免許の切り替えで、矢羽根マークを!

高齢者の自動車じこが増えていることが社会問題になっています。自分も高齢者の一人ですので、人事ではありません。

 

この夏休み、ある自動車教習所へ出向きました。言わずと知れた“免許の更新”です。そこで、思わぬ拾い物をしました。

 

なるほどと感心したのは、京都市が進めていると記されたパンフレットの矢羽根マーク(∧)。くるまを運転する方々に、行き先を指示するために、直接道路に(白いペイント)で描く記号です。これを見て連想したのが、例年、広野幼稚園で入園当初、廊下の床に貼る矢印(⇧)です。

 

もちろん、京都市が車道のすべての矢印マーク(⇧)を矢羽根マーク(∧)に変えるには時間がかかるでしょうが、広野幼稚園の場合は簡単です。次の日、さっそく、次年度の春に備えて、すべてを更新する手筈を整えました。結論としては、矢印マーク(⇧)はすべて償却です。

 

なぜかと言えば、床に接着した矢印マークは、何カ所にも糊(接着剤)をつけなければなりません。それに比べ、矢羽根マークなら、糊をつけるところが少なくて済むばかりでなく、その分、はがれる確率が少なくなるからです。子どもたちのために、4月中は付けておきたいマークですので、張り替える手間が少なくなるのはありがたいことです。

 

加えて、作る手間が格段に少なくて済むということです。色画用紙に2本の線を引き、この太い線の間に(∧)の印を何本か引くと、数多くのマークが簡単にできるからです。

 

 

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自称 保育バカ

公開保育の打ち合わせに

19日、日本幼年教育会という団体が発行している季刊誌(ピアジェール)の取材についての打ち合わせ会が行われました。この会の相互研修誌である冊子に、広野幼稚園の年長児の2クラスに誌上公開保育をしていただけないかという話でした。

 

日本幼年教育会というのは、文部科学省より公益社団法人の認証を受けている任意団体で、その数は全国で、1000に近い園が任意加入しています。その数は幼児教育界においても、かなりの地位です。

 

スイスの大幼児教育学者、ジャン・ピアジェ博士の考えや研究成果のもと集まったこの団体は、近々創立50年を迎えようとしています。広野幼稚園もこの考え方や教材に賛同し、この会の創立直後の昭和46年より加入し、加盟園の中でも相当な古株に属しています。

 

以前にこの会社の取材を受けたのは、昭和57年頃のことですので、随分久しぶりです。現在、主任ki先生の青春時代のことで、その肖像もその誌面に残っています。

 

思い出話はこれくらいにして、現実の場に戻しますと、話し合いは公開保育を依頼していたM先生とS先生の同席のもと、取材(公開保育の)時期・掲載時期・発表時期についてでした。ほぼ決定した内容は、取材時期は10月初め、掲載及び発表時期は3月ということでまとまりました。

 

広野幼稚園としましては、先のブログで書きましたように、明治図書の出版も控えています(?)ので。結構忙しい夏休みになりそうです。 (園長)

 

 

☆ 達磨寺へ

京都には達磨寺というのがあります。 京区は西大路通りの下立売を少し東に入ったところです。京都女子駅伝などで選手達が走っている通りのすぐ東です。

 

ここのお庭に、30日の午前10時には座っていました。“今が盛りよ”と誇示しているサルスベリ以外は、落ち着いた緑と庭石と自分だけの世界ですと言えば、静寂さが引き立つでしょうが、いろいろな庭木から庭木へセミが引っ切りなしに飛び交っています。“何でかな”と目をこらすと、高い木の上には、植木職の方が手入れをなさっていたのでした。

 

なぜ達磨寺かと言えば、次回の“ぱれっと広場”(未就園児教室)での企画は、かがくいひとし氏作の“だるまちゃんが”と、加古里子氏作の“だるまちゃんシリーズ”をヒントを得て“ダルマちゃん祭り”を考えているからです。

(こんなことを言っていいのかな?)

 

達磨(大師)の絵は広野幼稚園に在園する子どもたちが何年かに一度は描きますので、造形倉庫にはいろいろな地方のダルマがあります。その中には、姫ダルマ(女性)や赤色でないダルマ、ヒョウタン型に近いダルマや円形のダルマもあります。材質もいろいろです。これらを持ち出し、あちこちに雰囲気作りをしてという案です。

 

一方、指導案(企画案)は、1か月ほど前に作成しました。本筋は煮詰まっているのですが、“もう少しの何か”を求めての訪問でした。

 

「収穫は何か?」と尋ねられると答えに窮するのですが、改めて、達磨寺の雰囲気を味わったことで、これからの2・3週間の間におもしろいアイディアが生まれてくればと思っています。

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自称 保育バカ