鬼にも負けないワタナベさん

遠足や鍋パーティー、ぱかぽこ大会と2月も楽しい行事が目白押し。今日は、来週に控えた年中組さんのバームクーヘンの準備として、渡辺さんが竹を取りに行ってくださいました。

ご近所の方のご厚意で竹をいただいているのですが、子どもたちがバームクーヘンを作っている間に竹の中の空気が温まって破裂しないように、竹の節に切り込みを入れてくださいます。年中組さん、楽しみに待っててね♪

そして、「余った竹で作ったよ~」と、職員室に花器も作って持ってきてくださいました。

早速、職員室と講堂の間のボードに吊るし、水仙を生けたのでした。

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う~ん、清々しい気持ちになりますね!

お花があるだけで心がほんわかと癒されますが、さささっと片手間に作ってプレゼントくださる渡辺さんの遊び心がすてきだなあと思いました。

余談ですが、昨日の節分では、ワタナベ姓の方たちは豆まきをしなくても鬼が寄ってこないとか。平安時代に、大江山にいた鬼の腕を源氏の武将、渡辺綱という人物が切り落としたことから、鬼の間では渡辺綱血筋を恐れてワタナベ姓には近づかないそうですよ。

いいなあ、渡辺さん。。。

 

Maikka

熱々!お鍋パーティー

今日はさくら・ふじ・いちょう組でお鍋パーティーを行いました。

 

それぞれが好きな野菜などを持ち寄り、

前日運転士さんや担任の先生たちが用意してくださった大きなお鍋で作りました。

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大きなお鍋に「何人分作れるんやろう?!」と期待感でいっぱいで、

まだかな、まだかなとお鍋の出来上がりを楽しみにしていた子どもたちでした。

 

また、お鍋が完成するまでの間に、おにぎりも自分たちで握って作りました。

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そして、おにぎりが完成するころ、いい匂いのお鍋も完成!

 

寒い中、熱々のお鍋は身も心も温まります。

自分たちで作ったお鍋の味は格別!

普段よりも食が進んでいた子どもたちでした。

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『同じ釜の飯を食う』ということわざをよく耳にされたことがあると思います。

一つの釜で作ったごはんを分け合って食べ、

他人同士が家族のように日々一緒に過ごし、苦しいことや、 楽しいことを共に感じて過ごすということで、

とても親しい間柄(関係)のことを 言うようです。

約1か月半後に卒園を迎える子どもたちみんなで、同じ釜の飯を食べて、今までの楽しかったことを思い出したり、

また、さらに仲が深まってくれればいいなと思います。

 

ドキンちゃん

鬼は外、福は内~!!

昨日は節分でしたね。「お家でも豆まきしたよ」と子どもたちからたくさん声が聞かれました。

保育室の窓には1週間ほど前から鬼のお面が!

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廊下から目の位置を合わせては「先生、見て!」と楽しんでいました。

お多福さんは、誰かな?

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昨日は園でも赤鬼と青鬼が遊びに来てくれました。金棒を持っていますが何とも優しそうな鬼たちでした。

豆まきを楽しんだ後は、「一緒に遊ぼう」「握手して」と嬉しそうな子どもたちでした。

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そして今日ちらっと園庭を見ると・・・

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園庭では昨日の豆を拾う鳩の姿を見つけました!近くにいた子どもたちとその瞬間が見れて何だか嬉しい気持ちになりました。

皆様のところにもたくさん福が舞い込みますように・・・

ROXY

 

絵本(読み聞かせ)の世界を広げる

日曜日、高島屋で行われていた京都私立幼稚園の絵画展の帰り、一軒の本屋さんに立ち寄りました。そこで、数冊の絵本を買い求めたのですが、その中に思わぬ掘り出し物がありました。

掘り出し物と言いましても新刊ですが、その中の一冊は私たちの幼稚園では全然話題になっていなかった絵本でした。不覚なことでした。

その絵本の名は“くれよんがおれたとき”と言いますが、この題名が示す通り、子どもたちの間で起こるごくささいなトラブルから、葛藤する子どもの心の動きを絵本化したものです。その内容は、“親から買ってもらったクレヨンを使うのをためらっているうちに、仲のよい友達が自分の許可を得たか得ないうちに使いだし、挙句の果てはそれを折ってしまったということから始まる一人の女の子の心の動きを詳細に追ったものです。立ち読みしながら感動し、即座に購入を決めたものでした。

この1年前のこと、このブログ欄でも書いたことですが、広野幼稚園というところは、子どもたちに読み聞かせる絵本は、年間を通してほぼ決まっています。この基本線のうえにたって、ある日、一日だけ子どもたちに読み聞かせる絵本があってもよいのではないかと考え、この収集に全力を尽くそうではないかということでした。

その後、1年の月日が流れたのですが、はかばかしい動きは見られず、ほとんど停滞状態だったのでした。それが、この絵本によって2段階ほどのステップアップしたのでした。

その理由は、この作者が他にどのような絵本を描いているのか、まずまずの出版社から出しているのかなどをネットで調べたところ、年長児の子どもたちに年間購読していただいている、チャイルド本社からもかなりの数を出していることが分かったのでした。

そこで、絵本室や年長児のクラスに残っているこの作者の絵本を捜し出し、改めて読んでみますと、その本の裏表紙裏の作者紹介欄には“北海道生まれ。小さい子どもの心のゆれをていねいに表現したお話作りを続けている”と書いてありました。これこそ、今自分たちが真に求めている絵本作家ではないかと思い、当分の間、この作者を追いかけてみようかと思っているところです。

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自称 保育バカ