平成26年度の皆勤賞・精勤賞の書き手が?

 

 賞状に書く名前を書く“筆耕”ことはなかなかというより、大変難しいことです。広野幼稚園には、少しは字が上手なものもおりますが、ほとんどの者はできれば避けて通りたいと思っているのではないでしょうか。子どもの心を育てるためにクラス宛に出している音楽会表彰状や1円玉募金お礼状などは別としてもです。

 

 さて、今年の皆勤賞・精勤賞の書き手が変わりました。卒園児の保護者のMさん(女性)です。お二人のお子さまを卒園させていただきました。

 話は少し変わるのですが、全国紙の一つ、毎日新聞には読者の書道家たちが投稿され、2週間に一度ぐらいでしょうか、専門家が品評される欄があります。大人の時と子どもの時が交互に掲載されているようです。特別興味がある訳ではありませんので確かなことは言えないのですが、このような頻度だと思っています。

 

 なぜ、この欄に少しの興味を持っているかと言えば、時々、卒園児の名前が見られるからです。中には、小学校の低学年から高校生になっても続けている方もあり、その上達振りには目を清めさせていただいています。広野町にはとてもよい指導者がおられるのでしょう。

 

 一方、大人の部でも、40年近く前に卒園された同姓同名(?)の方もおられるとともに、このMさんの字にも、再々、お目にかかっていたのでした。

 

 年末も押し迫ったころだったでしょうか、たまたま、先様からお電話をいただき、渡りに船とばかり、ご依頼することになったのでした。どうか、これから先、20年、30年に渡り、ご健筆を奮っていただけたらと願っています。

 

 未来の皆勤者・精勤者とともに、よろしくお願い申し上げます。