もう五日寝ると・・・

「後5回寝たら発表会やねんで」と子どもから聞き、クラスの先生やお友達と気持ちが盛り上がっているんだなあとほのぼのしました。

そんななか、今日は、朝から園内で音楽発表会の予行練習を行いました。お持ち帰りいただいたプログラム通り、いちご組から順番に講堂に上がり、年少、年中、年長と実際に演奏しました。

今まではお互いに感じたことを会議で話し合っていたのですが、今年からは、その様子をビデオに撮り、子どもたちが降園した後に見ながら反省会を行いました。

「この部分の歌詞をもう少しはっきりさせよう」「出だしの伴奏はもう少し長い方が子どもたち、わかりやすいかも」

お互いのクラスの様子や担任自身の動きを客観的に見ることができ、また、その場にはいなかった他学年の先生同士からも、見ながら助言ができますので、具体的な意見交流ができました。

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子どもたちだけでなく、お家の方も楽しみにされている音楽発表会。素敵な音楽を通してお子様の1年の成長がお伝えできますように。。。

 

Maikka

 

かいが展が終わり・・・

バレンタインデーも終わり、デパートやスーパーの特設会場も静寂が訪れていることでしょう。

2週間前まで高島屋さんのその会場の隣りで「京都府私立幼稚園 かいが展」が開催されていました。

当園からは、川上先生や定村先生が、その運営にご尽力いただきました。

私は別の研修後、足早にしか見せていただくことができなかったので、残念に思い、

その後HPを開いてみると…昨年度の「かいが展 全作品を表示」の文字が…。

1149もある全ての作品が居ながらにして見ることができるのです。

その上、幼稚園地区別、幼稚園名、園児年齢別の検索までできます。

今、園では園長先生のご提案により保育に役立つ、生かせるデータ化に取り組んでいますので

たくさんの絵を見て勉強する機会がまたひとつ増えたことを嬉しく思いました。

幸運なことにその翌日、絵画指導の羅針盤的存在として長年お世話になっている

奥山先生が来園してくださいましたので、ごらんいただくと「絵を見れば保育がわかる。子どもの育ちが把握できる」と。

「広野の子どもは幸せやわぁ」と。

先生がどんなふうに子どもと関わっているか、子どもの発達、成長を手助けしているか、

そして子ども自身が活動に+αをしてどれだけ楽しめているか、全て“絵”に表れているとのことでした。

こんな嬉しいお言葉をちょうだいしたので、ぜひ保護者の皆さまにもご報告したいと思った次第です。

どれどれ…と思われた方、「京都府私立幼稚園 かいが展」と検索してみてくださいね。

そして、私立幼稚園連盟さま、ありがとうございました。感謝いたします。

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乗り気コラム

岡崎公園(平安神宮前)の京都市内の保育園の絵画展へ

この日は一日、趣味的仕事をしようと予定していたのですが、朝の京都新聞の市民版に、岡崎のみやこメッセで、おもちゃで遊べるコーナーや園児が描いた絵画展が開催されているという記事が目に入りました。中でも木の棒で作った“簡易迷路”が人気を集めたと書いてありました。

迷路好きでふだんからパソコンのエクセルなどを使って簡単に作れないかと模索している自分としては、百聞は一見に如かずと、せねばならない仕事を後回しにして、出掛けることにしたのでした。

くるまで行くのは“やぼ”と、市バスを使います。京都市が今盛んに口にしている“歩く町、京都”に協力しようというものです。

ところが、期待に反して、迷路は想像しているよりも立派でした。立派というより、手間がかかっていて、こちらが考えているような簡易なものではありませんでした。改めて、保育園が行うイベントの(保育士たちの)動員力に敬意を表しました。

久し振りにうかがった絵画展では、やはり、保育園間の保育のレベル差が目を引きました。名前の知らない保育園が多数あったのは時代の流れではありましょうが、ただ、施設だけを作っても、子どもの育ちという点から考えれば、そこに通う子どもたちや保護者は幸せなのだろうかと一縷の疑問も感じました。もう一・二歩の保育内容の向上を心掛けてほしいと思いました。

とは言いましても、昔から自分がマークしているTO保育園とか、TSU保育園などの絵は何か心を打たれるものがありました。

広野幼稚園もこれらの園の活力を取り込んで、ますます、望ましい保育とは何かを目指して努力していこうと心を新たにしています。

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園長

エンゼルハウスで園児の演奏を!

金曜日の午後7時過ぎ、家にたどりつきますと、同じガレージに止めてあるはずのある園の通園バスが止まっていません。“あっ”と声に出さない声を出したのでした。

何かと言えば、この翌日は、この園の音楽会に違いないと思ったからです。毎年のことですが、各幼稚園・保育園で発表会もしくは音楽会が行われます。自分にとって2月は、いろいろな幼稚園・保育園の実力をうかがう、絶好のチャンスです。熱と意気さえあれば、今でも、各幼稚園・保育園の発表会や音楽会を拝見することは可能です。この積み重ねが各園各園の保育の底力となっていくのです。

翌朝は午前9時前、歩いて10分足らずの北野下の森のエンゼルハウスに出掛けます。千本中立売を越えしばらく歩くと、吉川英二作で有名な昔の剣豪、宮本武蔵と京の剣の道場、吉岡一門の決闘の跡地に建っているとも言えるのがエンゼルハウスです。

9時30分、開場らしいのですが、少し待たされ過ぎではないかと思い始めたころ、各年齢ごとに入場が始まりました。遠慮しつつ、保護者の一番後から入場します。会場は700席ほどほぼ満席です。

0歳児、1歳児は、ほとんど、先生たちの演技とも思える一生懸命な指導、2歳児になりますと、どこの園でも同じでしょうが、率先して演ずる園児も出てきます。

昔から伝わる制服を着用した3歳以上児は、きりっとしたように感じられます。演奏は、リズム合奏でしたが、ぴりっとしていて、さすが、市内でも伝統ある園だなと思いました。

4歳児・5歳児では、ソプラノメロディオンから、ティンパニーまで立派な楽器を揃えた合奏は、シンコペーテッド・クロック、アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク、広野幼稚園も顔負けしそうな大曲です。これらの曲を子どもたちは見事に演奏しました。日ごろの地道な努力が身を結んだのでしょう。

おめでとうございます。

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園長