クロード・モネ展へ

連休の前の2日は公用がありましたので、最終日のこの日は朝から岡崎の京都市美術館で開催されているクロード・モネ展でも見せていただこうかということで、京都市バスに乗り込んだのでした。

丸太町通りを東へ、加茂川にかかる橋を通り過ぎようとしていたとき、なぜか新芽が芽吹いたばかりの柳の木が目に留まりました。毎年は桜の開花に交じっての記憶が強いので、何か新鮮な感じがしました。広野幼稚園に柳も1本ぐらいあればと無い物ねだりをしていたのでした。

東山二条で降り、京都文教中(高等)学校の校門前を通り、後一週間もすれば、ものすごい人出になるであろう様子を頭に浮かべながら美術館に向かいます。

前売り券をお持ちの方はそのままどうぞ、当日券の方は入場するのに20分待ちということです。平安神宮の大鳥居を見ながら、言葉に言い換えながら時間を過ごします。時刻は10時10分過ぎぐらいだったでしょうか。

美術ファンという訳でもありませんので、どうしても見たいという訳でもありませんが、印象派の代表的な作品の一つである“日の出”が京都では33年振りの展示ということなのでこれだけは時間をかけても見なければということでしょうか。

光を画面上に表現したモネの特徴の一つに、連作があるようです。刻々と太陽の動きで色が変化して行く様(さま)を描こうとすれば、そうなるのでしょう。今回の展示でも、有名な“睡蓮”の他、“日本の橋”とか“柳の木”の連作があったのには驚きました。特に、柳の木は、先程見た早春の感じのものではなく(?)、赤や紫、オレンジや茶色系の作品が多く、到底、モネの絵とは思えない描き方にびっくりしました。

鑑賞後はモネの作品のショップで何かを買い求めようとしたのですが、あまりにも大勢のため、隣で開催していた“ルノアール展”のグッズ(雑誌)を買って子どもたちへのお土産にすることにしました。

家に帰って竜谷大平安の試合を見るべきでしたが、予想外に試合の運びが早く、残念ながら終わっていました。しかし、7-1で快勝したことは何よりでした。
自称 保育バカ