3月2016

いつも子どもたちが楽しく遊んでいる園庭の遊具。

今日は、みんなが安全に遊べるように、傷んでいたスプリング遊具をなおしに来てくださいました。

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バネを下から掘り起し、新しいものへと付け替えてくださいました。

これで新学期からもまた楽しく遊ぶことができますね♪

チャイルドさんありがとうございました!

サッカースタジアムには、渡辺さんが修理し、きれいにしてくださったSLの機関車もやってきましたよ!!

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4月みんなが元気に登園してくることを楽しみに待っています♪

 

研修会のシンポリストから当園の取り組みの様子が・・・

25日、終園式が終わるや否や、京都の二条城の北にあるホテルルビノを目指してくるまを進めました。ここでは、公益社団法人日本幼年教育会の春の研修会が行われていたからでした。

世界的心理学者、ジァン・ピアジェ博士の理論・実践を基にした集まりで、今年で54回目を迎えたという伝統ある研修会です。とは言え、自分としては久し振りの出席です。

この日の昼からは、平成28年度の新学期に備え、平成27年度ダリア組であった保育室と、小学生の1・2・3年生をお預かりしているききょう塾の部屋の備品類を総入れ替えをする予定なので、できれば、出席はしたくないのですが、生来の研修会好きに加えて、今回は、どうしても講師の先生のお一人にお礼を伝えたかったので、曲げて、研修会への出席を選択したのでした。

ホテル前で同行のお二人に下車してもらい、火事場的動きで、お土産のお菓子を買いに鶴屋吉信の本店まで直行します。研修会場に到着したのは、開始5分過ぎでしたが、空いている一番前の席に座ります。

第一講座の玉川大学大学院教授の佐藤久美子先生の、NHKのEテレの英語であそぼうの基礎になっている考え方についてのお話をお聞きしました。

第二講座では、“ピアジェの発達心理学を現場で生かす”というテーマで、高橋晃武蔵野大学名誉教授と玉木弁立久里浜幼稚園園長が“保存についての幼児の理解の仕方について”対談形式で話していただきました。内容につきましては、少々専門的になりますので割愛させていただきますが、この対談の終わりには、高橋先生から、“宇治の広野幼稚園では子どもの言葉や行動を数多く集め、相当研究されている”というようなことを話され、参加されている全国の幼稚園教諭たちの前で面はゆい思いをいたしました。

しかしながら、現在広野幼稚園が力を入れている取り組みが評価され、我が意を得たりという思いももたせていただきました。  自称 保育バカ

言葉(専門用語)を知ることが・・・

スマートホンの全盛期です。莫大な数のアプリも満ちあふれ、求める一般的な情報は即座に得られると言ってもよい時代です。

一度は書いたかと思いますが、広野幼稚園ではスマホを携帯することは悪ではありません。自己責任で外部との通信は遮断しているかと思いますので、自分が知らない情報が出てきた場合、即座に操作し、新たな知識を得ることが保育者としての実力を高めていくものであると、私は信じているのです。

一般の世界なら、地図のアプリを活用するとか、おいしいもののお店を探すなどに使われますが、教育の世界では、自分の知らないものを知り、調べるのが仕事の一つですから、何かのキーワード(言葉)を人から教えてもらうか、自らが溢れる情報の中から拾い出さなければなりません。しかしながら、実のところ、何を調べてよいのかが分からないというのが日々の保育界の現状でしょう。

昨日の研修会は幼稚園教諭の免許更新を兼ねていたのですが、当園からは更新など不要と思われる先生方と共に出席しました。絵画に関する研修会でしたが、他の2人の方にとっても有意義だったのではないでしょうか。

と言いますのは、少し専門的になりますが、1930年代に席巻した幼児の絵を心理学的に研究したローウェンフェルドという方の幼児の絵の発達の段階をたどるという講座でした。ところが、この名前を聞いて、出席していた方々の中で何人の方々がイメージを浮かべられたでしょうか。

子どもの絵のレントゲン描法とか、展開画法などは知っていても、積み上げ遠近法とか上下遠近法とかいう描法を知っている方は、恐らく数少ないでしょう。

この事実から、まずは、広野幼稚園の先生方も幼児教育界で使う“言葉を知る”ことが必要でしょう。まずは、ローウェンフェルドと言う名前をスマホに登録することから始めましょう。そうすれば、少し時間ができたときなどに振り返り、考えることもできるでしょう。     自称 保育バカ

エクセルに入力されたリストのレベルアップを!

