6月2015

きょうのおやすみは?

講堂のホワイトボードの裏面に”きょうのおやすみ”の一覧表があります。

クラスバッチが貼られた部屋(枠?)に、欠席者の顔写真を貼るというものなので、

年少組やいちご組の子ども達でもしっかりできています。

今回、今まで以上に、便利に、そして子ども達に優しいものに改善されました。

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脚部を切っていただき背が低くなりました。安定感も増し楽に貼ることができます。

そして、名札の右側にある番号は各クラス担任の先生が携帯しているPHSの番号です。

確認したい場合には、その場ですぐにできます。

給食室の濱田先生が、出席者の人数を把握される時にも大助かりです。

園長先生のアイデアと渡辺さんを始め、運転士さん達の技術で園内が次々改善、

改良されていくのは本当にありがたいことです。

私たち保育者も、子ども達の笑顔をもっともっとふやせるような

”気づき”を大切にしていきたいと思っています。

乗り気コラム

今まで楽しかったね

朝の自由時間のこと、人工芝やサッカースタジアムで子どもたちが安全に遊べるように見守ってくださっている真柴先生が、子どもたちに人気の遊具に異変を感じて教えてくださいました。

以前、太鼓橋としてサーキットでも使用していた遊具ですが、使用時に定員オーバーで使用してしまったがために変形してしまったものを、まだ利用価値があったので、運転士の渡辺さんがジャングルジムと合体させて複合型遊具へと再利用できるようにしてくださっていた遊具です。

 

 

 

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残念ながら、経年疲労でしょうか、力学的に同じ箇所へかかる力が大きかったのでしょう、中央の支え部分が腐食していましたのですぐに撤去いたしました。

園内の全ての遊具には担当者がいるので様子を聞いたところ、点検時にはそのような兆候は見られなかったとのことでしたので、子どもの活動のなかで限界がきたのでしょう。大人気の遊具だっただけに残念ですが、先生が気づいてくださり、子どもたちに怪我がなかったことに胸をなでおろしたのでした。

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これからも、子どもたちが安全に遊べるような環境作りに励みたいと思います。

Maikka

故 中川登美子先生を偲ぶ会に

話は広野幼稚園の歴史の一端から始まるのですが、神武景気・岩戸景気・いざなぎ景気などと経済の発展の一途を

たどっていた昭和40年代、当時、幼児教育には、文字や数への関心を深めることは小学校教育の妨げになるなどと、

今でも信じられない話が幅を効かせ過ぎていた時代、私たちの幼稚園はスイスの世界的な幼児教育学者ピアジェの理論に

基づいた教材、“はじめてのことば”と“はじめてのかず”を採用することにいたしました。

 

この時期、この教材を作っていた幼児教育出版という会社と知り合いました。

これらの教材は、半世紀を経た現在も、“ファーストシリーズ”の“ことば”と“かず”という名前で現在も続けられ、

この教材を保護者の皆様にお買い求めいただき、子どもたちとともに、ずっと使い続けているのです。

 

故中川登美子先生は、この会の専任講師として、特に、採用した当初、再々、大阪から広野幼稚園まで

お出向きいただき、当時の現役の先生方を楽しませ、盛り上げながらのきめ細かい講習で、

その意義と指導法の一端をご教授いただきました。

 

また、なぜか大層広野幼稚園をごひいきにしていただき、昭和54年に出版された“ゆたかな表現力と心を育てる”

“こくばんあそび”の表紙には、当時の○優子先生をご起用いただき、また、カラー印刷の2頁目には、○○愛子先生を

掲載される(下記の写真)など、親密な関係を保ちました。

 

それなりのお年になられてからも、全国各地を飛び回られ、各所にその足跡及び業績を残されたこと、

“知る人ぞ知る”存在でした。昨年度に行われた幼年教育会の50周年記念式典ではお元気な会話を交わしたのが

最後になりました。

謹んで、お悔やみ申し上げます。

 

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園長

カリキュラム検討会に劇的な変化が!

6月5日は、宇治で一番大きなお祭りであるあがた祭りのため午前保育でした。

この日の午後は、広野幼稚園にとって歴史的な日でありました。

 

それは、毎月行っている年少児担任たちによるカリキュラム検討会の席でした。

ここに、出席していた2/3以上の保育者たちは、各自のテーブルの上にパソコンを

備えていたのでした。これだけなら、今ではいくつかの幼稚園・保育所でも行われている

かもしれませんが、この日、行ったのは、このすべてのパソコンにあらかじめ入力されて

いる月間カリキュラムが同時に一斉に表示され、話し合いが出来るという、

画期的な場の提供、研究体制・伝達体制であるのです。

 

パソコンが出始めたかなり昔、ペーパーレスという言葉が幅を効かせたときも

あったかと思いますが、残念なことに掛け声だおれになった事業所もかなりあったように

聞いています。遅がけながら、広野幼稚園でもようやくこのペーパーレスの道の第一歩を

踏み出したところです。

 

ゆり2組で行っていましたので、お粗末なことに、職員室からの電波が届きにくく、

半数近くのパソコンが操作できにくいというトラブルもありましたが、後で、職員室の

隣のクラスで再確認しますと、異常がないことが分かりました。

 

今後も、いろいろなトラブルを克服しながらその時々に、より良い方法を見つけ、

改善し、よりよい研究体制の充実を図っていきたいと思っています。

 

平成27年の、あがた祭りの日にスタートしたことは、広野幼稚園にとって

一つのエポックとなったことは確かです。

自称 保育バカ

 

