2月2016

鬼は外、福は内~!!

昨日は節分でしたね。「お家でも豆まきしたよ」と子どもたちからたくさん声が聞かれました。

保育室の窓には1週間ほど前から鬼のお面が!

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廊下から目の位置を合わせては「先生、見て!」と楽しんでいました。

お多福さんは、誰かな?

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昨日は園でも赤鬼と青鬼が遊びに来てくれました。金棒を持っていますが何とも優しそうな鬼たちでした。

豆まきを楽しんだ後は、「一緒に遊ぼう」「握手して」と嬉しそうな子どもたちでした。

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そして今日ちらっと園庭を見ると・・・

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園庭では昨日の豆を拾う鳩の姿を見つけました!近くにいた子どもたちとその瞬間が見れて何だか嬉しい気持ちになりました。

皆様のところにもたくさん福が舞い込みますように・・・

ROXY

 

絵本(読み聞かせ)の世界を広げる

日曜日、高島屋で行われていた京都私立幼稚園の絵画展の帰り、一軒の本屋さんに立ち寄りました。そこで、数冊の絵本を買い求めたのですが、その中に思わぬ掘り出し物がありました。

掘り出し物と言いましても新刊ですが、その中の一冊は私たちの幼稚園では全然話題になっていなかった絵本でした。不覚なことでした。

その絵本の名は“くれよんがおれたとき”と言いますが、この題名が示す通り、子どもたちの間で起こるごくささいなトラブルから、葛藤する子どもの心の動きを絵本化したものです。その内容は、“親から買ってもらったクレヨンを使うのをためらっているうちに、仲のよい友達が自分の許可を得たか得ないうちに使いだし、挙句の果てはそれを折ってしまったということから始まる一人の女の子の心の動きを詳細に追ったものです。立ち読みしながら感動し、即座に購入を決めたものでした。

この1年前のこと、このブログ欄でも書いたことですが、広野幼稚園というところは、子どもたちに読み聞かせる絵本は、年間を通してほぼ決まっています。この基本線のうえにたって、ある日、一日だけ子どもたちに読み聞かせる絵本があってもよいのではないかと考え、この収集に全力を尽くそうではないかということでした。

その後、1年の月日が流れたのですが、はかばかしい動きは見られず、ほとんど停滞状態だったのでした。それが、この絵本によって2段階ほどのステップアップしたのでした。

その理由は、この作者が他にどのような絵本を描いているのか、まずまずの出版社から出しているのかなどをネットで調べたところ、年長児の子どもたちに年間購読していただいている、チャイルド本社からもかなりの数を出していることが分かったのでした。

そこで、絵本室や年長児のクラスに残っているこの作者の絵本を捜し出し、改めて読んでみますと、その本の裏表紙裏の作者紹介欄には“北海道生まれ。小さい子どもの心のゆれをていねいに表現したお話作りを続けている”と書いてありました。これこそ、今自分たちが真に求めている絵本作家ではないかと思い、当分の間、この作者を追いかけてみようかと思っているところです。

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自称 保育バカ

一木楽器様ありがとうございます

今日はいつもお世話になっている一木楽器様が、音楽会を前にメロディオンのリードの取り換えに来てくださいました。

本来は、リードの取り換えなどは、されないそうですが、広野の楽器を大切にする気持ちや、子どもたちが一音一音

丁寧に弾いている姿を見て、メロディオンに狂いがあっては・・・と毎年、音楽会前に来てくださいます。

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前日に担任の先生が、クラスの子どものメロディオンを一オクターブで弾いて、音の狂いがないかを確認します。

 

メロディオンを裏返してみると良くわかると思いますが、メロディオンをの裏カバーを外すだけでも、小さなネジを

6個はずし、その下についているカバーにも、小さなネジがついています。

一台一台ネジをはずし、また戻すだけでも相当の手間です。

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その上小さなリードの錆を落としたり、折れているものは交換したり・・と本当に根気がいります。

朝から夜まで、ずっと交換を続けてくださり、心より感謝いたします。

おかげさまで明日からも、子どもたちは正しい音で合奏やメロディオン奏に取り組めます。

ぐーちゃんママ

 

年中児 月の歌(2月)

先月末(1月26日)のブログで投稿いたしました年少児の月の歌。

それに引き続き、年中児が今月歌う月の歌も、動画とともにご紹介いたします。

 

・うれしいひなまつり

・雪のペンキやさん

 

保護者の方々も、お子様と一緒に歌ってみてください♪

幼少期の楽しかった思い出が、歌と一緒によみがえってくるかもしれませんね。

そんな時は、お子様にお話しして、ゆっくりした時間を過ごしていただけたらなと思います。

 

