幼児期の運動と走り方について

先ほどの園長先生のブログにもありましたが、19日水曜日に城南地区の研修会に

行かせていただきました。「幼児期の運動と走り方のメカニズム」というテーマでお話しを聞かせていただきました。

鍼灸師の先生からのお話しでは子どもたちが健康な状態を保つためには何が必要なのかということについてでした。

子どもたちにとって大切なものは大きく3つあり、1つは、良い食事を摂ること、2つ目は適切な運動を行うこと、

3つ目は十分な休息をとることでした。各項目での大事なポイントについても教えてくださりました。

子どもたちが園生活で活動的に動くためのエネルギー源になる朝食をしっかり摂ることの大切さを教えていただきました。

また、米、イモなどの炭水化物と言われる食品が1日のエネルギーの60%を占めており、それが脳のエネルギーにもなるということでした。

運動についてでは、近年、紫外線が強くなっていることもあり外に出て遊ぶ機会が減ってきているのですが

紫外線を浴びることによってビタミンDが生成され骨が強くなるという研究が出ているということで、

1日30分は日光浴を行うことが大切ではないかということでした。

休息についてでは、子どもに必要な睡眠時間について教えていただきました。子どもにとって必要な睡眠時間は10時間だそうで

その睡眠がとれるように逆算した生活を送れるようにすることが重要であるということについて伺いました。

その後の講演では、プロランニングコーチの方から、体幹についてのお話しを聞きました。

楽に・速く・長く・美しく走るためには体幹が必要であるということを教えていただき、

体幹の大事なポイントや自分自身の体幹がどの程度なものなのかまた、実践トレーニングなども教えていただきました。

そして、今日の終礼の時間をいただき先生方に研修の報告を兼ねて研修会で教えていただいた実践トレーニングに取り組みました!

体幹のなかで大切な肩甲骨を柔らかくするためのトレーニングやおへその4センチ下にある丹田と呼ばれるツボを

意識して立つトレーニングや正しい姿勢での立ち方、肩こりを解消するための運動などを紹介させてもらいました!

先生たちも楽しみながら体幹のトレーニングを行えたのではないかと思います♪

 

最後に、背中を意識して立つというトレーニングについて教えていただきましたが、

子どもたちにも伝えたい内容だったのでブログのほうにも書かせていただきます。

猫背の状態から手に腰を当て、肩甲骨を寄せるイメージを持ちながら背筋を伸ばして立つということで

骨盤がしっかりと立ち、正しい姿勢を保つことができるのです。現代人には姿勢の悪い人がも増えてきているので

肩甲骨や骨盤を意識することの重要さを改めて教えていただけた研修となり、子どもたちにも伝えていきたいと思います♪

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りんごちゃん

(城南)地区の研修会へ

 

私立幼稚園では城南(南山城)地区の各私立園の先生方の視野を広げ、各人の実力を高めようと、毎年毎年、年8回、いろいろな領域の研修会を行っています。昨日の水曜日、京田辺市の社会福祉センターにおいて鍼灸師とプロランナーが講師という異色の会が行われました。めったに聞けないということで、YA(N)先生、YA(M)先生、F先生、U先生と私との5人が参加いたしました。

 

早めに出ましたので、途中で道草をしようかということになりました。少し時間が早かったからです。道草地は“ガジュマルの樹”という名の木のおもちゃのお店。少し前に小耳にした情報が突如よみがえってきたからでした。

 

良いものを見るということは、その分野の質の良い目を育てる王道だと言われます。たとえ、一瞬でもその雰囲気・色・形・材質・値段などを目にすることは、保育に携わる人間として、とても有益だと考えています。幸い手持ちの現金もありましたので、3点ほど、音の出るおもちゃを購入しました。いちご組や未就園児の子どもたちが大喜びする様子が目に浮かびます。

 

肝心の研修会、十分すぎるほどの収穫でした。若いころから数多くの研修会を経験している私ですが、十分すぎるという形容詞がつく研修会に出会えることは早々あるものではありません。さっそく広野幼稚園内でも試みてみようと思ったのは、椅子に浅く座り、(肩の背中側にある)左右の肩甲骨の幅を狭めると姿勢がよくなるという話でした。

 

研修内容については、YA(M)先生が書くかと思いますので、興味をお持ちの方はそちらもお読みください。

自称 保育バカ

一つの教材をリニューアル

 

ある日、ある年少児のクラスのロッカーの奥を掃除していますと、今ではどの学年でも使用していない昔のカルタが出てきました。何と、これが思わぬ掘り出し物でした。

 

それは、濁音・半濁音のカルタだったのでした。濁音というのは、言うまでもなく、“がぎぐげご”とか“ざじずぜぞ”などの言葉が集まったカルタです。半濁音は“ぱぴぷぺぽ”です。世の中には、なかなか、出回っていないカルタです。

カルタ

 

広野幼稚園では、この問題を解決しようと20年ほど前に、子どもたちが活動する写真を使い、自前で濁音カルタを作りました。現在でも、なおそのカルタを使っています。このカルタは我ながら少々疑問に思うこともありますので、この再発見は非常に喜ばしい出来事でした。

 

さっそく、年少児の何人かの担任が寄り集まり、整理しますと、17セットほどができました。広野のカルタは、原則的に、二人一組で行いますので、一クラス分としては、十分すぎる数です。

 

もちろん、読み札はクラスでは先生分として一組しか必要ありませんので、初期の読書教材の一つとして、年長組やどんぐりクラブで個人持ちとして活用する予定です。

 

また、促音や拗音や拗長音については、別の新しい(?)教材を使って子どもたち自らの力で読み書きができるよう、簡単な教材(おもちゃ)を作成中です。

自称 保育バカ

すてきなプレゼント

新年度が始まり、2週間が経ちました。少しずつ新しいクラスへも慣れ始めた頃でしょうか。そんななか、去年卒園されたお友達が、素敵なプレゼントを持って訪ねてきてくれました。

「幼稚園で育てていたアネモネが咲いたよ」と一輪持って来てくれました。

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卒園後も大切に育ててくれてたのですね、とても嬉しかったです。

幼稚園を卒園してもこうして幼稚園を思い出してくれると私たち担任もとても心が温かくなります。

みんなのお家のアネモネも元気に咲いたかな?また幼稚園のことを思い出しながら、小学校で元気に頑張ってね。

あくびちゃん