ききょうスプリングスクール  続編

「実験・科学の日」のその後を報告いたします。 お弁当を食べた後、教室へ戻ると、「実験の続きやろう!」との声がたくさん挙がりました。子ども達が乗ってくれているのにそれを生かさないわけには いきません。そこで・・・水槽に水を入れて置いておきました。ただの水です。それだけでもあれやこれやと想像をふくらます彼らを見ていて、私の方もどんどんわくわくしてきました。まず、ガラスのコップに丸めた紙を入れて「3・2・1・・・」で水槽に沈めます。 s-RIMG0059

中の紙は濡れません。私が手品のように「種もしかけもありません」などと繰り返しますが、子ども達は「コップの中に空気が入ってるしやん!」とちゃんと返してきます。 「コップを反対向きに入れてみて」との声に「どうなると思う?」と投げかけると「水が入って紙も濡れるに決まってるやん」と言うのでやってみると・・・

たまたま(?)水面がちょうどコップの淵とぴったりで沈めてもコップの中に水が入らなかったのです。予想が外れたことで、ますます盛り上がっていきます。「水をふやしてみて」「先生、次は指、離してみて」さまざまな声が飛び交います。一つ一つ仮説をたて試していく中で見える子ども達の発想力や思考力が嬉しくて嬉しくて・・・1年生も、どんどん意見が言えることにも驚きました。 最後にはガラスのコップは水につかり中の紙も濡れてしまいましたが・・・

「先生!次は紙コップに水を入れてそこに落としてみて!」と新たな提案から第二章が・・・ 子ども達の声に従いあれやこれやと試しているうちに・・・紙コップを水中のガラスのコップに落とした瞬間この2つが大きく一回転!もちろん、大歓声です。と言うわけで子ども達にひっぱってもらいながら、広がっていった「実験・科学の日」でしたが「おもしろかったし、またやろうなー」の声に支えられこれからも展開していきます。みんな、よろしくね。

3日は・・・「伝承あそびの日」で楽しみそして今日は3年生と一緒に京都御所の一般公開に行こうと思っているのですが・・・お天気が心配です。