今月は月の歌だけでなく、お子様も保護者の方々も楽しみにしている音楽発表会の練習にも励んでいます。

毎日の成果をぜひご家庭でも大いに褒めてあげてください♪

 

Daisy

さくら・ふじ組 プラネタリウムへ

昨日のうめ・もみじ組に引き続き今日は、さくら・ふじ・いちょう組が文化パルク城陽にあるプラネタリウムに行ってきました。

先に行くクラスを「いいなぁ」と羨ましがっていたので、出発前から「どんなんかな?」とわくわくしながらバスに乗り込みました。

館内に入ると、通路には星座が掲示してあり「ぼくのふたご座!」「てんびん座や!」と自分の星座を見つけ喜んでいました。

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投影が始まるときれいな星空に歓声を上げ、今日の夜に見える星の探し方を教えてもらいました。

「また見に行きたいね」と話しながら、以前にRくんがつくった子ども俳句“遠足の 帰りはちょっと 寂しいな”を思い出し帰路を歩いていると、通路の手すりをよく見ると点字がついてあります。

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点字カルタに取り組んでいた子どもたちは「あ、点字や!」「前見たことあるよ」と点字に触れ、ちょっとした社会勉強もしながら帰ってきました。

今夜は星空が見られるかな?

今日は節分なので、ひょっとしたら豆まきに夢中かもしれませんね。

 

カフェモカちゃん

鬼退治!

明日は節分、季節の分かれ目ですね。春の訪れはすぐそこです。

今日のどんぐりクラブでは、一足早く鬼退治をしましたよ。園庭に運んだ的に鬼の顔を貼り、みんなで玉当てです。

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「鬼はー外!」と、園長先生がビシビシと鬼にめがけて玉を投げ、ピッチングを披露してくださると、園庭にいたききょう塾の子どもたちも加わり投球練習になったり、鬼のお面を後頭部につけた園長先生を追いかけたりと、体を動かしたあとは、みんなで紙芝居を聞きました。

広野幼稚園には、節分だけでもいろいろな内容の紙芝居や絵本がありますが、今日は節分にちなんで鰯を焼くのがテーマでしたので、なぜ、鰯を焼くのか、柊を飾るのかという内容の紙芝居を読んでもらいました。

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園庭の樫の木を伐採したものが保管してありますので、燃料は山のようにあります。それを燃やして七輪に入れ、年中組の子どもたちも自分で鰯を網に乗せてうちわであおいで焼きました。

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鰯から滴り落ちる脂が美味しそうだけれど、出てくる煙に「ううう。目が痛い・・・」と目をつむり、子どもたちは、鬼が鰯を嫌がる気持ちがわかったことでしょうね。

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焼き立ては熱々で、初めは「少し苦い…」と言っていた子どもも、ワタの部分を食べた後、むしゃむしゃと食べ「おかわりっ!」とお皿を持ってきていました。

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「あんまり食べすぎると晩御飯が食べられないから、明日の節分でも、家で鰯をおねだりしてみたら?」というと「お母さんに言ってみるわ」と、お皿を片づけていました。

感心したのは、3、4人の子ども以外は頭を残して、ペロリと全てをきれいにたいらげていたことです。骨を嫌がるこどもがいるかな?と思っていたので「いい匂いだから猫がたくさん集まってくるかもね。でも、みんながきれいに食べたから、猫またぎだね」と笑いあったのでした。

園長先生から、ききょう塾の子どもたちにも「おすそ分けだよ」と鰯の差し入れを持って行くと「ヤッター!」と大喜び。青魚を食べて賢くなあれ♪

食べ終わった鰯の頭は柊にさして焼嗅(やいかがし)も作りました。(人生初の経験でした!)

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みんなが風邪をひきませんように、悪い病気も「鬼はー外!」

風邪をひいているお友達も早く治りますように「福はー内!」

Maikka

講堂で初めての練習、楽しかったね

音楽発表会を前に、いろいろな楽器が各保育室にあり休み時間にも木琴やグロッケン、鈴やタンブリンなど好きな楽器を触っては、楽しんでいる子どもたちです。

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年少児は、今日初めて講堂で練習をしました。

いつもは年長組や年中組のお兄さん・お姉さんたちが合奏している姿を見て、聞きほれていた子どもたちですが、ワクワクした様子で講堂に向かいました。広い講堂で、保育室とは一味違う雰囲気でしたが終わってからも「楽しかったな」と次への意欲満々な子どもたちでした。

園内では各クラスからいろいろな合奏や歌が聞こえてきます。

音楽発表会でのお子様の姿を楽しみにしていてくださいね。

インフルエンザが流行し始めていますが、お子様の体調管理には十分ご注意くださいね。

ROXY

 

 

