七夕の絵本

昨日、何気なく広野幼稚園のブログを見ていたところ、“いもとようこ氏(絵本作家)に会いに”という保育バカさんのブログに驚きました。保育バカさんの続編にも書かれているように、私も先日いもとようこさんの絵本に偶然出会っていたのでした。

 

その日は何気なく本屋に立ち寄り、絵本コーナーにて「いい絵本はないかなぁ」と辺りを見渡していました。特に、もうすぐ七夕だなぁと思いながら七夕の絵本でもないかなと思っていた矢先でした。“おすすめの絵本”と書かれた二冊の絵本に目がとまりました。

 

一冊は「もうおねしょしません」 寺村輝夫・作 いもとようこ・絵 あかね書房 です。

 

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七夕のお願いごとに、もうおねしょしません?と不思議に思いました。中を読みたかったのですが、最近の本屋さんは読めないようにフィルムがつけられているのです。どうしようかと悩みながら、もう一冊の本を見てみました。

 

「たなばたウキウキねがいごとの日!」 ますだゆうこ・作 たちもとみちこ・絵 文溪堂です。

 

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こちらの絵本はハロウィン、クリスマスなどイベントシリーズのようで、イラストにも見覚えがあり、かわいらしい絵にいいなぁと思いました。しかし中身を確認することができません。どうしようかと悩んだ結果、自分の勘を信じて思い切って二冊とも購入することにしました。

 

「もうおねしょしません」は子どもながらの悩む気持ち、仲間がいることで持てる安心感やそこから生まれる前向きな気持ちを、七夕に絡めて表現されていました。心配する気持ちや沈んだ心も軽くなるようなそんなお話でした。

 

「たなばたウキウキねがいごとの日!」はたんざくに願い事を書く、川を渡るお手伝いをかささぎがしてくれる、男の子と女の子が出会い…など七夕の由来をお話に含めている内容の絵本でした。

 

まさしく探していた絵本!でしたので、二冊とも七夕を前にぜひ子どもたちに読もうと思ったのでした。

絵本が大好きなので、また素敵な絵本に出会うことができたら、ご紹介したいと思います。

 

あくびちゃん

夏が来た!

6月の末と言えば、恒例、プールのセッティングを行いました。

今日は午前保育だったので、午後から運転士さんと一緒に、南ガレージから

プールのパーツを運び出し、人工芝の東側にセッティングしました。

そして、人工芝に並べられた。一枚一枚のパーツを運転士さんがつなげてくださいます。

プールの周りには、安全のためのネットも張られ、その横には日よけのテントも作ってくださいました。

 

明日、登園した子どもたちが、プールを見つけたときの顔を考えるだけで、わくわくしてきます。

後は、プール開きの日を待つだけです。

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グーちゃんママ

 

夏越の祓い体験

本日は年少組・満三歳児の保育参観と個人面談に来て頂きありがとうございました。

今日のいちご組の保育参観では夏越の祓い(なごしのはらい)体験をしましたよ。

京都では、1年のちょうど折り返しにあたる6月30日に

半年の罪やけがれを祓い、残りの半年の無病息災を祈願する神事です。

夏越の祓いの方法には、人形にけがれを移して水に流す方法と

茅の輪くぐりという方法があります。

今回はこの茅の輪くぐりをすることにしましたよ。

ここでもう一つ茅の輪の言い伝えのお話をしますと

スサノオノミコトが旅行中一夜の宿を借りようとしました。

貧しい生活の蘇民将来がミコトをお泊めして精一杯もてなしました。

数年後、ミコトが蘇民将来の家に再び訪れ

「悪い病気がはやれば茅藁で輪を作り、腰につけて

いれば災害をまぬがれるだろう」と教えられました。

そしてその教えを守った蘇民将来の一族だけが災害をまぬがれることができました。

そして夏越の祓いに用いられる物も作ることに・・・

いちご組の子ども達にとって初めてのクッキング♪

甘納豆を牛乳パックに一粒ずつ入れます。

そーっとそーっとこぼさないように入れてました。

小麦粉・砂糖・水をしっかり入れて混ぜます。

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そして忘れず「美味しく美味しく美味しくなーれ!」と愛情を

たっぷり入れてますよ。

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そして再び牛乳パックの中に後はレンジで温め

冷蔵庫で冷やし固めます。

その間に茅の輪ならぬ運転手さんが去年作って下さった竹ノ輪を

くぐりました。

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茅の輪で楽しんだ後は、冷蔵庫で冷やし固めていた物を頂くことに

ジャーン!!

水無月です。

水無月の上部にある小豆は悪魔払いに意味があり三角の形は氷を

表しているといわれています。

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これで元気いっぱいに過ごせますね。

お家でも今日のお話をいっぱいしてもらえたら嬉しいです。

明日も幼稚園でお待ちしていますね。

ストロベリー

 

いもとようこ氏に会いに(2)

数日前に書いたブログの続編です。もちろんいもとようこ氏に会いにとは

ご本人に会いに行ったのではなく、その絵本に会いに行ったのです。

ところが、その目的はまったく“はずれ”という結果に終わったのでした。

 

不思議なことに、この数日の間に、いもとようこ氏に会いに行ったのは、

私だけでなかったのでした。現役のS先生も別の書店で会われていたのでした。

世の中には信じられぬこともあるものです。

 

その数日後、先生からいもと氏の一作を含む七夕に関する絵本を見せていただきました。

私が買おうと出かける前に、ご自分で購入されていたのでした。その熱意に感動もしたのでした。

 

その絵本の内容については、彼女がこのブログ上に書くかと思いますので、

あまり詳しいことは書けませんが、七夕に関する絵本でありながら、一冊は、

短冊(たんざく)に“友達がほしい”と書いた男の子の願いが風に乗って隣村の

一人の女の子に届き、その女の子が会いに出向き、男の子の願いどおり、友達が

できたという筋書きです。

 

先日も書きましたように、一日だけ読み聞かせる絵本、一人だけ意志の通じる

絵本を探していますので、この希望にも合致しました。

 

もう一冊は、七夕に関する絵本でありながら、“もうおねしょしません”という題の絵本です。

あまり、人前で話したくない、話しにくい話題を、七夕というオブラートに包み

人前に提示したという作者の手法に感心しました。

 

この2冊の絵本は、これから、広野幼稚園に在籍してくれるであろう

数人の子どもたちにとって大きな福音となるでしょう。

 

自称 保育バカ