ある土曜日の朝、担任たちが子どもたちとともに楽しむ手遊びのリストを見ていたときのこと、“はっ”とひらめいたことがありました。このリストは一枚の紙に落とし込んであるので、有益そうに見えるけれども、現在の広野の保育にとっっては今一つ不十分なのではないかと思ったのでした。

そのリストには、手遊びを月別に、
①両手を同時に大きく動かす遊び、
②左右の手を交互に動かす遊び、
③大きく身体を動かす遊び、
④指先の小筋肉を動かす遊び、
⑤二人がペアになってする遊び、
⑥数字に関する手遊び、
⑦英語を発音しながら動く遊びに分けているのですが、どんな遊びが入っているか(逆に言うと、何が入っていないか)を調べるには非常に不都合であるということに気づいたのでした。もっと簡単に言いますと、あいうえお順に並べたり、年齢別(満3歳児、年少児、年中児、年長児)に並べ換えたりすることができないリストだったのでした。これでは、パソコンのエクセルを活用したリストとは言えません。

ここまで考えればしめたもの、さっそくその日の土曜出勤者に電話を掛け、“かくかくしかじか”と説明し、パソコン上の作業をお願いし、ごく近所で行われている研修会に参加したのでした。

講習が終わって帰宅すると、まあ見事に一段階レベルアップしたリストがファックスされてきていました。大満足です。

思いますに、広野幼稚園にはリスト化して安心してしまい、もう一段レベルアップできて、各担任たちがより有効に使える書類があるのではないか、この角度からすべての書類に再度焦点を当ててみる必要があるのではないかと思っています。

 

自称 保育バカ

ききょう 学年終了遠足

園庭の桜が3日前に開花し、春の訪れを告げてくれましたが今朝は肌寒いスタートになりました。

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水曜日に3年生が、木曜日に1年生が、金曜日に2年生がたこ焼きパーティーでそれぞれの学年を締めくくり、そして3学年での終了遠足です。

 

行き先は初めての京都大学総合博物館。

「京大?大きくなったらそこ行きたいねん!」と頼もしい言葉も出ましたが、みんななら実現できるかもしれませんね。何しろ市会議員になられた木本さんもききょうの先輩ですから!

「どんな所だろう」とわくわくしながら入館すると…

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毎週土曜日に開催されている子ども博物館でいくつかのブースがあり、大学院生さんや京大の先生に教えていただきながら論理パズルやエレメントトランプなどなど、初めて出会う遊びを楽しみました。

文化史・自然史・技術史に分かれた標本や展示も数多く、あちこちで歓声があがっていました。

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お世話になりありがとうございました。

そしてその次は、リニューアルをしてV字回復をしたと話題の京都市動物園へ…。

今まで以上に創意・工夫されたいろいろなスポットに大喜びの子どもたち。間近で見れるキリンやトンネルを走るレッサーパンダ…ゾウの生活を感じられる広々としたゾウの森などなど、端から端まで堪能できました。

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3年生は本当に今日でお別れです。水曜日の最後の授業の日、私に内緒でサプライズを企画。人工芝グラウンドに行ってロンダートを見てほしいと途中で部屋の外へ誘ってくれた男の子たち。その間に女の子が教室をすっかり模様替えし、黒板にメッセージを書き、特設ステージを作り、歌をプレゼントしたりお礼の言葉を言ってくれたり子どもたちだけで考え、打ち合わせし、見事に感動させてくれました。ありがとう!本当に嬉しかったです。

ききょうは終了しても、また幼稚園・保育所に遊びに来てください。元気な顔を見せてくれるのを待っています。

お父さま、お母さま、ありがとうございました。これからも皆さんの健やかな成長を心より願っています。

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乗り気コラム

 

動き出せ!SL!!

以前のブログに近日中に、SLがやってくるとのことでしたが…

実は、もう広野幼稚園にSLが来ているのです!