うめ・もみじ組★プラネタリウムへ・・・

今日は楽しみにしていたプラネタリウムの鑑賞に

城陽文化パルクまで、うめ・もみじ組が出掛けました。

「楽しみやな、初めてやねん。プラネタリウム」「僕は行ったことあるで!!」などと

会話を弾ませながらバスに乗り込みました。

プラネタリウムの会場に着くと、普通の部屋とは天井の雰囲気が異なるのを感じたのか、

「何か、不思議な感じ…」とつぶやく子どももいました。

進行してくださる文化パルクの方の優しい声が、会場全体を夜空の世界へと誘っていきます。

おひさまとお星さまのお話から始まり、しし座や北斗七星など、星にまつわる話が続きます。

子どもたちもよく知っているかぐや姫の話では、食い入るように星空を眺めていました。

そのあとは冬の星座についてお話をしてくださいました。

「夜の7時から8時くらいの間に、南の空にオリオン座が見えますよ。

オリオン座は3個並んだ星が目印です★★★

その近く(右上)にはおうし座、上にはふたご座も見えますよ」と

天井に浮かぶ星座に矢印を付けながら説明してくださいました。

冬は特に星がきれいに見える季節です!!

暖かくして、お家の方と夜空を眺め、素敵な夜を過ごしてみるのも

いいですね!

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追伸:手洗い、うがいをしっかりして体調管理にも十分気を付けてくださいね

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鳥のお話し

今日は鳥博士の小森さんが来てくださり、年中組、年長組の子どもたちが講堂に集まり聞かせていただきました。

広野幼稚園の南ガレージにも巣を作っていて、毎年春になると可愛い雛鳥を育てているツバメや、宇治川でよく見られるユリカモメに加え、子どもたちに馴染みのある鳥のお話しをしてくださったり、小森さんが飼ってらっしゃる6匹の猫のお話しまで聞かせていただきました。

過去に小森さんが怪我をして入院され、家に帰られた時に、猫たちが玄関でずっと小森さんの帰りを待っていたそうです。

きっと優しい心をお持ちの小森さんだから、猫たちも心から心配をしていたのでしょうね。

最後には「動物にも、お友達にも優しい人になってください」というメッセージをいただきました。

私たち保育者も、動物や虫にも愛情を持って子どもたちの心が育つように日々を送っていかなければならないと改めて思いました。

 

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今日のユリカモメのお話しで、人間がおやつなどの餌を与えすぎてしまうとユリカモメが太ってしまい、目的地にたどり着けなくなってしまうということを教えていただきました。

みなさんもユリカモメがおやつをほしがっていても、与えないように気を付けてあげましょう☆

 

 

LaughSketch

 

高島屋の京都私立幼稚園の絵画展へ

現在、人気急上昇中のラグビー日本一を決める社会人のトップリーグの覇者(パナソニック)と学生の日本一である帝京大の試合が終わるのを待ち兼ねて京都の市役所前にあるゼスト御池の駐車場に向かいました。ここにくるまを止めて、高島屋で行われている京都私立幼稚園の絵画展に向かおうとしていたのでした。

この駐車場からなら、京のわらべ歌にも歌われているように、姉(姉小路)、三(三条)、六角、蛸(薬師)、錦(小路)の次が四条通りですから、六つ下(しも)の通りに高島屋のグランドホールがあります。これくらいの距離なら歩いたほうが健康のためにもということで、出発間際に路線を変更したのでした。

河原町通りを南へ、人込みをかき分けて会場へ急ぎます。7階のグランドホールへはエレベーター。今年は年長児の山崎芽生ちゃんの絵(菜の花畑)が出迎えてくれました。気分は上々です。

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在園児の保護者の皆様には既報の通り、10年振りに広野幼稚園の絵が絵画展のパンフレットに掲載されました。この4・5年は来場していませんので、各地・各園の絵がどのように変わったか知ることも関心事の一つでした。

絵画の指導は、各幼稚園の力の入れようが一目瞭然、それなりに努力と実力が必要ですので、一朝一夕に素晴らしい絵を描ける環境が生み出されるわけではありません。そのようななか、右京区のSa幼稚園、東山区のSu幼稚園などの絵が心に残りりました。

また、以前から京都の丹後地方(舞鶴・宮津)の幼稚園は、日本海に面しているので、京都市内や山城地方の園とは違った題材(たとえば、海のさかなやかに類)が絵のテーマとして取り上げられれば、おもしろいのになあと思っていましたが、わずかではありますが、そのような気配も感じられたのは収穫でした。

“絵は子どもの心の動きをうかがう窓である”と言われた先人がおられましたが、一時期と比べれば、相対的に、随分、よくなってきているなと思いつつも、もう一・二段のレベルアップが必要であろうと思っている次第です。

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自称 保育バカ