6月2015

年長児、春の遠足へ

梅雨の時期に入り、最近は雨の降る日が続く中、

今日はいいお天気となり、遠足日和でした。

 

朝、大きな観光バスに乗り込み出発です。

「ひらかたパーク行ったときに乗ったバスや」と去年の楽しかった親子遠足のことも思い出し、

今日はどんなんやろうとワクワクしながら目的地まで向かいました。

 

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まず最初に到着したのは梅小路蒸気機関車館です。

本来であれば年長の秋の遠足で10月に行かせていただいていたのですが、

8月30日をもって閉館となるそうです。

そのため今年は時期を早めて来館させていただくことになりました。

 

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大きな機関車を目の前にし、その迫力に圧倒されました。

機関車の1番大きなタイヤは子どもの身体の倍ほど大きさがあります。

「すごいな!」「こんな大きかったらリレー絶対1番になれるな」と

目をキラキラ輝かせていた子どもたちでした。

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その後は、実際に蒸気機関車に乗車しました。

間近で聞こえる大きな汽笛の音に興奮は最高潮です。

「ポポポポ黒い煙を出し~シュシュシュシュ白いゆげ吹いて~♪」

と汽車ポッポの歌をうたいながら進んでいますと、

なんと!!

その横を園長先生が走っています!!!!!

 

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機関車と同じスピードで走る園長先生にみんなビックリです。

粋なサプライズをありがとうございました♪

 

下車後、運転士さんが機関車に石炭を運んでいる姿を見て、

「機関車さんご飯の時間やな。僕もお腹空いた」とのかわいらしい声が聞こえ、

「みんなもお昼にしようかと」機関車の近くで一緒に昼食をいただきました。

 

いつもなら「あ~楽しかったね」と帰路につくのですが、

今日の遠足はこれで終わりではありません。

 

昼食後はもう1度バスに乗り込み、今度は京都テルサへ人形劇を見に行きました。

今回の人形劇は「白雪姫」です。

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かわいいキャラクターたちと楽しい音楽に自然と手拍子が鳴り、

時にはハラハラするような場面に終始釘付けとなっていました。

 

帰りのバスでも興奮冷めやらぬ様子で友達と会話をしたり、おやつをいただきました。

ぜひ、お家でお話を聞いてあげてくださいね。

 

今回の遠足では各クラスから役員として2名のお母様に来ていただきました。

暑い中、たくさんお手伝いしていただきありがとうございました。

 

梅小路蒸気機関車館は来年春に京都鉄道博物館として生まれ変わるそうです。

43年もの歴史があり、毎年年長児が行かせていただいていた機関車館がなくなってしまうのは

淋しいですが、新たに生まれ変わってまた機関車に会えるのが楽しみですね。

 

 

dokin

七夕の絵本

昨日、何気なく広野幼稚園のブログを見ていたところ、“いもとようこ氏(絵本作家)に会いに”という保育バカさんのブログに驚きました。保育バカさんの続編にも書かれているように、私も先日いもとようこさんの絵本に偶然出会っていたのでした。

 

その日は何気なく本屋に立ち寄り、絵本コーナーにて「いい絵本はないかなぁ」と辺りを見渡していました。特に、もうすぐ七夕だなぁと思いながら七夕の絵本でもないかなと思っていた矢先でした。“おすすめの絵本”と書かれた二冊の絵本に目がとまりました。

 

一冊は「もうおねしょしません」 寺村輝夫・作 いもとようこ・絵 あかね書房 です。

 

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七夕のお願いごとに、もうおねしょしません?と不思議に思いました。中を読みたかったのですが、最近の本屋さんは読めないようにフィルムがつけられているのです。どうしようかと悩みながら、もう一冊の本を見てみました。

 

「たなばたウキウキねがいごとの日!」 ますだゆうこ・作 たちもとみちこ・絵 文溪堂です。

 

