部分実習

今日は先週から実習に来られている実習生にに部分実習をしてもらいました。

当日までに毎日の実習簿と並行しながら、指導案をよりよくしていくために一生懸命に試行錯誤されていました。

前日の1日の振り返りで「明日は私が先生になるのですか?」と少し不安そうな顔で訪ねて来られた実習生の顔を見て、自分が実習生だった頃の気持ちが思い出されました。

そして迎えた今日。子どもたちは実習生の緊張をよそに「実習生が楽しいことをしてくれる!」とウキウキしながら話を聞いています。

初めに丸く切ったいろんな色の画用紙を見せ「何に見えるかな?」と見立て遊びをしました。きらきらの丸を見せると「しゃぼん玉!」と子どもたちが元気よく答え、実習生が「今日はみんなでしゃぼん玉をしようか!」と誘い掛けると歓声が起こりました。

さっそく人工芝でしゃぼん玉を楽しみました。どうやったらたくさん作れるか、大きくできるのか・・・「液を(容器の)中でくるくる回すとできやすいで」「ストローを下に向けるとできた」「優しく吹くねん」などと発見したことを思い思いに話してくれたり、1人が人工芝にしゃぼん玉がくっつくことを発見すると、みんなでしゃぼん玉タワーを作ったりと科学的な観点でも楽しんでいる姿を見て、年長児の遊び方と年少児の遊び方との違いを感じました。

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その後は部屋に戻って大きな模造紙の空に、自分が見えた色のしゃぼん玉をパスで描いてから、絵の具で色を塗りました。

どの子どもも「めっちゃ楽しいわこれ!」と言って時間いっぱい活動していました。

毎日緊張や実習簿に追われ、実習は想像以上に体力的にも精神的にも大変なものです。自分も数年前に痛感したことを忘れず残りの1週間も有意義なものになってもらえるように、実習生の心に寄り添いながら適切な指導ができるように努めたいと思います。

 

Laugh Sketch