いもとようこ氏に会いに(2)

数日前に書いたブログの続編です。もちろんいもとようこ氏に会いにとは

ご本人に会いに行ったのではなく、その絵本に会いに行ったのです。

ところが、その目的はまったく“はずれ”という結果に終わったのでした。

 

不思議なことに、この数日の間に、いもとようこ氏に会いに行ったのは、

私だけでなかったのでした。現役のS先生も別の書店で会われていたのでした。

世の中には信じられぬこともあるものです。

 

その数日後、先生からいもと氏の一作を含む七夕に関する絵本を見せていただきました。

私が買おうと出かける前に、ご自分で購入されていたのでした。その熱意に感動もしたのでした。

 

その絵本の内容については、彼女がこのブログ上に書くかと思いますので、

あまり詳しいことは書けませんが、七夕に関する絵本でありながら、一冊は、

短冊(たんざく)に“友達がほしい”と書いた男の子の願いが風に乗って隣村の

一人の女の子に届き、その女の子が会いに出向き、男の子の願いどおり、友達が

できたという筋書きです。

 

先日も書きましたように、一日だけ読み聞かせる絵本、一人だけ意志の通じる

絵本を探していますので、この希望にも合致しました。

 

もう一冊は、七夕に関する絵本でありながら、“もうおねしょしません”という題の絵本です。

あまり、人前で話したくない、話しにくい話題を、七夕というオブラートに包み

人前に提示したという作者の手法に感心しました。

 

この2冊の絵本は、これから、広野幼稚園に在籍してくれるであろう

数人の子どもたちにとって大きな福音となるでしょう。

 

自称 保育バカ