一つの教材をリニューアル

 

ある日、ある年少児のクラスのロッカーの奥を掃除していますと、今ではどの学年でも使用していない昔のカルタが出てきました。何と、これが思わぬ掘り出し物でした。

 

それは、濁音・半濁音のカルタだったのでした。濁音というのは、言うまでもなく、“がぎぐげご”とか“ざじずぜぞ”などの言葉が集まったカルタです。半濁音は“ぱぴぷぺぽ”です。世の中には、なかなか、出回っていないカルタです。

カルタ

 

広野幼稚園では、この問題を解決しようと20年ほど前に、子どもたちが活動する写真を使い、自前で濁音カルタを作りました。現在でも、なおそのカルタを使っています。このカルタは我ながら少々疑問に思うこともありますので、この再発見は非常に喜ばしい出来事でした。

 

さっそく、年少児の何人かの担任が寄り集まり、整理しますと、17セットほどができました。広野のカルタは、原則的に、二人一組で行いますので、一クラス分としては、十分すぎる数です。

 

もちろん、読み札はクラスでは先生分として一組しか必要ありませんので、初期の読書教材の一つとして、年長組やどんぐりクラブで個人持ちとして活用する予定です。

 

また、促音や拗音や拗長音については、別の新しい(?)教材を使って子どもたち自らの力で読み書きができるよう、簡単な教材(おもちゃ)を作成中です。

自称 保育バカ