4月2015

大久保小学校の入学式で

 

昨日の9時30分、大久保小学校で平成27年度の入学式が挙行されました。

まずまずのお天気だったのはなによりでした。

79名が進学した当園の卒園児たちの前途を祝福しているかのようでありました。

誠におめでとうございます。

 

 これに先立つこと10日余り前、去る3月半ばに行われた卒業式には、卒業生の名簿が配られませんでした。

個人情報保護法に則ってのことらしいので、残念なことながら、やむを得ないと納得したのでした。

 

 そのようなことから、せっかくの入学式だから、広野幼稚園・保育所の園児名簿から卒園児の名前を抜き出し、プリントアウトしたものを持参したのでした。

この仕事は自分が先生に頼んだものではなく、これを持参した方が、より鮮明に子どもをイメージできることがあるのではないかという配慮からでした。

言われなくても実行する、大変ありがたいことと感謝した次第です。

 

 感謝だけしておけばよいのですが、常に改善・改善をモットーにしている人間、

また、職員室の黒板にも“来年のことをしないと鬼に笑われる”と板書しているほどですので、

すぐに、来年度は、次のような改良点を行ったうえで提出していただけると、よりありがたいと話したのでした。

 

 それは、できれば、名簿はあいうえお順に並べておいてもらえれば、

また、男女別に分けておいてもらえればという要求でした。こうしてもらえれば、

今後の卒業式にも当園を卒園した子どもたちのイメージを浮かべながら、より楽しく参列できるだろうと思っているところです。

 

 最後になりましたが、今年度より大久保小学校に赴任された校長先生は、当園に長年勤務していただいております、

ある先生のお兄さまでありますことをご報告させていただきますとともに、お兄さまのご栄転を心よりお喜び申し上げます。

 

 園長

 

避難訓練

今日から新学期が始まりましたね。

新しい名札をつけ登園してきた姿からは、一まわり大きく、頼もしく見えました。

今日は子どもたちの降園後、先生達の避難訓練を行いました。

新年度になりクラスも変わりましたので、不審者・地震・火事が起こった時ごとに避難経路の確認をしました。

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その後、消火器の使い方を学び、実際に一年目の先生が消火訓練をしました。

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これで広野幼稚園の先生全員が消火器を使うことができます。

いざというとき、子どもたちを安全に守れるよう備えたいと思います。

ここで一つ「避難訓練」というワードで検索にかかった22編の中から、こどもの言葉を紹介させていただきます。

 

* 避難訓練を行ったときのこと。 園庭で遊んでいたKくん、Aちゃん、Yくんが保育室に向かって戻ってきました。保育者 「どうして戻ってきたの?」

Aちゃん 「上靴を履かないと…」

彼女は上靴に履き直し、また走り出しました。朝から何度も 「(保育室にいるときは)ベルが鳴ったら上靴のままで走っていくのよ」と言っていましたので、保育者の言葉に忠実な彼らは、このように行動したのでした。

 

 

 

園庭整備

6日~7日にかけては、かなりの量の雨が降り、花散らしの雨となってしまいました。

園庭にもポツン・ポツンと水たまりが出来ています。

そこで園長先生が教えて下さったことは、「園庭の状態を管理するのにはこんな雨上がりの後が最適だ!」ということです。

低い所には、水たまりが出来ます。そこに砂を入れれば良いというのです。

なるほど晴れている園庭を見てもどこが低いかどこに砂を入れたら良いのか、考えてもわかりません。

砂は、先日砂場に入れて下さったときに、園庭の角に少々残しておいてくださいました。

園長先生に一輪車で、砂を運んでいただき、あとは先生たちがトンボで平にならすと、園庭もきれいになりました。

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安全な園庭が子どもたちを迎えてくれました。

追伸 7日の夜も雨が降ったので、砂の具合が確認できました。 、

子どもたちが降園後 、早速一輪車で砂を運んで下さったのは園長先生です。

まだ足りない所へと入れて下さりました。.