 

 

ぱれっとひろば Part.Ⅱ

♪雨があがったよ おひさまが出てきたよ ♫と思わず口ずさんだ朝でした。

梅雨入りしたことだし・・・と覚悟しながらも、やっぱり小さなお友だちが

来てくれる日は晴れてほしいです。

2回目となったぱれっとひろば、今日は「アンパンマンを作ろう」です。

園内のあちらこちらにアンパンマンやその仲間たちがいますが、

今朝はおへやの前で待っていてくれましたね。

 

前回お渡ししていた「ぬりえ」をかわいく塗って

「はい!」と渡してくれる顔には、“先生 見て!”というメッセージが・・・

私たちがそれをしっかり受けとめることで、子ども達に“喜んでもらえて嬉しいな”と

感じてほしいと思っています。

 

みんなが大好きなアンパンマンの手遊びをしたり福笑いをしながら

今日は「うちわ」を作りました。これからの季節の必要品!?

自然の風の心地よさも感じられるといいですね。

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その後は昨日年長児が採ってくれた“ビワ”のプレゼントもあり、

おいしいおやつタイムです。

「おいしい」って声がたくさん聞こえました。

年長さん、ありがとう!

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次回のぱれっとひろばは7月4日ですが、その前の6月27日(土)に

「子育て応援フィスティバル」があります。

未就園児教室の方はもちろん、小さなお子さまがいらっしゃる方は

(0歳から)ぜひあそびにいらしてくださいね。

お申込みはメールか電話で受け付け中です。

 

乗り気コラム

今日も頑張りましたね!!

プレいちご火・金コースも母子分離がスタートしました。

昨日と同様、お母様を思い出して涙がぽろり…。

泣きたい気持ちをぐっ と我慢して頑張っている姿を見ると

こちらまで涙が出そうになりました。

お母様がお迎えに来られた時には「楽しかった」と報告してくれていました。

中には「帰りたくない!!もっと遊ぶ」という声も!!

また火曜日もお待ちしています。

 

 

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西宇治中学校、職場体験

昨日、今日と西宇治中学の生徒さんが、職場体験に来られました。

この中に、卒園児さんが一人おられたのですが、やはり実習に来られている大学生に比べると、

幼い頃の面影が、鮮明に残っていました。

中学校の生徒さんには「子どもたちと、たくさん遊んであげて下さいね」と話しているのですけど

とてもよく遊んで下さいました。

子どもたちにとっては、先生と言うよりは大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんに遊んでもらっているという

感覚のようです。

男子の生徒さんもおられたのですが、笑顔でしっかり挨拶もして下さり、子どもたちにも大人気でした。

帰りに感想を尋ねると、どの生徒さんも「楽しかった」「おもしろかった」と笑顔で答えてくれました。

この中から一人でも、幼稚園の先生を目指す生徒さんが、出てきてくれれば嬉しいです。

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ぐーちゃんママ

頑張ったよ!!

プレいちご教室でいよいよ母子分離がスタートしました。

いつもならお母様と一緒ですが、今日からは一人で登園です。

時々お母様を思い出して、涙がぽろり…。

でも、みんなよく頑張ったね。

帰るころには、にこにこ笑顔!!いっぱいほめてもらってください。

月曜日も元気に来てくれるのを待っています。

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tomato

がんばれ実習生

6月になり、幼稚園では教育実習生が来られる季節となりました。

今年も現在、8名の実習生が来られています。

5月の初めに、オリエンテーションをしたのですが、初めての幼稚園実習で少々緊張した顔で来られていました。

そんな中に、卒園児も何人か含まれ、少々はにかみながらもニコニコと嬉しそうに来てくれました。美しいお嬢さんに成長されているのですが、やはり幼い頃の面影が残っており、つい〇〇ちゃんと声を掛けてしまいます。

どの実習生も1日目は子どものようすを見ていることが多かったのですが、日を追うごとに子どもたちと遊んだり、関わっているようすが見られるようになりました。

長いようで短い実習期間、何かを掴んで帰ってくれたら…と、応援しています。

 

 

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ぐーちゃんママ

 

 

一匹のアリが180キロの壁を倒す?

テレビでプロ野球の交流戦、読売ジャイアンツと東北楽天イーグルスの試合が延長10回裏、楽天の5番打者、中川選手の劇的なサヨナラホームランで4対3で終了した後、いくつかのチャンネルを回していますと、今、自分が問題として背負っているテーマに近い実験がNHKのEテレで行われていました。それは、4時30分から始まっていた大科学実験というテーマの番組で、“壁はいかなる時に倒れるのか?”という実験でした。

番組の後半から見始めましたので確かなことは言えませんが、その実験は、子どもが遊ぶ積み木よりも小さな板状の壁を一枚立て、壁(|)を右に行くに従って、徐々に少しずつ、高く・厚く、決められたある数式(公式)に従って並べていくと、信じられないことに、アリが一番目の小さな積み木を倒すと、(この板をアリが押すと)→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|→|\)と壁はドミノ倒し的に、倒れていくという実験でした。

ちなみに、一番右端に立てられていた巨大な壁は180キロという重量のものでした。これが、見事に成功したのでした。緻密な計算の元に行われたものではありますが、このようなことが起こるのかと改めて感じ入った次第です。

広野幼稚園でも講堂の西側にキャスターを付けた衝立を7・8枚重ねて置いていますので、このようなことにならないよう力学的な観点(?)から見直さなければならないかとびっくりしています。

自称 保育バカ