7月2016

終園式は素敵な音楽と共に

7月20日、一学期の終園式を迎え、久しぶりに全園児が講堂に集いました。

新入園児たちもすっかり幼稚園に慣れ、園生活を楽しんでいるようすが感じられる表情での入場です。

舞台に並んでいるさまざまな楽器を見て子どもたちの目が一層輝きます。

毎年、終園式は器楽部のお母さま方によります“生の音楽を聴く会”で始まります。

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子どもたちが大好きなアニメの歌や手話も交えた「365日の紙飛行機」では大きな歌声が響き渡りました。

朝ドラ効果?AKB効果?よく知っているんだなぁと感心しました。

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最後には紙飛行機を飛ばしていただき、大歓声が上がりました。暑い中、お疲れさまでした。その後の園長先生のお話にもあったように子どもたちの耳に、頭に、心に素敵な音楽が浸み込んでいったことと思います。“音楽っていいな”と改めて感じるひとときを本当にありがとうございました。

園長先生との約束を守って楽しい夏休みを過ごしてくださいね。

保護者の皆さまプール・水遊び登園、自由登園は続きますがこうして一学期が無事に終えられましたこと皆様のご協力や応援のお陰と感謝しております。ありがとうございました。

乗り気コラム

祇園祭の前日の朝

京都の3大祭りというより、日本の3大祭りともいうべき祇園祭、今年の宵山は曜日の巡り合わせにより、土曜日でした。毎回、夜に出歩くのも能がないと、この朝の9時過ぎには京都市役所前にある御池の駐車場にくるまを止め、室町通りを歩いていました。

 

この通りをまっすぐ南に下がり、仏小路通り辺りで折り返し、新町通りを北上しようという案です。前日夜の宵々山でも隋分の人出があり、道路はゴミが目立つかと思っていましたが、案に相違してきれいなものです。深夜に働き、大量に出たであろうゴミをきれいに片付けていただいた方があることも頭の中に入れておきたいものです。

 

この室町通りを三条まで下がれば、役行者山町、黒主山町、(浄妙山町)、鯉山町、(橋弁慶山町)と後の祭りの町内があり、蛸薬師通り以南には、明日の巡行に今年の山一番として参加する山伏山、(占出山)、菊水鉾、(函谷鉾)、鶏鉾、白楽天山まで、姉小路の西の通りである新町通りからは逆に北上、岩戸山、船鉾(池の坊短大前)、放下鉾、霰天神山と続きます。このコースが初めて祇園祭を見る方にとっては、ゴールデンコースではないでしょうか

 

この上(かみ、すなわち北)には、後の祭りの南観音山、北観音山、八幡山と続きます。運がよかったのは、たまたま、ここを通りかかっただけで、南観音山の新しくできた会所(町屋から鉄骨作りへ)で、明快な解説付きで南観音山の20数人の方々の祇園囃子の演奏を聞かせていただいたこと、その後、事前申し込みのあった子どもたちへの1対1の指導振りで急激に上達するさまを見せていただきました。

祇園囃子は太鼓と笛と鐘(チャンチキ)の楽器から成り立っていること、リズムもしごく簡単で、“コンチキチン”の拍子と言われるように“コン”“チキ”“チン”の奏法が組み合わせられているとのこと、真ん中の“チキ”だけは、チャンチキの内側の(側面の)上を打ってからすぐに下を打つことなどを見学させていただきました。

 

南観音山は、はるか昔の夜中に、四つ辻で何か暴れていた様子を見せていただいたことがあるとおもうので、そのご縁に感謝しました。

 

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    園長

ついにツバメの雛が孵りました

6月15日のブログでお伝えしていた北門のツバメの雛がついに孵りました!

高い場所に巣があり、卵を無事に生んでいるのかもわからず、「赤ちゃんまだかなぁ?」と毎日待っていましたので、今日の帰りのバスを待っている時は「先生!赤ちゃんいるで!」「あ!お母さんがご飯あげにきてはる!」と大興奮の子どもたちでした。

 

今のところ元気な2羽の雛が大きな口を開けて「ご飯ちょうだい!」と可愛い声で鳴いています♪

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ツバメの雛は数日に渡って孵るようなので、もしかするとまだ兄弟が増えるかもしれませんよ♪

明日からの登園時や降園時にも、成長が見られるので幼稚園に来る楽しみが増えますね♪

 

いつもは南門から登園される方も、是非、北門から登園して雛の成長をお子様と一緒に見てみてください☆

 

Laugh Sketch

 

大原の里、寂光院へ

この日の天気予報では最高温度が35度を上回るということなので、それでは、朝のうちに、心のふるさとの一つである京の奥座敷的な大原は寂光院へ、平家物語の昔を偲び、新鮮な空気を吸い、季節のトンボなどを見て目の保養とともに心身をリフレッシュさせようと、朝早くに家を出ました。

