11月2015

作品展のもうひとつの楽しみ

早いものでもう12月がやってきますね。作品展から一週間が経ち、各保育室は活動しやすいように

上部だけを残し、絵を外してあるので“夢のあと”のようですが、子ども達の作品は見てくださった方々に

感動を与えてくれました。

作品展の日には、保護者の皆様はもちろん、たくさんの方が来てくださいます。旧職員や他園の先生、そして卒園児さん達も。

私達にとりまして、卒園児が顔を見せに来てくれることは大きな喜びです。小学校の高学年になっても…中学生になっても…

仲良しだった友だちと約束して会いに来てくれる。その懐かしい笑顔に私達は幸せを感じます。

中でも30年前に卒園したTくんに今年も会えました。

甥っ子・姪っ子のSちゃん達が在園されており、昨年の作品展で再会したのですが優しい彼は

ひいおじいちゃんと共に今年も来てくれたのです。

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私のように年を重ねますと、卒園児さんが成長され、父となり、母となって“広野”に来て下さることほど

嬉しいことはありません。現在も何人かいらっしゃいますが、よく似た可愛いお子さまが幼い時の○○ちゃんの姿と重なります。

Tくんも近い将来“お父さん”になられることでしょう。

テスト前だった中学生の皆さんも、無事テストは終わりましたか?

また、いつでも会いに来てくださいね。楽しみにしています。

乗り気コラム

新設、御所東小学校が建てられているという発掘調査を見学

家を出ようとしてくぐり戸を開けた瞬間、びっくりしました。一台のカメラが

自分をを撮ろうとしていたからでした。何事かとびっくりしましたが、

撮影者が言うことに、門口が古風であることと合わせて、電話の局番が

〇-.〇〇〇と昔ながらの一桁台であることに気づき、

撮らせていただいているということでした。

 

10時に河原町の丸太町の元春日小学校の跡地の遺跡説明会が

行われるということで少し急いでいましたので、そのまま別れたのですが、

後で思ったことは、あまり有名な写真家では少し困ったなぁと思い始めているところです。

 

さて、現在は、京都市内の小学校では御所南小学校の人気が高く、

この校区への転入希望者の多さがかなりの問題となっていました。

京都市政も重い腰を上げ、一度は近隣の五つの小学校が合併して造られた

小学校を再度分割すると言うことになり、そのパートナーに

元春日小学校の跡地が選ばれたようです。

 

建築に先立ち、グラウンドや校舎の跡を掘り返し、昔の京都の姿を

明確にしておこうということで、恒例の遺跡調査が行われ、その現地説明会が

行われるということなので、折からの休日を利用して出掛けたのでした。

 

市バスで東へ五つ目、降りたところは、2か月ほど前にこのブログ欄で書いた、

同志社の創設者、新島襄の旧宅の真東に当たります。

 

遺跡で出現したのは、豊臣秀吉がその当時の京都を水害などから守るため、

洛中洛外を分ける御土居を22余キロメートル築いた際に、お寺を

寺町通に集めましたが、宝永5年の京都を焼き尽くした大火災以後の町の

変遷を、調査、記録として後日に残すためです。

 

今も京都の仁王門当たりに転居して現存するお寺の跡や、

天皇家の文書管理を担当していた高辻家などの豪華な井戸跡、

その後に建てられた民家の人々の暮らしをイメージしながら、

久々に御所を東から西に横切って帰宅の道につきました。

ミュージックボード

今日のお昼に、一木楽器さんが新しいシンセサイザーを持って来て下さいました。

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ミュージックボードとは、音の高さと指の位置がランプの点灯で一目でわかる指導盤のことです。

MIDIという線をシンセサイザーとミュージックボードに繋げば簡単に使えるのです。

 

早速、れんげ組で実際にミュージックボードを使ってみました。

先生が弾いた音が光で反応することに子どもたちは「うわぁ~、すごい!」と大興奮でした。

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その後も「ミュージックボード、ミュージックボード♪」という言葉を子どもたち同士で嬉しそうに言っていました。

 

新しいシンセサイザーを年少のクラス分購入して下さったので、これからお部屋でどんどん使っていけますね♪

作品展が終わりこれからは音楽発表会の時期…メロディオンを指導するにあたって、先生たちも子どもたちにわかりやすく伝えていけるのではないかなと思います。

音楽の世界では、本当に便利な機械です。

私たち保育者も、今回買っていただいたシンセサイザーも昔からあるミュージックボードも一切無駄にはせず、有効に使っていきたいと思います。

 

