講堂に備えている“今日のお休み”ボードの改善

 

 世の中はデジタルではなくてはならない時代になってきていますが、幼稚園ではアナログ的な“見える化”に向けての努力も怠ってはなりません。最近、立て続けに、講堂に置いてある“今日のお休み”と記したホワイトボードに、小さな改良を加えました。

 

 まず、初めは、大人用の高さから子ども用の高さに変えたことです。20センチほど低くいたしました。各クラスのお当番の子どもが、その日お休みした子どもの顔写真をこのボードに貼りにやってきます。いつの子どももお当番は大好きですので、意気揚々としています。今まで背伸びしなければならなかった背の低い子どもも、スムーズに取り組んでいます。

 

 2・3日後、この画面のクラス名の右肩に園内の内線電話として使っているピッチの番号を書き加えました。このことは給食室との連絡が楽になったばかりでなく、長年の間に順不同になっていたピッチの番号を、統一性のあるものに変更することができました。整理整頓は、現場の上だけではなく、システム的な面でも必要だと改めて思いました。ここまでは昨日のブログでもご紹介したようです。

 

 この数日後、この日は午前保育でした。そのため、かしのみクラブをご利用いただく方がいつもより多いため、ついつい、混雑している情景を目にしていましたので、このことが、フラッシュバックしたのでしょうか、この“今日のお休みボード”を“今日のかしのみボード”に必要なときだけ、変更してみてはどうかということでした。

 

 そうしますと、その日、かしのみクラブを利用する子どもは自分の顔写真を持ってやってきて、ホワイトボードに貼ります。このようにしますと、なかなか見えにくかった子ども一人ひとりが、この時間、どのクラスの子どもが何人残っているかが一目瞭然になりました。

 

 不幸にして、在園中に、大きな天災地変が起こった場合でも、今までよりも確かな情報が得られやすくなったのではないかと思っています。

                                                      園長