 

大原への入り口、京都の幼稚園や保育園の園外保育地の一つ、“こどもの楽園”近くの交差点(花園橋)で右折しようとすると、この時間帯で、信号待ちが2度、“ふ~ん”と変なことに感心しながら、後に続きます。

 

着いたのは7時半過ぎ、直接うかがうには早すぎる時間です。そこで、大原の里の駅(道の駅ではありません)に立ち寄ろうとしますと、駐車場は早や満杯、道路を隔てた一番遠いところに止めました。

 

別に、新鮮な野菜を買い求める訳でもありませんので、気楽なウィンドーショッピング(?)です。気を引くものはありませんので素通です。今日の出店は13店舗。周辺の畑には、収穫期を迎えている赤紫蘇(しそ)が目をひきます。ところどころに残っている(とうがたった)野菜の花にモンシロチョウなどが舞っています。周囲の山々には低い雲がかかっています。我ながら、満足すべき山里の朝です。

 

心残りだったのは、出店の奥にひっそりと置かれていた小ぶりな石の地蔵さん、値段は手頃だったのですが、あいにく持ち合わせているものがなく、またの機会といたしました。

 

肝心の寂光院。建礼門院(平清盛の次女、壇ノ浦で入水後、救助)の大原陵などを参って時間を合わせたので、一番客として出迎えていただきます。このお堂が心ない人によって放火されたのは2000年。再興はその6年後。早や再建されて11年もの月日が経ったのか、月日は現代の過客です。

 

そう言えば、平家物語に出てくる汀(みぎわ)の姫小松(放火の影響で焼け焦げ、枯れ死)とともに、自分の青春の一コマも残っているのです。この時の思いが“~の前で絵本の読み聞かせを受ける”という広野幼稚園のカリキュラムの中に生きているのです。

 

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  自称 保育バカ

豊かな発想力

もうすぐリオデジャネイロオリンピックが開催されますね。

年長のお部屋ではオリンピックに先駆け、万国旗を飾っています。子どもたちもそれぞれの国の国旗に興味津々です。

今日は休み時間に面白いものを作っていたお友達がいたので紹介します。

「先生、見て!」と見せてくれたものは国旗でした。

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どこの国の国旗かすぐにお分かりになりますよね?!

そう!ブラジルの国旗です。 この国旗の作り方に注目してほしいのです。

これは3枚の折り紙からなっており、一番下から青い折り紙、二枚目は丸の形を切り抜いた黄色の折り紙、そして三枚目はひし形に切り抜いた緑の折り紙です。 それを3枚重ねることでブラジルの国旗を表現していました。

年長にもなると、子どもたちの発想力の豊かさに驚かされてばかりです。

最後に星の模様も描き込み、完成したものも見せてくれました。

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次はどこの国の国旗を作るのか楽しみです。

マイク

描いた絵が動き出す??いいもの見つけたよ♡

ぱれっとひろばの前日のこと。指導案を見て打ち合わせをしていました。

(ぱれっとひろばはもちろんのこと、すべての保育に指導案があり、追加したり、反省したりしながら日々保育が進歩しています。)

その時、ふとK先生の机の上に置いてあった、サンケイリビング新聞社から発刊されている、

子育て情報誌

を何とはなしに手に取られ、見ておられた園長先生が「これや!明日に使える!」と早速、問い合わせたおもちゃが

「おえかきアーティスト」という7月上旬に発売されたばかりの新商品です。

その時の職員室の慌ただしさといったら(笑)ご想像におまかせいたします。

久御山にあります某〇〇ちゃん本舗に入荷を確認したら、すぐさま、園長先生自ら、車で商品を購入してきて下さいました。

早速、箱からおもちゃを出し、機械に強い?A先生、O先生、Y先生を中心に遊んで(実際は必死に仕事して)

数時間かかって、無事に完成しました。

どういうおもちゃかと簡単に言いますと、ボードに描いた絵がボタン一つで動き出します。

自分の絵が動き出すなんて!感動です。もっともっと描きたくなります。

これは子どもたちの創造力もさらに、育めそうです。

最先端のおもちゃを駆使しながら、残念ながらパソコンに取り込むことがうまくいかず、あきらめそうになったのですが

最後はビデオカメラで描いた絵を撮影するといった、原始的な方法で(笑)

ギリギリセーフ。今日のぱれっとひろばに間に合いました。

ぱれっとひろばの2歳児クラスにはそのおもちゃを実際に使って、自分の描いた車が道路に走り出したり、

グルグルグルと描いたものが公園の背景に合わせて動かしてみると、お父さんが「これ、何に見える?」

「虫!」と子ども。動き出すと、何かに見えてくるというのも楽しみの一つです。

今後は誕生会や、幼稚園のさまざまな保育にも生かせるだろうかと、日々アンテナを張り巡らせて

この宝物の「おえかきアーティスト」を活用させていただきたいと思います。

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ぱれっとひろば 夏を楽しもう!

