頂法山六角堂へ
京都の代表的なわらべうたの一つに“丸竹夷二押御池、姉三六角蛸錦”があります。五番目状の京の町の東西の通り名を歌い込んだものです。この名の六角堂へ出掛けることにしました。なぜかと言えば、花戦さという映画が話題となっていることと、ひょんなことから、広野幼稚園の年長児の子どもたちがお花を生けることに挑戦しようということになったからでした。
久しぶりの連休でしたので土日の天候を予測しますと、日曜日の方が涼しそうだったので、その日の朝の10時前には家を出ました。
まっすぐ南へくだります。花戦さに出ている佐々木蔵之介の実家である佐々木酒造の裏側(?)、NHKの京都放送局の跡地の横を通り、自分の母校の一つ、二条中学の校門前を通り、一途に南下します。
地元住民との間でいろいろとトラブッていた二条城の西北の大型バスの駐車場の設置は、行政の思惑通りにことは運んだようです。それはともかく、びっくりしたことは、二条城の堀を取り囲んでいる生け垣のピラカンサが5分の2ほどの刈り込まれていたことでした。70年近くも見て来た人間にとっては、とても不自然に思えました。その上、注意書きに“この生け垣を乗り越えないでください”とあったのには、何か現状変更と注意書きとの間にある、マッチポンプ的な指示に違和感を感じました。
なおも、南下を続け、アテネオリンピックの女子マラソンで優勝した野口みずき選手が雨天の日には練習したという三条通りも横切り、いつの間にか蛸薬師通りまで出ていました。
これをまっすぐ東に烏丸通りまで歩けば、西国33か所の第18番札所、六角堂は間近です。汗もかかず、絶好の散歩日和でした。 園長
追伸 ちなみに、映画、花戦さには、野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、
佐々木蔵之介、佐藤浩市らの俳優さんが出演されているようです。
2017年6月19日 1:48 PM | カテゴリー:幼稚園からのご連絡 | 投稿者名:フリー