ベルちゃんのともだち

楽しかった作品展

21・22日の作品展では、好天にも恵まれ多くの方々が来てくださいました。

各保育室では所狭しと、子どもたちの絵や作品が展示されています。

その作品を前にし子どもたちは、おじいちゃん・おばあちゃん・お父さん・お母さんにいろいろな話を

しています。今日の作品展を完成させ、どの顔も大変満足気でした。

保護者の皆さまも、お子さまをたくさん褒めていただけたことと思います。

保護者会が主催してくださった模擬店も大盛況でした。本部役員様・クラスのお手伝いの保護者の方

ありがとうございました。

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また、水曜日には担任の先生や、クラスのお友だちと他のクラスの作品を見て回りました。

年中児は年長の作品を、年少児は年中の作品を見て、来年に意欲を持って楽しみにしていました。

グーちゃんママ

 

 

稜いっぺい氏と本のリサイクルショップで再会、稜いっぺい氏とは?

代休となった火曜日、午後5時も回り、自宅まで100メートル足らずのところまで戻ってきましたが、何となく近くにある古本のリサイクルショップへくるまを向けたのでした。

勘は、見事に当たりでした。大阪の出版社ひかりのくにから出版されていた“しぜんの工作”という本です。この著者は、何と稜いっぺい氏。

稜いっぺい氏とは?と不思議に思われる方も多いと思いますが、ただ今、広野幼稚園が結構熱を上げている“子どもの言葉や行動の収集”の初期の頃、世の人々に問いかけた自費出版の“風の詩”の第3集と第4集の表紙を飾っていただいた方なのです。表紙の絵の著作権の問題で、かなり距離をおくようにはなっていたのですが、思いもよらない再会にびっくりしたという次第です。

元々、この方はこのような方面に長けておられるとは知っていたのですが、“風の詩2  ”を出版したとほぼ同時期(1997年初版)に自ら立派な本を出されていたことに感動しました。

一冊の本を出版ペースに乗せるということは並大抵のことではありませんので、ご自分の出版物で大変お忙しい時期に、飛び入り的な当方の依頼には、さぞご迷惑であったかと改めて恥じ入っている次第です。

本の内容は、幼児向きというよりは小学生の(特に)男の子が興味を持ちそうで、また、夏休みの宿題としては、写真も多く、数多くの示唆を与えてくれそうな力作です。

広野幼稚園としては、少しでも小学校の子どもたちの目に入ることを願い、ききょう塾の部屋に置いておくことにしました。それにしても、広野幼稚園の20年前の先生方が採取した“風の詩257”と“風の詩241”の本の価値が一気に上昇したようでうれしい限りです。

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自称 保育バカ

紅葉や清流を満喫、賀茂の別雷神社で

客人を送って堀川通りを北上しました。今出川通りを過ぎると、今の時期、信じられないほどきれいに黄葉したイチョウの街路樹に感動しながら、何とはなしに、今年の10月、第42回の式年遷宮を行ったばかりの上賀茂神社を目指したのでした。

上賀茂神社と言えば、鳥居をくぐってすぐに広がる左右の広場、その真ん中を通る白砂のアプローチ、外来語で表すことはあまり芳しいとは言えませんが、神々(かみがみ)の通られる道は、清々しいどころか神々(こうごう)しい気持ちに高めてくれる効果を持っているようです。

式年遷宮を終えたばかりの上賀茂神社の檜皮葺きの屋根は末社に至るまでそれぞれが素晴らしかったです。また、参拝後、片岡橋を渡り、“ならの小川”に向かう道から眺め、折からの沈み行く夕日に照らされている紅葉は、幻想的でさえありました。

上賀茂神社と言えば、すぐに私の目に浮かぶのは、“ならの小川”、この清流にはいつも心が洗われる思いです。ところが、周囲の空気が冷えてきたこの日は何かすっきりしないものがあるのです。

それは、なかなか百人一首の“ならの小川”の上の句が出てこないのです。少しいらいらし始めたころ、ようやく、ならの小川に続く、“みそぎそ夏のしるしなりける”の下の句から、“風そよぐ”の上の句を思い出し、ようやく落ち着きを得たのでした。

年とともに、こういうことが多くなるかなと思いながら、門前の“葵屋やきもち”で“やきもち”を2個だけ買って夕闇迫る上賀茂神社を後にしたのでした。

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園長

本日は作品展です

今日は、天候にも恵まれ例年よりも暖かい一日となり、とても過ごしやすい作品展を迎えることができました。

各クラス子どもたちの力作が並び、まるで美術館のようです。保護者のみなさまもこの日を楽しみにされていたことでしょう。子どもたちと楽しいひと時を過ごしていただけることを職員一同願っています。