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3回目のぱれっとひろばは「夏を楽しもう」でした。

朝から雨が降っている中、元気に来ていただき、ありがとうございました。

今日は、牛乳パックに絵を描いて、金魚とポイを作りました。作った後は切り取って、金魚すくいをしましたよ。

牛乳パックを使うことで、すくう時に、ピタッと吸いつくのが保育のミソですよ。

お家でも簡単にできますね。是非お家でも楽しんでください。

油性ペンで「僕はワニを描いた」というお友だちも…ワニがすくえるなんて、手作りならではですね。

タコやイカも泳いでいます。楽しい楽しい金魚すくいです。

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それから、雨が上がり。シャボン玉にとっては絶好のチャンスです。

上昇気流にのって、なかなか割れなくなるので♪シャボン玉とんだ 屋根までとんだ♪

の歌を歌いながらどこまでもとんでいくシャボン玉を見つめる、夢にあふれる可愛い子どもたち。

一緒に来ていたお兄ちゃん、お姉ちゃんたちは、ラケットや金網を使って巨大なシャボン玉に挑戦していました。

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今日、講堂で観た「金魚がにげた」のお話の作成については、次のブログで紹介します。

次回のぱれっとひろばは7月23日(土)です。

途中からの参加も大歓迎です。今日も3名の新しいお友達が参加してくれました。

お待ちしています。

スマイル

☆ 隣の物と隣の物を比較する(2)

ユニバーサルデザインのエプロンの原稿を書いていたところ、隣の講堂では年長児の跳び箱などの運動が始まりました。また、逆上がりに取り組むべく、鉄棒の用意もなされていました。

 

子どもたちはいなかったのですが、その瞬間、一年前にこのブログ欄で書いたことを思い出しました。それは、逆上がりは天に向かって足を上げるように見えるが、そうではなく、“足でけるのは前方の壁に向かってである”という世間では通用しないような原則(?)を見つけたのでした。

 

この二つが自分の頭の中でドッキングしたのでした。そこで導き出されたのは、逆上がりに取り組む際には、壁に沿って置かれているマットは壁面に接していなければならないということでした。なぜなら、壁面に沿って置かれている鉄棒は、(子どもの頭が壁に激突しない限りという条件はつきますが、)できるだけ、近いほうが回りやすいからです。もっと丁寧に言うなら、移動式鉄棒の底の前方の部分が壁面と接していれば、簡単に回れるということです。

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このような簡単な事実がなかなか発見できないのは、一つの指導法や環境が頭にこびりつき、新しく斬新的な環境をイメージできないからであろうからかと思います。どちらが効果的に指導できるかは、二つの現場を並べ、子どもたちに挑戦させてみれば簡単に分かることでしょう。

                                            自称 保育バカ

年長児 月の歌(7月)

毎日、蒸し暑い日が続いていますね。

朝から雨が降っていても、子どもたちは、「今日はプールに入れるかなあ」とプールバック片手に、ウキウキと登園してきます。

曇り空から、少しでも太陽が顔を出すと「今からプールに入れるんと違う?」と口々に訴えかけてきます。これからも、たくさんプール遊びができますように…

そして、  昨日は七夕でしたね★ 夜空ではきっと、織姫様と彦星様も一年振りに会えてお話も弾んだことでしょうね。子どもたちと一緒に、笹に飾りをつけていると、どこからともなく「笹の葉さーらさら」と歌声が聞こえ始め、いつの間にか大合唱となりました。

歌うことが大好きな子どもたち。発声練習では頭声(裏声)も美しく出せるようになってきました。徐々に、歌のなかでも頭声の美しい響きで表現できるように担任たちは指導しています。

また、地声と頭声を、スムースに繋げられるようにすることも現在の目標です。

7月は

手のひらを太陽に

友達賛歌

夏の思い出 の3曲です。

「手のひらを太陽に」と「友達賛歌」は地声発声に近い歌い方で元気よく、「夏の思い出」は頭声発生を意識して、涼やかに、透き通った歌声となるように練習しています。

どの歌もご存知かと思います。ぜひ、親子で歌ってみてくださいね!!

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年少月の歌

年少7月の月の歌をご紹介します。

キラキラ星

めだかの学校

うみ

せっけんさん

 

この4曲です。

手を洗いながら、「せっけんさんはいいにおい~」と口ずさんでる子どももいるほど、親しむことができています。

 

また、ひろの幼稚園にはせせらぎがあり、そこには小さいメダカや金魚が住んでいます。

めだかの学校では、実際にせせらぎの前でメダカたちを見ながら歌うことで

より、曲の風景が感じられるのではないかと思っています。

 

dokinちゃん