いもとようこ氏(絵本作家)に会いに

前週のある新聞の一面下段に、いもとようこ氏が新しい絵本を出したという

広告が出ていました。本の題は、七夕に関するものなので、ぜひ早いうちに

この本に出会いたいという欲望に駆られたのでした。

 

その理由の一つは、この2・3年のいもと氏は、油が乗り切っている感があり

出版されるたびに“なるほど、なるほど”と同感させられ、

感動させられることが数多いからでした。

 

もう一つは、七夕の彦星と織り姫の大空ファンタジーが、なかなか3・4歳の

子どもたちに、フィットするものがないからでした。いもと氏が描かれた絵本なら

早々に一見の価値ありと思ったからでした。

 

目的の書店に着くや、店頭に平積みされているはずと見回しましたが、

すぐには見つかりません。楽しみは後にと考え直し、他の新刊書に目を移します。

 

まずは、この書店の“うり”のお母さんの子育てのご苦労や喜びを、子どもたちや

私たち保育者にも共感させるような絵本のコーナーに向かいます。今回は

「おおきくなりたいの」マーガリータ・エングル文、ディヴィッド・ウォーカー絵

「あなたのママはね」ケリー・ベネット文、ディヴィッド・ウォーカー絵

「このては あなたのために」ダイアン・アダムズ文、ペイジ・カイザー絵

三冊を選びました。

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その他、一人の子どものために役立つとか、一年にその日にだけ読み聞かせると

非常に効果があるのではという絵本を選びました。それは、

「うそ」       中川ひろたか作、ミロコマチコ絵   金の星社

「いのちをいただく」 内田美智子作、魚戸おさむとゆかいななかまたち   講談社

でした。

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肝心のいもとようこ氏の七夕の絵本は、今までに出版されている七夕のストーリーと

なんら変わるところがありませんでしたので、パス。

そのかわりにではありませんが、東北大震災の実話の一部をファンタジー化した

“かぜのでんわ”という絵本を買い求め、心に充実感を抱きながら、書店を後にしたのでした。

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自称 保育バカ