大開小学校入学式

 

7日は、宇治市の小学校で入学式が行われました。

園長先生は大久保小学校へ、川上は大開小学校へ行かせていただきました。

3月20日に、卒園した子どもたち。まだ、2週間程しか経っていないのに「どうしているのかな。」

「みんな笑顔で小学校に行けるのかな」などと心配しながら、いざ、大開小学校へ行ってみると、

体育館の中には見覚えのあるお父様・お母様の顔もちらほら伺えます。

いよいよ1年生の入場です。“さんぽ”の曲に合わせて子どもたちが入って来ます。

「あっ○○ちゃん。△△くん。」みんな立派に手を振って歩いて入場してくる様子を見て、

思わず笑みがこぼれると共に胸をホッとなで降ろしました。

 

3~4年、幼稚園でお預かりし、無事に巣立ってくれた子どもたち。

新しい生活の場に入るのをも見届けられ本当に幸せです。

園に戻るともちろん昨年の年長の先生から「みんなどうでしたか?」の質問。

「みんな立派に入学式迎えていたよ。」の返事に安心した様子でした。

小学校でも頑張れ!先生たちは応援しているよ。

 

リニューアル

入園当初は子ども達にとって大きな期待とともにいろいろな戸惑いがあると思います。

この戸惑いを小さくするために広野幼稚園では「入園当初の経過措置」として

一時的に普段と違う環境をつくりだしています。

その1つにバスに乗る前には、お並びロープや北門の手すりにつけられた

カラーリングを持ってバスを待つようにしています。

昨年までは、赤・ピンク・黄・緑・水色の順で繰り返しでつけていたのですが、

赤の子どもは〝赤〟を探すことに一生懸命で〝どの赤〟なのか混乱するのでは・・・

もちろんリングにバスバッチと同じ番号をつけられていますが、

もっと安心できるようにならないかということになり

じゃあ!同じ色でまとまってつけたら自分の色を目指して行けばいいのでわかりやすいのではという話になりました。

これで1つ戸惑うことが少なくなればと願っています。

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明日から幼稚園が始まります。

笑顔で登園されるのを先生達は待っていますね。

 

ストロベリー

カリキュラム検討会

カリキュラム検討会を毎月各学年で行いよりよい保育を行えるようにしています。

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新学期を前にして先輩の先生、そして現職の先生も収集しています。

言葉「ほほえみ」からフィードバックして保育に活かそうと

今回は「新学期」「バス」「上靴」というキーワードで

検索してイメージを浮かべながら読み話し合いました。

その中で課題となった上靴。 今までは下駄箱に個人のマークを貼り子どもにわかりやすくしていたつもりでしたが、

他のクラスにも同じマークを使用していたため、混乱してしまうことに・・・

そこでクラスごとに(マーク)バック色を変えることにいたしました。

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これでよりわかりやすい使用ができると思います。

毎日笑顔で過ごせられるよう今年も日々向上できるようにしたいきたいと思います。

ストロベリー

バトンタッチ

年度末にこのブログでもお知らせしていましたが、サッカー教室のコーチがこの春から新しいコーチに代わられることとなりました。今日は、お世話になった野村コーチが新しいコーチと一緒に、引き継ぎを兼ねたご挨拶に来られました。

新しいコーチ、対馬広一コーチです。ジャジャーン♪

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子どもの頃からサッカーを続け、姫路のクラブでも活躍された後、ジャクパに来られたそうです。長期休暇のキャンプやスキー、他チームとの大会の時にも来られていたので、子ども達とは顔なじみになっているのではないでしょうか。背が高くて爽やかな笑顔のコーチなので、新年度からのレッスンもお楽しみに!

 

野村コーチは、この度、京都・滋賀の支部長になられ、今後は現場も担当しつつ若手の育成に回られるとのこと。保育所棟や年長棟の工事があった期間は、練習場所の確保に骨を折っていただいたこともありました。子ども達の心に「サッカーって楽しい!!」という感情を育てることが一番大切にしてきたこととおっしゃっていたコーチ。それはきっと、対馬コーチにも引き継がれていくことと思います。

お会いする機会はなくなりましても、これからのご活躍を広野からお祈り申し上げています。

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6年間、本当にありがとうございました。

Maikka

歴女と桜に興味のある方へ

今でこそ、カープ女子(広島カープファン)など有名ですが、ほんの少し前には、山ガールとか、歴女とかいう言葉が、少し変わった趣味をもつ女性という意味で有名だったのではないでしょうか。

朝の出勤時、例年の春どおり、今朝も20分ほど早起きをして、○○第跡の自宅を後にして、丸太町通りを東へ、目的地は岡崎公園の疎水沿いの桜並木です。川端通で右折、一つ目の信号である冷泉通沿いにくるまを走らせます。一昨日もくるまで通り過ぎたのですが、我が世の春とばかり咲き誇っています。京阪電車の駅なら丸太町です。くるまで鑑賞できるコースとしてもお薦めです。建築中の京都会館を横目に、疎水沿いに京都文教中学高校で突き当たり、左手の桜並木を満喫しながら、動物園の手前の神宮通りを左折しますと、平安神宮の大鳥居です。

