やっとやっと行けました

ききょう新一年生の第2回目は毎年太陽が丘の冒険の森へ出かけることにしています。当初の予定では13日だったのですが雨に降られ断念。木曜日は太陽が丘がお休みですので次の月曜日こそ…とてるてる坊主を作ったものの、また雨…。

「いつになったら行けるのかなぁ」と不安そうな子ども達でしたが、先週からこいのぼりが気持ちよさそうに雄々と泳ぐ青空が晴れ渡り、とうとう今日、みんなの願いが叶いました。

冒険の森のターザンロープやアスレチックはちょっと勇気を出して挑戦するものばかりなので小学生になった子ども達にはぴったりです。

一人では「やめとこ」と避けて通ってしまう所もみんなと一緒だと「やってみよう」と思えるから素敵です。

汗びっしょりになって遊んできました。

少しでも長く遊べるようにと慌て過ぎて私はカメラを忘れてしまいご紹介できなくて申し訳ありません。あっという間に1カ月が過ぎましたが子ども達は小学校にもすっかり慣れ、ききょうにもスムーズに通ってきてくれるようになりました。お母さま方もほっと一息つかれていることでしょう。

温かく応援してくださりありがとうございます。

乗り気コラム

緑ゆたかな・・・

“ドラえもんのポケットがあったら・・・” 保護者の皆さまも子どもの頃に思った方はたくさんおありでしょう。年代がばれてしまいますが、私の幼児期にドラえもんはまだ放映されておらず、本の世界に出てくる魔法の道具が憧れの対象でした。広げたらごちそうが出てくるテーブルかけや勝手に歌を奏でる竪琴、金の卵を産むにわとり・・・外国の話だけでなく、日本の話でも、打ち出の小づちや聞き耳頭巾など、私もそんな魔法の道具が欲しいなあと夢が膨らんだものです。

なぜ、そんなことを書きだしたかというと、昼休みに子ども達と遊んでいて園庭の桜の木を見て思い出された話があるからです。この春、園長先生が運転士の渡辺さんにお願いされていたことの1つに、桜の木に付着していた苔やキノコをきれいにとってくださったことがありました。

理由を伺うと、樹齢70歳の桜の木に新芽が出ていたそうなのですが、それが枯れており、苔やキノコのせいで新芽に十分な栄養がいきわたっていないからでは・・・と心配されたからだそうです。

渡辺さんいわく、タワシぐらいではとりきれず、ヘラでこそげ落とさなくてはならなかったそうです。

園庭の中央に立つ現在の桜の姿は、決して立派な姿とは言えませんが、花の季節が終わり、新緑姿の彼(彼女?)を見ていると、なんとなくうれしそうに見えるのは私だけでしょうか。

「ああ、体中をきれいにしてもらって気持ちいいなあ。サッカースタジアムの桜の奴の方が目を引くようになったが、私のことをちゃんと見てくれていてうれしいわい。」

広野の子ども達も、聞き耳頭巾がなくても、そんな木の声が聞こえる心が育ってくれたらなあと思います。

4月23日は子ども読書の日、そして、もうすぐ始まるゴールデンウィークには、みどりの日もございます。親子揃って、良い本に触れる機会を持たれたり、新緑のなかで散歩に出掛けたりされると、新学年が始まって、新しい環境で高ぶっているお子さまの気持ちもほぐれる、すてきなコミュニケーションの時間になるのではないでしょうか。

 

 

 

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Maikka