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こちらの絵本はハロウィン、クリスマスなどイベントシリーズのようで、イラストにも見覚えがあり、かわいらしい絵にいいなぁと思いました。しかし中身を確認することができません。どうしようかと悩んだ結果、自分の勘を信じて思い切って二冊とも購入することにしました。

 

「もうおねしょしません」は子どもながらの悩む気持ち、仲間がいることで持てる安心感やそこから生まれる前向きな気持ちを、七夕に絡めて表現されていました。心配する気持ちや沈んだ心も軽くなるようなそんなお話でした。

 

「たなばたウキウキねがいごとの日!」はたんざくに願い事を書く、川を渡るお手伝いをかささぎがしてくれる、男の子と女の子が出会い…など七夕の由来をお話に含めている内容の絵本でした。

 

まさしく探していた絵本!でしたので、二冊とも七夕を前にぜひ子どもたちに読もうと思ったのでした。

絵本が大好きなので、また素敵な絵本に出会うことができたら、ご紹介したいと思います。

 

あくびちゃん

夏が来た!

6月の末と言えば、恒例、プールのセッティングを行いました。

今日は午前保育だったので、午後から運転士さんと一緒に、南ガレージから

プールのパーツを運び出し、人工芝の東側にセッティングしました。

そして、人工芝に並べられた。一枚一枚のパーツを運転士さんがつなげてくださいます。

プールの周りには、安全のためのネットも張られ、その横には日よけのテントも作ってくださいました。

 

明日、登園した子どもたちが、プールを見つけたときの顔を考えるだけで、わくわくしてきます。

後は、プール開きの日を待つだけです。

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グーちゃんママ

 

夏越の祓い体験

本日は年少組・満三歳児の保育参観と個人面談に来て頂きありがとうございました。

今日のいちご組の保育参観では夏越の祓い(なごしのはらい)体験をしましたよ。

京都では、1年のちょうど折り返しにあたる6月30日に

半年の罪やけがれを祓い、残りの半年の無病息災を祈願する神事です。

夏越の祓いの方法には、人形にけがれを移して水に流す方法と

茅の輪くぐりという方法があります。

今回はこの茅の輪くぐりをすることにしましたよ。

ここでもう一つ茅の輪の言い伝えのお話をしますと

スサノオノミコトが旅行中一夜の宿を借りようとしました。

貧しい生活の蘇民将来がミコトをお泊めして精一杯もてなしました。

数年後、ミコトが蘇民将来の家に再び訪れ

「悪い病気がはやれば茅藁で輪を作り、腰につけて

いれば災害をまぬがれるだろう」と教えられました。

そしてその教えを守った蘇民将来の一族だけが災害をまぬがれることができました。

そして夏越の祓いに用いられる物も作ることに・・・

いちご組の子ども達にとって初めてのクッキング♪

甘納豆を牛乳パックに一粒ずつ入れます。

そーっとそーっとこぼさないように入れてました。

小麦粉・砂糖・水をしっかり入れて混ぜます。

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そして忘れず「美味しく美味しく美味しくなーれ!」と愛情を

たっぷり入れてますよ。

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そして再び牛乳パックの中に後はレンジで温め

冷蔵庫で冷やし固めます。

その間に茅の輪ならぬ運転手さんが去年作って下さった竹ノ輪を

くぐりました。

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茅の輪で楽しんだ後は、冷蔵庫で冷やし固めていた物を頂くことに

ジャーン!!

水無月です。

水無月の上部にある小豆は悪魔払いに意味があり三角の形は氷を

表しているといわれています。

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これで元気いっぱいに過ごせますね。

お家でも今日のお話をいっぱいしてもらえたら嬉しいです。

明日も幼稚園でお待ちしていますね。

ストロベリー

 

いもとようこ氏に会いに(2)

数日前に書いたブログの続編です。もちろんいもとようこ氏に会いにとは

ご本人に会いに行ったのではなく、その絵本に会いに行ったのです。

ところが、その目的はまったく“はずれ”という結果に終わったのでした。

 

