総合避難訓練
朝は小雨が降っていましたが、ありがたいことに子ども達が
揃う頃には空も明るくなってきました。
広野幼稚園では年に2回、消防署への通報も含んだ
総合避難訓練を行なっていますが、この6月には西消防署の消防士さんお二人に
お越しいただき、給食室からの出火という
設定で避難訓練を実施しました。
子ども達はハンカチや、おザブトンや、赤白帽子など、それぞれ
身近にあるものを使って鼻や口を守って、園庭やサッカースタジアムに
避難してきました。
ハンカチがポケットに入っていなかったために
取りに戻ろうとした子どもがいたというエピソードを生かし
守れるものはハンカチだけではないことを伝えています。
火の怖さを知ることも大切ですので
園庭にドラム缶を置き割り木を燃やし、炎が上がっている場面設定もしています。
消火器(今回は水)、防火バケツの水、40ミリのホースからの放水、
火を消すためにもいろいろな方法があることを紹介しました。
子ども達の”柔軟な思考”につながればと願っています。
今週から16名の実習生が来られているのですが、総合避難訓練に
遭遇するのも中々ないかも・・・と
消火器の体験をしていただきました。
子ども達も落ち着いて泣くこともなく避難することができ
消防士さんから誉めていただきました。
繰り返し経験することで、「命を守る」という意識が
高まってくれるといいですね。たったひとつの大切な命ですからね。
お世話になりました。中消防署の消防士さん、ありがとうございました。
乗り気コラム
2017年6月9日 5:13 PM | カテゴリー:幼稚園からのご連絡 | 投稿者名:フリー