歴史的(ワールドカップ24年ぶり)勝利、日本ラグビー

映像のスポーツを見ていて、久しぶりに、涙が出ました。エディー・ジョーンズ監督が率いる桜のフィフティーンが、

第8回を数えるワールドカップイギリス大会で、後半の時間終了間際に、5メートルスクラムから出たボールを右に左に展開し、

タイムアップ寸前に、左隅にヘスケスが飛び込み、ワールドカップで2回も優勝(現在世界ランク第3位)している南アフリカに、

34-32で逆転勝利したのでした。

 

2020年に東京オリンピックが開かれることを知っている方は多いと思いますが、その前年の19年にラグビーのワールドカップが

東京を中心に開かれることをご存知の方は少ないのではないでしょうか。物凄い練習をしてきたと言われる今のチームの面々です。

ぜひ、応援してあげてください。

 

保護者の皆様がこのようなブログに関心を持たれる方は皆無かと思いますが、お父様方の中で5人でも、10人でも

読んでいただければ幸いです。

 

前半終わって10-12、5分5分の戦いです。言葉で言うのは簡単ですが、この点差は奇跡的なのです。

まして、後半開始早々、五郎丸のペナルティッキックが決まって、13-12、場内は、日本の信じられない善戦に、

イギリスのにわか日本ファンも興奮のるつぼです。

 

せっかく、全員で勝ち取った得点も南アフリカ選手の圧倒的な体力と個人技で中央突破されすぐにリードを許します。

フッカー(第一列中央)にゴールの中央にトライされ、22-29とリードされたときには万事休すと思われましたが、

それでも踏ん張りました。信じられないことに、右中間にトライを返し、ゴールも決まって29-29。ひょっとしたらの思いもよぎります。

 

しかし、残念ながら、日本のペナルティ。これに対して、南アフリカがとった作戦は、ペナルティゴール狙い。

世界一ともいわれる強力フォワードを持つチームとしてはいかにも消極的。これが究極的に敗因となったのでしょうか。

 

この勝利は、明日のどの新聞にも大きく取り上げられると思いますので、これ以上の試合経過はそちらにゆずりたいと思います。

にわかラグビー