鬼退治!

明日は節分、季節の分かれ目ですね。春の訪れはすぐそこです。

今日のどんぐりクラブでは、一足早く鬼退治をしましたよ。園庭に運んだ的に鬼の顔を貼り、みんなで玉当てです。

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「鬼はー外!」と、園長先生がビシビシと鬼にめがけて玉を投げ、ピッチングを披露してくださると、園庭にいたききょう塾の子どもたちも加わり投球練習になったり、鬼のお面を後頭部につけた園長先生を追いかけたりと、体を動かしたあとは、みんなで紙芝居を聞きました。

広野幼稚園には、節分だけでもいろいろな内容の紙芝居や絵本がありますが、今日は節分にちなんで鰯を焼くのがテーマでしたので、なぜ、鰯を焼くのか、柊を飾るのかという内容の紙芝居を読んでもらいました。

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園庭の樫の木を伐採したものが保管してありますので、燃料は山のようにあります。それを燃やして七輪に入れ、年中組の子どもたちも自分で鰯を網に乗せてうちわであおいで焼きました。

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鰯から滴り落ちる脂が美味しそうだけれど、出てくる煙に「ううう。目が痛い・・・」と目をつむり、子どもたちは、鬼が鰯を嫌がる気持ちがわかったことでしょうね。

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焼き立ては熱々で、初めは「少し苦い…」と言っていた子どもも、ワタの部分を食べた後、むしゃむしゃと食べ「おかわりっ!」とお皿を持ってきていました。

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「あんまり食べすぎると晩御飯が食べられないから、明日の節分でも、家で鰯をおねだりしてみたら?」というと「お母さんに言ってみるわ」と、お皿を片づけていました。

感心したのは、3、4人の子ども以外は頭を残して、ペロリと全てをきれいにたいらげていたことです。骨を嫌がるこどもがいるかな?と思っていたので「いい匂いだから猫がたくさん集まってくるかもね。でも、みんながきれいに食べたから、猫またぎだね」と笑いあったのでした。

園長先生から、ききょう塾の子どもたちにも「おすそ分けだよ」と鰯の差し入れを持って行くと「ヤッター!」と大喜び。青魚を食べて賢くなあれ♪

食べ終わった鰯の頭は柊にさして焼嗅(やいかがし)も作りました。(人生初の経験でした!)

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みんなが風邪をひきませんように、悪い病気も「鬼はー外!」

風邪をひいているお友達も早く治りますように「福はー内!」

Maikka