まだ、幼稚園の子どもたちにお披露目はしていないのですがみんなが帰った後に

ひっそりとお披露目に向けて準備をしています。

今日は、運転手さんの渡辺さんと西尾さんが、SLが動くようにとSLの内部を調べてくださりました。

始めは、動き出さなかったSLが…運転手さんの手によって再び息を吹き返したのでした。

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電源を入れると、モーターが回りだし、まるで本物の機関車のように前後に走り出しました。

動き出したSLの姿に大人の私が大喜び!!きっと子ども達はもっと喜んでくれることだと思います。

皆の前でお披露目ができるまであともう少し、お待ちください。

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りんごちゃん

 

チューリップの花が・・・

年中児が11月に球根を植え、毎日水やりをして一生懸命育ててきたチューリップ。

今年は暖かい日が多かったからでしょうか。さつき組が育てていたチューリップが、例年より少いですが、いくつか花を咲かせ始めました。

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ほかのクラスのチューリップも、子どもたちが毎日水やりをし、愛情をたっぷり注いで育ててきたので、すくすく育ってきています。

みんなのチューリップはどうなっているかな?もしかしたら、もう蕾ができているかもしれませんね♪

これからたくさんきれいな花を咲かせてくれるのが楽しみですね♪♪

 

はらぺこ

省エネ対策

広野では、保育だけでなく、環境に対する取り組みにも力を入れており、電気、水道、紙など毎日のように使うものから常に省エネを心がけています。

最近では、テレビでも“電力自由化”という話をよく耳にし環境に関しての話題が多いですが、今回、電気に関する点で見直しをし、日頃からお世話になっている業者の方々と相談しながら古いタイプの蛍光灯からLEDに変えることとなりました。

広野はいち早く省エネタイプの蛍光灯を導入していましたが、時代の流れとともに電気も進化し、新しいものがでています。

2020年からは蛍光灯がなくなるということで、幼稚園でも徐々にLEDに変えていこうと考えています。

 

今日は業者の方に来ていただき、古い蛍光灯を外してもらい、

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中の配線を変え、

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新しいLEDをつけていただきました。

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新しい蛍光灯ということで、少し明るく感じました。

これからも環境に対して常に省エネのことも考えつつ、子どもたちが過ごしやすい環境づくりに力を入れていきたいと思います。

マイク

咲いた 咲いた

卒園式が終わり、各地で桜が開花したというニュースが

聞こえてきましたね。

3月17日のブログで紹介させて頂いていた

イチゴの続報です。

イチゴの花が咲きましたよ!!

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いちご組の子どもたちも大喜びです♪

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次はあま~いイチゴができますようにと

ミツバチさんの代わりに綿棒を使いイチゴの受粉を行いました。

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みんなの願いが届きますように・・・

ストロベリー

クロード・モネ展へ

連休の前の2日は公用がありましたので、最終日のこの日は朝から岡崎の京都市美術館で開催されているクロード・モネ展でも見せていただこうかということで、京都市バスに乗り込んだのでした。

丸太町通りを東へ、加茂川にかかる橋を通り過ぎようとしていたとき、なぜか新芽が芽吹いたばかりの柳の木が目に留まりました。毎年は桜の開花に交じっての記憶が強いので、何か新鮮な感じがしました。広野幼稚園に柳も1本ぐらいあればと無い物ねだりをしていたのでした。

東山二条で降り、京都文教中(高等)学校の校門前を通り、後一週間もすれば、ものすごい人出になるであろう様子を頭に浮かべながら美術館に向かいます。

前売り券をお持ちの方はそのままどうぞ、当日券の方は入場するのに20分待ちということです。平安神宮の大鳥居を見ながら、言葉に言い換えながら時間を過ごします。時刻は10時10分過ぎぐらいだったでしょうか。

美術ファンという訳でもありませんので、どうしても見たいという訳でもありませんが、印象派の代表的な作品の一つである“日の出”が京都では33年振りの展示ということなのでこれだけは時間をかけても見なければということでしょうか。

光を画面上に表現したモネの特徴の一つに、連作があるようです。刻々と太陽の動きで色が変化して行く様(さま)を描こうとすれば、そうなるのでしょう。今回の展示でも、有名な“睡蓮”の他、“日本の橋”とか“柳の木”の連作があったのには驚きました。特に、柳の木は、先程見た早春の感じのものではなく(?)、赤や紫、オレンジや茶色系の作品が多く、到底、モネの絵とは思えない描き方にびっくりしました。

鑑賞後はモネの作品のショップで何かを買い求めようとしたのですが、あまりにも大勢のため、隣で開催していた“ルノアール展”のグッズ(雑誌)を買って子どもたちへのお土産にすることにしました。

家に帰って竜谷大平安の試合を見るべきでしたが、予想外に試合の運びが早く、残念ながら終わっていました。しかし、7-1で快勝したことは何よりでした。
自称 保育バカ