高島屋の京都私立幼稚園の絵画展へ

現在、人気急上昇中のラグビー日本一を決める社会人のトップリーグの覇者(パナソニック)と学生の日本一である帝京大の試合が終わるのを待ち兼ねて京都の市役所前にあるゼスト御池の駐車場に向かいました。ここにくるまを止めて、高島屋で行われている京都私立幼稚園の絵画展に向かおうとしていたのでした。

この駐車場からなら、京のわらべ歌にも歌われているように、姉(姉小路)、三(三条)、六角、蛸(薬師)、錦(小路)の次が四条通りですから、六つ下(しも)の通りに高島屋のグランドホールがあります。これくらいの距離なら歩いたほうが健康のためにもということで、出発間際に路線を変更したのでした。

河原町通りを南へ、人込みをかき分けて会場へ急ぎます。7階のグランドホールへはエレベーター。今年は年長児の山崎芽生ちゃんの絵(菜の花畑)が出迎えてくれました。気分は上々です。

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在園児の保護者の皆様には既報の通り、10年振りに広野幼稚園の絵が絵画展のパンフレットに掲載されました。この4・5年は来場していませんので、各地・各園の絵がどのように変わったか知ることも関心事の一つでした。

絵画の指導は、各幼稚園の力の入れようが一目瞭然、それなりに努力と実力が必要ですので、一朝一夕に素晴らしい絵を描ける環境が生み出されるわけではありません。そのようななか、右京区のSa幼稚園、東山区のSu幼稚園などの絵が心に残りりました。

また、以前から京都の丹後地方(舞鶴・宮津)の幼稚園は、日本海に面しているので、京都市内や山城地方の園とは違った題材(たとえば、海のさかなやかに類)が絵のテーマとして取り上げられれば、おもしろいのになあと思っていましたが、わずかではありますが、そのような気配も感じられたのは収穫でした。

“絵は子どもの心の動きをうかがう窓である”と言われた先人がおられましたが、一時期と比べれば、相対的に、随分、よくなってきているなと思いつつも、もう一・二段のレベルアップが必要であろうと思っている次第です。

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自称 保育バカ