7月2017

免許の切り替えで、矢羽根マークを!

高齢者の自動車じこが増えていることが社会問題になっています。自分も高齢者の一人ですので、人事ではありません。

 

この夏休み、ある自動車教習所へ出向きました。言わずと知れた“免許の更新”です。そこで、思わぬ拾い物をしました。

 

なるほどと感心したのは、京都市が進めていると記されたパンフレットの矢羽根マーク(∧)。くるまを運転する方々に、行き先を指示するために、直接道路に(白いペイント)で描く記号です。これを見て連想したのが、例年、広野幼稚園で入園当初、廊下の床に貼る矢印(⇧)です。

 

もちろん、京都市が車道のすべての矢印マーク(⇧)を矢羽根マーク(∧)に変えるには時間がかかるでしょうが、広野幼稚園の場合は簡単です。次の日、さっそく、次年度の春に備えて、すべてを更新する手筈を整えました。結論としては、矢印マーク(⇧)はすべて償却です。

 

なぜかと言えば、床に接着した矢印マークは、何カ所にも糊(接着剤)をつけなければなりません。それに比べ、矢羽根マークなら、糊をつけるところが少なくて済むばかりでなく、その分、はがれる確率が少なくなるからです。子どもたちのために、4月中は付けておきたいマークですので、張り替える手間が少なくなるのはありがたいことです。

 

加えて、作る手間が格段に少なくて済むということです。色画用紙に2本の線を引き、この太い線の間に(∧)の印を何本か引くと、数多くのマークが簡単にできるからです。

 

 

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自称 保育バカ

公開保育の打ち合わせに

19日、日本幼年教育会という団体が発行している季刊誌(ピアジェール)の取材についての打ち合わせ会が行われました。この会の相互研修誌である冊子に、広野幼稚園の年長児の2クラスに誌上公開保育をしていただけないかという話でした。

 

日本幼年教育会というのは、文部科学省より公益社団法人の認証を受けている任意団体で、その数は全国で、1000に近い園が任意加入しています。その数は幼児教育界においても、かなりの地位です。

 

スイスの大幼児教育学者、ジャン・ピアジェ博士の考えや研究成果のもと集まったこの団体は、近々創立50年を迎えようとしています。広野幼稚園もこの考え方や教材に賛同し、この会の創立直後の昭和46年より加入し、加盟園の中でも相当な古株に属しています。

 

以前にこの会社の取材を受けたのは、昭和57年頃のことですので、随分久しぶりです。現在、主任ki先生の青春時代のことで、その肖像もその誌面に残っています。

 

思い出話はこれくらいにして、現実の場に戻しますと、話し合いは公開保育を依頼していたM先生とS先生の同席のもと、取材(公開保育の)時期・掲載時期・発表時期についてでした。ほぼ決定した内容は、取材時期は10月初め、掲載及び発表時期は3月ということでまとまりました。

 

広野幼稚園としましては、先のブログで書きましたように、明治図書の出版も控えています(?)ので。結構忙しい夏休みになりそうです。 (園長)

 

 

☆ 達磨寺へ

京都には達磨寺というのがあります。 京区は西大路通りの下立売を少し東に入ったところです。京都女子駅伝などで選手達が走っている通りのすぐ東です。

 

ここのお庭に、30日の午前10時には座っていました。“今が盛りよ”と誇示しているサルスベリ以外は、落ち着いた緑と庭石と自分だけの世界ですと言えば、静寂さが引き立つでしょうが、いろいろな庭木から庭木へセミが引っ切りなしに飛び交っています。“何でかな”と目をこらすと、高い木の上には、植木職の方が手入れをなさっていたのでした。

 

なぜ達磨寺かと言えば、次回の“ぱれっと広場”(未就園児教室)での企画は、かがくいひとし氏作の“だるまちゃんが”と、加古里子氏作の“だるまちゃんシリーズ”をヒントを得て“ダルマちゃん祭り”を考えているからです。

(こんなことを言っていいのかな?)

