100円均一ショップを巡り

幼稚園というところは、お花紙を使って装飾用の紅白の花を作るということはよくなされることです。一見、豪華で華やかに見えるので、長年多くの園で続けられてきているのでしょう。

今年の卒園式の日の天気予報は雨模様ということでした。そのため、平成27年度卒園式と記した立て看板の周囲を飾る大輪の紅白の花が、無残にも台なしになってしまうのではないかということを考えた運転士の長野さんたちが、立て看板にビニールシートをかけてくれたという話を誰からとはなしに聞いたのでした。

卒園する子どもたちや保護者の心情をそこまで考えてくれている運転士さんたちの心意気に感動しながらも、雨模様だと分かっているなら、それはそれで対策があるのではないかと考えたのでした。

しばらくして思いついたのは、100円均一で売られている模造の桜の枝でした。この枝を100本程度購入すれば10000円、忙しい先生たちの労力の軽減につながるのではないかと思ったのでした。

そこで、翌日、お墓参りを済ませた後、近隣の100円ショップ巡りを試みたのでした。試みに、10本ずつ購入して帰ってみると、びっくりしたことに、枝の太さや桜の花の数が違うことでした。花びらの数を数えてみますと、多いのは25前後、少ないほうでは、14・5というところです。その理由は花びらにラメが施されている分は花数が少なくなっていることがわかりました。

食べ物の購入に当たっては賞味期限などにはむとんちゃくな方ですが、花びらの数には相当以上に神経を使わねばと思っているところです。近日中に、花数の多いショップの桜を買い占めに再度出掛けるつもりです。    自称 保育バカ