿の彼(彼女?)を見ていると、なんとなくうれしそうに見えるのは私だけでしょうか。

「ああ、体中をきれいにしてもらって気持ちいいなあ。サッカースタジアムの桜の奴の方が目を引くようになったが、私のことをちゃんと見てくれていてうれしいわい。」

広野の子ども達も、聞き耳頭巾がなくても、そんな木の声が聞こえる心が育ってくれたらなあと思います。

4月23日は子ども読書の日、そして、もうすぐ始まるゴールデンウィークには、みどりの日もございます。親子揃って、良い本に触れる機会を持たれたり、新緑のなかで散歩に出掛けたりされると、新学年が始まって、新しい環境で高ぶっているお子さまの気持ちもほぐれる、すてきなコミュニケーションの時間になるのではないでしょうか。

 

 

 

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Maikka

ご当選、おめでとうございます

 

 まずもって、当広野幼稚園の宇治市議会の紹介議員であります、鳥居進氏の2回目のご当選、誠におめでとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 さて、幼稚園という基盤は選挙には通用せず、また、私たち幼稚園関係者も一党一派に偏せずというところが多いようです。かくいう広野幼稚園も他の幼稚園と気を一にし、特に、どの政党とも一定の距離を置くのが普通だったのです。そのため、選挙になれば、頼りにならないと思われていたと思っています。

 

 ところが、この度の地方選挙では広野幼稚園の卒園生であります三人、宇治市議会に木本裕章氏(29歳)が、城陽の市議会には井上清貴氏(37歳)が、久御山の町議会には信貴恵太氏(32歳)が立候補され、その結果には関心を持たざるを得ない状態になってきました。

 

 相いも変わらず、何の応援もしなかったのですが、心情的には、どうか3人とも、当選され、これからの地方自治の一翼を担われ、ご活躍されればと思っていたところ、本人達のご人徳と、地元の方々の強いご支持をいただかれ、木本氏は28人中の8番目、井上氏は20人中の11番目、信貴氏は14人中の第2位という高位でご当選されました。

 

 改めて、お三人の方々に心よりお祝い申し上げますとともに、これからの地方自治を背負って立つ、人間に育っていかれますよう、強い期待をもって見守りたいと思います。

 

                                                                                    園長

 

年長児植物公園へ

先日、年長児にこどもとしぜんの“おさんぽ図鑑”が配布されました。

図鑑の中には季節の花や虫たちが載っており、子どもたちはその図鑑を持って園内のお花や虫を探すことに夢中です。

 

今日はもっとたくさんの植物や虫たちを探そうとおさんぽ図鑑を持って、植物公園に園外保育に出掛けました。

到着してまず1番に出迎えてくれたのはたくさんのこいのぼりです。

「やねよ~りた~か~い こいのぼ~り~♪」の歌があるように幼稚園にも屋根高く飾られていますが、

今日は“館内”に飾られたこいのぼりを間近で見ることができ、自分たちのカラダよりもはるかに大きいこいのぼりの迫力に感動しました。

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先へ進むと公園内には色とりどりのお花が咲いていました。

「あ!このお花ツツジって書いてある!」

「2つの色のチューリップあるで!不思議やなぁ」

と図鑑の写真と見比べ、お花の名前を調べながら公園内を散策しました。

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図鑑に載っているお花を見つけると、付属されているシールをペタリ。

たくさんの植物を見つけ、どんどんシールを貼って楽しんでいた子どもたちでした。

 

そして昼食も公園内でいただき、帰りは約30分の道のりを園まで歩いて帰りました!

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道中に咲いている花を見つけると、もう図鑑を見なくても「さっき見つけたツツジや」と名前が言えるように♪

すっかり植物博士ですね。

 

このおさんぽ図鑑は春夏秋冬の4回配布されますので、また季節によって変わる植物や虫をたくさん探したいと思います。

お誕生日 おめでとう!!

今日は、年長児になっては所めての誕生日会です。6歳になったお友達を講堂で祝いました。

サプライズで鯉のぼりも登場し、大喜びでした!

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年長児では舞台に誕生日の子どもだけが上がってもらい、1人ずつ宝物を紹介したあと、名前と誕生日を教えてもらいます。緊張しながらもしっかりと答えている表情を見て、“さすが、6歳になったお友達はシャキッとしているなあ”と感心しました。

持って来てくれた宝物もバラエティーに富んでいて楽しかったですよ。弟や妹、お父さん・お母さんを紹介してくれた子、小さいときから大事にしていた毛布を持って来てくれた子、年中のときに製作したものや可愛い人形、絵本・・・それぞれ大切にしているものが違い、フロアーに座っている子どもも集中して聞いていました。

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そして園長先生からのプレゼントは・・・

ジャジャーン!!昨日のブログでもお知らせしたとおりエアー式のキャタピラです。みんな上手に遊んでいました。5月以降に誕生日を迎えるお友達も楽しみにしていて下さいね。