鳥居をくぐりますと、平安神宮が正面にみえます。なぜか、正面手前の道路が封鎖されています。平安神宮と京都会館の間に、小さな公園があるのですが、ここの枝垂れ桜が意外ときれいで、かなり以上の満足感を得ました。

川端通りに戻り、鴨川を右手に南下しますと、四条通りの手前には“生雲のお国”の銅像が立っています。歌舞伎の発祥地と言われる四条河原にちなんで建てられているでしょう。この間、川端通りの右岸の桜並木も、満開の華やぎです。

続いて、五條通りに差しかかりますと、若牛丸と弁慶の銅像(?)が目に止まります。

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うまい具合に信号に引っ掛かります。ふだんなら多少は腹立たしく思うところでしょうが、今日は、気分もさわやかです。“京の五條の橋の上、大の男弁慶が・・・”とイメージします。幼児教育に携わっている人間の特権でしょうか。

どうしても、書き留めておきたいことが八条通り辺りで、顔をのぞかせる疎水の急流です。ここを通る際、必ず頭をよぎるのは、鴨長明作の方丈記の一節です。“行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・”です。世の中の移り変わりの厳しさを言い表しているものと解釈しています。

このように、短い時間に時代を通り超えた歴史のイメージに浸りながら、“今日も元気でがんばるぞ”と、くるまを進めたのでした。

ききょうスプリングスクール  続編

「実験・科学の日」のその後を報告いたします。 お弁当を食べた後、教室へ戻ると、「実験の続きやろう!」との声がたくさん挙がりました。子ども達が乗ってくれているのにそれを生かさないわけには いきません。そこで・・・水槽に水を入れて置いておきました。ただの水です。それだけでもあれやこれやと想像をふくらます彼らを見ていて、私の方もどんどんわくわくしてきました。まず、ガラスのコップに丸めた紙を入れて「3・2・1・・・」で水槽に沈めます。 s-RIMG0059

中の紙は濡れません。私が手品のように「種もしかけもありません」などと繰り返しますが、子ども達は「コップの中に空気が入ってるしやん!」とちゃんと返してきます。 「コップを反対向きに入れてみて」との声に「どうなると思う?」と投げかけると「水が入って紙も濡れるに決まってるやん」と言うのでやってみると・・・

たまたま(?)水面がちょうどコップの淵とぴったりで沈めてもコップの中に水が入らなかったのです。予想が外れたことで、ますます盛り上がっていきます。「水をふやしてみて」「先生、次は指、離してみて」さまざまな声が飛び交います。一つ一つ仮説をたて試していく中で見える子ども達の発想力や思考力が嬉しくて嬉しくて・・・1年生も、どんどん意見が言えることにも驚きました。 最後にはガラスのコップは水につかり中の紙も濡れてしまいましたが・・・

「先生!次は紙コップに水を入れてそこに落としてみて!」と新たな提案から第二章が・・・ 子ども達の声に従いあれやこれやと試しているうちに・・・紙コップを水中のガラスのコップに落とした瞬間この2つが大きく一回転!もちろん、大歓声です。と言うわけで子ども達にひっぱってもらいながら、広がっていった「実験・科学の日」でしたが「おもしろかったし、またやろうなー」の声に支えられこれからも展開していきます。みんな、よろしくね。

3日は・・・「伝承あそびの日」で楽しみそして今日は3年生と一緒に京都御所の一般公開に行こうと思っているのですが・・・お天気が心配です。

春の消防設備点検

ひろの幼稚園の防火設備点検は、4月と10月に宇治消火器店様が

行って下さいます。

各保育室には天井に熱感知器が取り付けられています。

もし、火事が起きて温度が上がったら、正常に作動するか、

また、その連絡が職員室の火災報知機に確実に届いているか、そして、

全園舎への火災を知らせる放送へと、繋がっているかなど一台一台調べて下さいます。

今回も防火設備に、不備はありませんでした。

火災報知機のお世話にならないことが、一番大切なのですが

「備えあれば憂いなし」大切なお子さまを、お預かりする上で

安全には常に心を配りたいと思います。

放送器具

ぐーちゃんママ