一匹のアリが180キロの壁を倒す?

テレビでプロ野球の交流戦、読売ジャイアンツと東北楽天イーグルスの試合が延長10回裏、楽天の5番打者、中川選手の劇的なサヨナラホームランで4対3で終了した後、いくつかのチャンネルを回していますと、今、自分が問題として背負っているテーマに近い実験がNHKのEテレで行われていました。それは、4時30分から始まっていた大科学実験というテーマの番組で、“壁はいかなる時に倒れるのか?”という実験でした。

番組の後半から見始めましたので確かなことは言えませんが、その実験は、子どもが遊ぶ積み木よりも小さな板状の壁を一枚立て、壁(|)を右に行くに従って、徐々に少しずつ、高く・厚く、決められたある数式(公式)に従って並べていくと、信じられないことに、アリが一番目の小さな積み木を倒すと、(この板をアリが押すと)→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|\)と壁はドミノ倒し的に、倒れていくという実験でした。

ちなみに、一番右端に立てられていた巨大な壁は180キロという重量のものでした。これが、見事に成功したのでした。緻密な計算の元に行われたものではありますが、このようなことが起こるのかと改めて感じ入った次第です。

広野幼稚園でも講堂の西側にキャスターを付けた衝立を7・8枚重ねて置いていますので、このようなことにならないよう力学的な観点(?)から見直さなければならないかとびっくりしています。

自称 保育バカ