 

達磨(大師)の絵は広野幼稚園に在園する子どもたちが何年かに一度は描きますので、造形倉庫にはいろいろな地方のダルマがあります。その中には、姫ダルマ(女性)や赤色でないダルマ、ヒョウタン型に近いダルマや円形のダルマもあります。材質もいろいろです。これらを持ち出し、あちこちに雰囲気作りをしてという案です。

 

一方、指導案(企画案)は、1か月ほど前に作成しました。本筋は煮詰まっているのですが、“もう少しの何か”を求めての訪問でした。

 

「収穫は何か?」と尋ねられると答えに窮するのですが、改めて、達磨寺の雰囲気を味わったことで、これからの2・3週間の間におもしろいアイディアが生まれてくればと思っています。

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自称 保育バカ

おもちゃ大好き♪

太陽は照っていないものの、今日も蒸し暑い一日ですね。外出も億劫になりそうですが、ぱれっとひろばのお友達が元気に遊びに来てくれました!

前回は体を動かす発散的な遊びでしたので、今回はじっくりとおもちゃに関わる遊びです。

穴に通す遊びや叩く遊び、たおす遊びにころがす遊び…とコーナー遊びがもりだくさんです。

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目移りして、一つひとつの遊びに集中できないかな…?という危惧をよそに、みんな遊びに夢中でした。

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バランス遊びでは、小さな太鼓橋や高低差がある平均台で、知らず知らずのうちに体幹も鍛えられるのです。足と手を使っての協応動作にもなるので、どんどん挑戦してほしいです!

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そして、今回の目玉遊びは、フリスビーで遊ぼうのコーナーです。

講堂の舞台からぶら下げたフープや傘を目がけてフープを投げる遊びに子どもの目は釘づけでした。

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お父さん・お母さんの間を「おいで~」とハイハイして、心のつながりを感じているお子様の表情は輝いていました。

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楽しいひと時はあっという間。楽しい土曜日の朝は過ぎて行ったのでした。

次回のぱれっとひろばは8月26日です。9月2日には縁日も開催いたしますので、みなさんの笑顔に会えるのを楽しみにしていますね。

Maikka

 

 

 

 

お疲れさまでした!高校生の皆さん

24日から27日の4日間、高校生10名が広野幼稚園での職場体験に来てくださっていました。

前回のブログでもお伝えしましたが、その内の4名は昨年に引き続き2度目です。大切な高3の夏休みを汗いっぱいかきながら子ども達と走りまわってくれました。子ども達は大喜びでお兄さん達に肩車やおんぶをしてもらったり優しいお姉さんに甘えたり遊んでもらったり・・・ と、いつもとは一味違う楽しさに大満足のようでした。中には本気で幼児教育を目指している男子学生もおられ、絵本の読み聞かせをしている姿に感動しました。

いつか 実習生として・・・

新卒の先生として・・・

お母さんやお父さんとして・・・

また広野でお会いできれば嬉しいです。

自分の夢に向かって一生懸命になれる人でいてくださいね。

4日間、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

園長先生からいただいた3冊の絵本、大切に持っていてくださいね。大人になってから読む絵本も子どもの時とはまた違う感性で味わえますよ。

また、あそびに来てください(^^)

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乗り気コラム

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年長児の水泳登園の今日から4日間、高校生10名の職場体験が始まりました。

昨年に引き続き参加してくれた3年生もいます。お兄さん、お姉さんの登場に子ども達の歓声が一段と大きくなっていました。明日も来てくださるのを楽しみにしています。

そして、午後からは東京から丸山先生がおこしいただき、先生方にこの夏休みの宿題を出してくださいました。

本作りに向けていよいよ始動です。

幼稚園の先生達が全員、原稿を書きます。

さあて… どんな展開になっていくか… お楽しみに!

暑い夏… をより熱く、私たちもがんばります!

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乗り気コラム

それ、本当(?)の4

場所は東京の神田、時は7月20日、交渉の相手は、日本の教育界では一・二の出版冊数を誇る明治図書出版株式会社、この会社へ、当園の臨時講師、丸山克俊氏と自分の弟である吉村正氏が訪れます。この商談、うまく行きますかどうか。

お相手は明治図書の編集部中堅のクラスの中でも有望視されているO氏、現在、半年間で30冊近い本を世に出されているとか。下交渉はできていますが、広野幼稚園のいろいろな考え・書類が、再度(昔々のその昔に2度ほど)、世の中に打って出るかどうか、大詰めの交渉です。

世の中では、本が売れない時代です。町の本屋さんの数も一時期の半分以下に落ち込んでいます。その中で、日本の一隅で努力はしている広野幼稚園。いくら努力してきたと言っても、日本中に努力している幼稚園・保育所は星の数ほどあります。まして、今回は自費出版ではなく、正規の販売ルートをたどろうとするものです。その中で、出版に漕ぎ着けられるかどうかは別にして、このような話題が、園内を駆け巡っている園は、そう多くはないでしょう。