さて、本日は広野が長年絵画指導でお世話になっている、奥山先生を始め、安食先生、荒井先生をお迎えして絵画指導をしていただきました。画面の構成や色使いなど、他のクラスの作品を見ながら刺激を受け、早くも来年に向けての課題や、目標を見つけることができました。また、子どもたちが画用紙の上でよく遊び、いい表現ができているとお褒めの言葉をいただき、私たちも嬉しい気持ちになりました。

お家でも、お子様の絵のいいところ、頑張ったところをたくさんほめてあげてくださいね。

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保育室の前に置いていました、造形時の子どもの行動やつぶやきを集めた冊子は、ご覧になっていただけたでしょうか。過去の先輩の子どもたちの表現方法や行動を知ることで、私たち保育者も視野を広げて造形活動に取り組むことができます。これからも子どもたちの表現や言葉に刺激を受けて保育に取り組んでいきたいと思います。またお家でもそのような行動や言葉をご覧になったときには、私たちにも教えていただけると嬉しいです。

あくびちゃん

ぱれっとひろば後期も2回目です

雨が続き、今日のお天気は・・・と心配していましたが

朝から少しずつお日さまが園庭を乾かしてくれましたね。

ぱれっとひろばのお友だちが揃うと「わーお」からスタートです。

 

今日は親子のふれあいあそびを紹介したり「だるまさんが・・・」に

合わせて、どてっ、びろーん、にこっ、ぷしゅーなどと身体表現も大いに楽しみました。

おうちでもぜひやってみてね。

 

そのあと「楽器を鳴らして遊ぼう」をテーマにマラカスを作ってみました。

小さなビーズを容器に入れていくのは指先を使います。

集中力も必要です。いろんな音色を感じてほしいので鈴も入れました。

♪シャカシャカチリリン・・・いい音がしますよ。

かわいいシールをペタペタ貼ってお子さまの小さな手にぴったりサイズの

マラカスが完成です。

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みんなで歌いながら鳴らしてみました。

いい笑顔です。

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ゴミ箱に入れるシールの紙やおやつの外袋をちゃんとひとりで持ってきてくれる

お子さまも増えました。これって少しずつ母子分離の練習になっているんですよ。

何でも少しずつ・・・ゆっくりでいいので“できたこと”をしっかりほめてあげてくださいね。

“できないこと”はそっとしておいて、待ちましょう。

 

次回のぱれっとひろばは12月17日です。

クリスマスを前にまたまた楽しい企画を考えています。

皆さん元気に来てくださいね。お待ちしています。

 

追伸 いよいよ21日(土)・22(日)は作品展です。

「子ども美術館」と言える程、素敵な作品がいっぱいですので

皆さま、ぜひお楽しみに。

 

乗り気コラム

おなべ作り!!

昨日の火曜日どんぐりクラブは、みんなの大好きなクッキング「お鍋作り」をしました。

あいにくの雨模様となりましたが、そんなことは気にせず、運転士さんが用意してくださった、

おくどさんに薪をくべて作りました。

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年長児は実際に包丁を使って、大根・ジャガイモ・長ネギを切りました。

「包丁を持つ手と反対の手は、猫の手にして材料を押さえてね」と話すと、

うまく猫の手のように丸めていました。

年中児はオアゲ・白菜・しめじを手で一口大にちぎりました。

みんなで用意した具材を、大きな鍋に入れ「おいしくなあれ・おいしくなあれ」と

愛情を注ぎ込み、グツグツ煮込むと出来上がりです。

 

いつもは野菜が苦手な子どもも、おかわりをしていました。

自分たちで作ったお鍋は、格別だったようです。

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追伸 後で先生たちもおすそ分けをいただきましたが、いろんな形のおあげや、

野菜があり食べながらとても楽しくなりました。

 

ぐーちゃんママ

ぱれっとサロンで楽しく遊ぼう

16日に行った後期ぱれっとサロンの2回目から前半・後半の二部制にさせていただきました。

嬉しいことに前期に増して後期の参加者が多く、より安全に安心して過ごしていただけることを願い

0歳児さんクラスと1歳児さんクラスを作りました。

 

この時期のお子さまの成長は本当に著しく、目を見張ります。

お子さまの「その時」に適した環境作りが私たちの役目だと思っています。

どちらのクラスにも発達に応じたおもちゃを用意しお待ちしています。

急な変更にも関わらず、皆さま快く了解してくださりありがとうございました。

ご協力に感謝しています。 これから寒い時期になり、朝起きづらかったり、

外に出にくくなってきますが お子さまの笑顔のために、がんばりましょう!

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よろしくおねがいします。

 

乗り気コラム