不思議なことに、この数日の間に、いもとようこ氏に会いに行ったのは、

私だけでなかったのでした。現役のS先生も別の書店で会われていたのでした。

世の中には信じられぬこともあるものです。

 

その数日後、先生からいもと氏の一作を含む七夕に関する絵本を見せていただきました。

私が買おうと出かける前に、ご自分で購入されていたのでした。その熱意に感動もしたのでした。

 

その絵本の内容については、彼女がこのブログ上に書くかと思いますので、

あまり詳しいことは書けませんが、七夕に関する絵本でありながら、一冊は、

短冊(たんざく)に“友達がほしい”と書いた男の子の願いが風に乗って隣村の

一人の女の子に届き、その女の子が会いに出向き、男の子の願いどおり、友達が

できたという筋書きです。

 

先日も書きましたように、一日だけ読み聞かせる絵本、一人だけ意志の通じる

絵本を探していますので、この希望にも合致しました。

 

もう一冊は、七夕に関する絵本でありながら、“もうおねしょしません”という題の絵本です。

あまり、人前で話したくない、話しにくい話題を、七夕というオブラートに包み

人前に提示したという作者の手法に感心しました。

 

この2冊の絵本は、これから、広野幼稚園に在籍してくれるであろう

数人の子どもたちにとって大きな福音となるでしょう。

 

自称 保育バカ

一枚のいろがみで

年中組に進級して早3か月が経とうとしています。3か月の短い間ですが、子どもたちは確実に成長し、“たくさんのできるようになった”を自信にしています。 そして先日、いろがみを使って切り紙に取り組みました。いろがみを小さく折って、はさみで切っていくのですが、切り方によってさまざまな模様ができるのです。大人が作ると、同じような模様しかできないのですが、子どもたちは発想が豊かですので、個性豊かな作品ができあがりました。 糊を使って画用紙に貼っていきましたが、糊も指でよく伸ばし、丁寧に作っていました。

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できあがった作品を掲示しておくと、「○○ちゃんの模様どうやって作ったん?」「私のあれやで!」と楽しそうに話していました。

 

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またさまざまな活動に取り組んでいきたいです。

あくびちゃん

休み時間の様子♪

連日雨が続いていましたので、休み時間も屋内で過ごすことが多くなっていました。

今日は久しぶりに晴れていたので、休み時間になると「園庭に遊びに行ってくる!」と駆け出して行く姿がたくさん見られました。

園庭ではかけっこをしたり、

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太鼓橋を上手に渡ったり、

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「出発進行ー!!」と、電車に乗って運転士さんになりきったり…

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なかには、体操するときのニュースキャスターの先生の真似をしているお友達も…♪

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「先生見ててな」と、はとぽっぽ体操を見せてくれました。

 

休み時間が終わると、「まだまだ遊びたかったなぁ」との声も。明日も一緒に遊びましょうね。

たくさん遊んだので今日はゆっくり休んで、また明日も元気に来てくださいね。

 

 

豊臣秀吉の隠居所であった、桃山の指月城の跡へ

父の日参観が行われた6月20日の午後、宇治市と京都市との境にある、

桃山は観月橋団地の真ん中に現れた、(豊臣秀吉が隠居所として造ったという)

指月城の遺跡説明会に行ってきました。

 

行って来たと言っても、帰り道に時間を合わせただけのことなのですが、

これが、国道24号線からわずか100メートルほど入ったところにあったとは・・・。

この発見までは、この城の存在は否定的な意見が大勢を占めていたのです。

そのため、余計、考古学ファンの関心を呼んだようでした。

 

現地説明会は午後1時30分からですが、私が車を入れようとしている

御香宮神社の駐車場が満車になると困るので、1時ジャストには到着しました。

 

ここからは歩いて現地へ向かいます。今日に限っては、看板を掲げた案内人も

出ておられます。おられなくても、現地へ向かうそれらしき人々の流れに付いていけば

勝手に到着できたでしょう。

 