作る本の体裁が決まっていますので、交渉が成立したあとは比較的気が楽です。先方の意向で、B5版で160ページ、左のページに子どもたちの言葉や行動、右のページにはそこから導き出される子どもたちの心の動きを、各担任たちが書き込むのです。ただし、原則的に、理論上の間違いは許されません。少し、荷の重い人がいるかも知れません。

原稿の締め切りは、9月15日。結構以上に日は迫っています。13日の金曜日には、3歳児の担任の先生、14日の土曜日には、主任のKi先生、副主任のKa先生に説明済みですが、来る24日には、改めて、丸山先生が来園し、この一週間の成り行きを伝達する予定です。

この話がまとまりますと、広野幼稚園の先生方にとって夏休みは忙しいものになります。各担任が、現在の自分の実力を最大限に発揮して、日本の幼児教育界の一隅を照らすよう、全力を尽くしてほしいと願っています。              (園長)

目からうろこ

目からうろことはよく使われる言葉ですが、子どもたちのボール投げについて、長年考えていたことが、ある日の一瞬、氷解したのでした。

それは何か、ボール(紅白の玉を含む)を投げたあと、右利きの子どもは右足を、左利きの子どもは左足を前に出すのです。これでは、ボールを強く投げたり、遠くに投げたりすることはできません。このフォームは球技系のスポーツをなさっていない女性の方、いや、この頃では、3・40代の男性の何%かはこのフォームの方がおられるというデータも出ているようです。

その瞬間とは、応接室でこのところの臨時講師である丸山先生や、自分の弟(日本でソフトボールの指導書を一番多く出している)を含めて幼児のからだの動きについて話し合っていた時のことです。

自分が幼児の玉入れや雪合戦などで前項のようなフォームで投げる子どもについて悩んでいることを話しますと、即座に、自分の弟が「それは、(指導の当初)座って投げさせないからだ」とのこと。なるほど、なるほど。このような簡単なことに長年気が付かなかったかと自ら恥じ入った次第でした。

それに加えて改めて確認したことは、玉入れなどにおいては“(指導者のコントロール重視で?)籠に向かって自分の足を直角?(||のように)並べて投げているからその後の成長が期待できない、利き足だけを籠と平行(―)にし、もう片方を(|)すれば、必然的に腰の回転が生まれ、ボールを投げるという基本動作が完成するという原理原則を教えてもらったのでした。

なかなか、運動会当日の玉入れにおいて、座ったまま投げるということもできないと思いますが、練習当初においては、ぜひともこのような投げ方で正しいフォームを指導しておきたいものだと思っています。                            園長

 

追伸       昨年の運動会後、遠くに投げることを指導した後、玉入れをすると“遠くへ投げようとする意識が強すぎてコントロールがつかない”という話をある担任から聞いたこともありました。軽く聞き流したのは不覚でした。なるほど、その通り、近距離であれば、手(肩)だけで投げる方がコントロールがつきやすいのは事実ですね。

夏期保育が始まりました!

今日も暑かったですね。

幼稚園は、今日から夏期保育が始まりました。

先生達も今日から順番に研修に出かけ、スキルアップするために頑張ります。

ところで、幼稚園のツバメはどうしているかな。

北門のツバメは・・・どうやら無事に巣立ちました。

ピロティ―にいるツバメは、少しずつ大きくなってきています。

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こちらも無事に巣立ちますように・・・

さて24日25日は年長児プール登園日ですね!

元気に登園されるのを待っていますね。

ストロベリー

プレいちご(月・木コース)

毎日暑い日が続いていますね。

幼稚園も今日が終園式で、いよいよ夏休みです!!

プレいちごも1学期は今日で最後でした。

5月からスタートしたプレいちごですが、母子分離を経験し、

一回も二回も成長したように思います。

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幼稚園に通い始めて、できることもたくさん増え、自信に

つながっているようです。

9月からは6人の子どもたちがいちごぐみに入園します。

プレいちごからステップアップし、入園してくれることは、とても嬉しいことです。

9月からも、お母さま子どもたちにとって、楽しい幼稚園

広野幼稚園にぜひ通わせたい!と思っていただけるような

保育を心がけていきたいと思います。

9月に元気なみんなに会えるのを楽しみにしています。

9月はイベントが盛りだくさんです。どうぞお楽しみに!!

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