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お母さま方もお忙しい中、ご参加していただきましてありがとうございました。健やかに成長されたことを一緒にお祝いできて嬉しかったです。

明日は植物公園に出かけます。天気もよさそうなので、さんぽ図鑑を片手にたくさんの植物を見つけたいと思います。

Spark

 

 

年少児 保育参観

昨日は、年少児初めての保育参観でした。

お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、、、

たくさんのお家の方が来てくださった中、少し緊張気味の子どもたち。

 

初めはいつも通り、出欠をとって大きな声でお返事ができました☆

その後は絵本をしっかり見て、お家の方にかっこいいところを

見てもらえましたね。

 

今回の保育参観は、子どもの日にちなんでこいのぼり製作を行いました。

昨日、運転士さんが一つひとつ丁寧に飾ってくださった

園庭のこいのぼりを見て、「昨日、みんなで大きいこいのぼり見に行ったなあ」等の

声も、製作中聞こえてきました。

 

 

お花紙やシールなどで体の模様をつけて、スズランテープで尻尾をつけて、、

できあがったらみんなでこいのぼりを飛ばして遊びました。

 

大好きなお父さんやお母さんと一緒にこいのぼりを作れて、

とっても満足気な子どもたちでした。

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ベルちゃんのともだち

シャッターにちょうちょを

 

 4月も残すところあと少しになりました。

長く続いた雨もようやくあがり、今日はいい天気になりましたね。

暖かくなると、鳥や虫が広野幼稚園にも遊びに来てくれるんですよ!

さて、幼稚園で見掛けたことがあるかとは思いますが、

シャッターにちょうちょうが備えられています。

何故付けられているかと言いますと、不審者対策時、ちょうちょうを引くことで、

瞬時にシャッターを閉めることが出来ます。

 

訓練の成果でしょうか、木で作られたちょうちょうが半分に割れているものが

いくつかありました。

そこで今回、割れていたり付けられていなかった箇所を見直し、

新しくちょうちょうを付けることになりました。

ちょうちょうは運転手さんの手作りで、色や模様を描いて下さいました。

運転手さん、ありがとうございました。

これで安心して、過ごせますね。

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どなちゃん

明日の誕生会は・・・

明日は今年度初めての年長児の誕生会です♪

最年長になった子ども達には、自分の宝物を紹介してもらいます。

明日は23名の4月生まれの子ども達が何を紹介してくれるのか、先生達も楽しみにしています♪

 

誕生会ではたくさんのプレゼントが用意されています。

その中の1つに年長児ではハムスターの様に空気の輪(キャタピラ)に入り、くるくると回りながら進んでいける楽しいプレゼントがあります。どの子どもも笑顔にしてくれる大人気のプレゼントです!

しかし年々使用していると少しずつ小さな穴が開いてきてしまうので、毎回運転士さんや担任が修理をしていましたが修理も限界に近付いていました。そこで園長先生に相談してみると・・・新しいキャタピラを買っていただくことに!しかも!今までのものより少し大きくなり、グレードアップしました!

担任達でピカピカに拭いて・・・

 

 

 

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これで明日の誕生会も大成功間違い無しですね♪

これから誕生日がくる子ども達も、きっとより楽しみに待ってくれることでしょうね♪

 

園長先生、ありがとうございます!

そして今まで年百人いや、1千人以上の子ども達を楽しませてくれた以前のキャタピラにもありがとうと言いたいです!

以前のキャタピラは明日のみ誕生会に登場し、その後はいちご組や未就園児教室で顔を出すかもしれませんよ♪

 

保護者の方々も心よりお待ちしております!

 

 

Lugh Sketch

上靴に工夫を

新学期が始まり入園・進級された子どもたちも新しい環境に慣れ始め、笑い声が聞こえるようになりました。

4月当初は、安心して過ごせるように色々な環境を整えてスムーズに幼稚園に慣れて頂ける配慮をしています。

以前にブログでも紹介したバスのお並びリングもその1つです。

さて今回は上靴です。話はさかのぼりますが、

年少児のカリキュラム検討会において、ほほえみからフィードバックして

年少児・満3歳児の靴箱改善につながりました。(4月7日ブログ参照)

しかしそれだけでは、上靴を子ども自身でかたづけるのに改善点があるのでは・・・と

いうことになり何か良いアイディアはないかと考えておりました。

調べてみるとアイロンプリントという素材に出会いました。

さっそく試作品を作ってみましたよ。

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これで上靴と靴箱に貼られているマークとマッチングさせることができます。

さっそく年少組・満三歳児クラスで取り入れることとなりました。

本日年少組の参観でお聞きになられ配布されたと思いますが、お母様にもご協力して頂くことになりました。

(満3歳児クラスは、上靴をお持ち帰りされる週末にお渡しさせて頂きますね。)

きっとひと手間かけて頂くことで上靴がなくなったと園内で大騒ぎすることが

少しでも減りより子どもたちが安心して

過ごせるようになると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

ストロベリー