びわ採りをしました

6月に入りいい天気の日が続いています。サッカースタジアムにあるびわの木にもたくさんの実が実り、色づきはじめました。部屋からびわの木がよく見えるので、「いつになったら採るん?」と毎日楽しみにしてきました。年長児の子どもたちは、5月の月の歌で“びわ”の歌を習います。“早く大きくなあれ”と願いを込めて、びわの木の前で歌を歌うかわいらしい姿も見られました。

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今日はいよいよ楽しみにしていたびわ採りです。「早く食べたいなぁ」とウキウキした気持ちが、子どもたちの表情にも表れていました。脚立や朝礼台を使って届くところを採っているのですが、もっと高いところのびわもたくさん採れるようにと、園長先生や職員室の先生が人工芝のジャングルジムを大移動してくださいました。いつも遊んでいるジャングルジムですので、子どもたちは何のためらいもなくスイスイと登っていきます。

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どのびわが美味しそうかなと吟味していると、「おーい、ぼくにもびわを採ってくれー」と声が聞こえてきます。子どもたちと一緒に声がする方を見てみますと、カニに扮した園長先生と、N先生がやってきました。

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まさに“さるかに合戦”のような構図です。「びわが欲しいなー」と言うカニさんの言葉に、しばし子どもたちを見守っていますと、急いでジャングルジムを降り、「どうぞ」と言って採りたてのびわの実を手渡していました。

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その後も何人もの子どもが手渡しており、“さるかに合戦”のように、実を投げつけるような子どもは一人もいませんでした。優しい子どもたちの様子に心も温かくなったのでした。

採りたてのびわは、人工芝で美味しくいただきました。なかには「種持って帰ろう~!」と言う子どもたちも。たくさんの笑顔が溢れていました。

 

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あくびちゃん