到着したのは、1時20分にも達していなかったと思いますが、予想に反して

長蛇の列、物凄いという形容詞が当てはまるほどです。この5・6年、豊臣秀吉に

関する遺跡の発掘の成果が顕著(京都は上京区の聚楽第の石垣や、地元は宇治橋東詰の太閤堤の発見)

ですが、それらの時の説明会とは比較できないほどのファンの数です。

結局のところ、現場に入るのに小一時間待たされました。

 

出てきたのは、石垣の基礎である巨石やその石組み、豊臣家の五七の桐の紋だけでなく

太閤好みの黄金の跡がはっきり残る屋根瓦など。これらの様子は、各新聞を賑わせましたので、

詳細はそちらの方へ・・・。

 

贅を尽くしたであろうこの指月城、慶長の大地震で崩壊し、お側付きの美女たちが

多数圧死したばかりでなく、時の権力者、豊臣秀吉も命からがら逃げだしたと

言われています。住時の様子をイメージし、地震の恐ろしさを再認識しつつ、帰途についたのでした。

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現地説明会資料より掲載

 

園長

 

いもとようこ氏(絵本作家)に会いに

前週のある新聞の一面下段に、いもとようこ氏が新しい絵本を出したという

広告が出ていました。本の題は、七夕に関するものなので、ぜひ早いうちに

この本に出会いたいという欲望に駆られたのでした。

 

その理由の一つは、この2・3年のいもと氏は、油が乗り切っている感があり

出版されるたびに“なるほど、なるほど”と同感させられ、

感動させられることが数多いからでした。

 

もう一つは、七夕の彦星と織り姫の大空ファンタジーが、なかなか3・4歳の

子どもたちに、フィットするものがないからでした。いもと氏が描かれた絵本なら

早々に一見の価値ありと思ったからでした。

 

目的の書店に着くや、店頭に平積みされているはずと見回しましたが、

すぐには見つかりません。楽しみは後にと考え直し、他の新刊書に目を移します。

 

まずは、この書店の“うり”のお母さんの子育てのご苦労や喜びを、子どもたちや

私たち保育者にも共感させるような絵本のコーナーに向かいます。今回は

「おおきくなりたいの」マーガリータ・エングル文、ディヴィッド・ウォーカー絵

「あなたのママはね」ケリー・ベネット文、ディヴィッド・ウォーカー絵

「このては あなたのために」ダイアン・アダムズ文、ペイジ・カイザー絵

三冊を選びました。

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その他、一人の子どものために役立つとか、一年にその日にだけ読み聞かせると

非常に効果があるのではという絵本を選びました。それは、

「うそ」       中川ひろたか作、ミロコマチコ絵   金の星社

「いのちをいただく」 内田美智子作、魚戸おさむとゆかいななかまたち   講談社

でした。

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肝心のいもとようこ氏の七夕の絵本は、今までに出版されている七夕のストーリーと

なんら変わるところがありませんでしたので、パス。

そのかわりにではありませんが、東北大震災の実話の一部をファンタジー化した

“かぜのでんわ”という絵本を買い求め、心に充実感を抱きながら、書店を後にしたのでした。

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自称 保育バカ

 

子育て応援フェスティバルは今週末開催です。

楽しみにお待ちいただいている子育て応援フェスティバルがいよいよ近づいてまいりました。

6月27日土曜日 9:30~12:30

この時間帯であればいつ来ていただいても大丈夫です。

小さなお子さまがいらっしゃるご家庭ばかりですから支度が整い次第

お越しいただけるようにしています。

そして、お子さまのようすに合わせて参加され楽しんでくださればいいなと願っています。

今、皆さんの笑顔を思い浮かべながらフェスティバルに向けて

着々と準備を進めています。

どのお子さまも気に入ってくださること間違いありません。

どうか私たちと一緒に楽しい半日を過ごしてくださいね。

お車でお越しいただいても大丈夫ですよ。駐車場をご案内します。

いいお天気になりますように・・・

 

乗り気コラム