北陸新幹線の開業を祝いつつも・・・

 

 半年以上前から行こうと決めていた北陸の高岡、残念なことに予定がとれず、月日が流れてしまいました。そんなことを言わず、行きたければ行けばいいじゃないかと言われそうですが、明日の3月14日には東京から金沢までの新幹線が開通し、関西からの特急、北陸本線のサンダーバードなどが金沢止まりになってしまい、それより遠くに行くには、非常に不便になってしまうからでした。

 なぜ高岡かと言えば、広野幼稚園には創立40周年を記念して購入した人間国宝であった北村西望(長崎の平和記念像の制作者)作の母子の像、近年購入したロダンの考える人の像がありますが、これらの製作地はいずれも富山県の高岡市で作られたものであったからでした。(この二つの像の位置を即座に思い浮かべられる方はどれぐらいおられるのでしょうか)

 なぜこの2体を揃えているかといえば、ロダンの考える人は、言うならば、“知”、西望の母子の像は、こんなにも愛されて育てられているのですよという具象物、言わば“徳”、この2点が揃いますと、誰しも、“体”という言葉を思い出されるのではないでしょうか。

 そうです。“体”。知があり、徳があり、体があれば、3拍子揃った、人間としての理想像、これを具現化できれば、潜在的に、子どもたちの目や心にも深く焼き付けられるのではないかと考えているのです。

 広野幼稚園は、後3年後に、満70年の誕生日を迎えますが、この記念としては、ぜひ、体の具現化であるスポーツをする人の銅像を揃え、三位一体の理想の教育に邁進するという姿を、幼稚園の中に形の上にも表したいと考えています。

 そのための、視察の第一歩としてこの視察を行いたかったのですが・・・。

 

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 追伸    このところ、このブログではご無沙汰していたのですが、厳しかった寒さも一段落かと思いますので、せいぜい頑張って書き続けようと思っていますので、ご覧いただいている皆様、どうぞよろしくお願いいたします。