和知の道の駅へ

朝から雨、昼からはもっと降ると天気予報は報じていましたので、京都縦貫道もくるまがあまり混んでいないであろうと想定し、久し振りにくるまで出掛けることにしました。

高速道路を通ろうかと思っていたのですが、やはり一般道の移り変わりを見ながらの方が人間味がありおもしろいだろうと思い、高速道を横目に見ながら沓掛から老の坂をのぼります。

亀岡を過ぎ、千代川・八木・園部を通り、丹波町の入り口には高速道の開通までは、日本海や山陰に出向く方の多くが立ち寄り、現在の宿場町的役割を果たしてきたのが有名なやまがた屋、その爆発的な繁栄振りは多くの同業者から垂涎の的だったのではないでしょうか。

京都縦貫道の開通は多くの方々が喜ばれたであろうと思いますが、反面、その昔、鉄道が開通したことによって多くの宿場町が寂れたように、一般道の道の駅もよほど多面的に考えていかないと立ち行かない恐れがなきにしもあらずです。

とはいえ、立地条件的には国道9号線と27号線がドッキングするところにありますので、まだまだ、多くの方々の道のオアシス的な役割を果たしているのでしょう。自分としても、家から1時間と少し、ちょっと休憩させていただくには格好の場所です。

今日の主な目的地は、27号線でいうなら、次の道の駅の“和”。ここには、広野幼稚園で使っているいろいろなグッズを一気にそろえることができるのです。商品名で言うなら、和傘・各種の竹籠・子ども用の下駄・大きな祭りのウチワなどなど、そのうえ、比較的安価に購入できるのもありがたいことです。

ところが、頭がどうかなっていたのか、9号線に入ってしまいました。気が付きましたが、引き返すのもめんどうと、福知山へ。

ここにある花の寺の一番札所観音寺へ。ここの和尚さんの言葉や絵は、1・2度広野幼稚園の“子どもの広場”の巻頭言に使わせていただいていますので、何か目新しい作品はないかと物色するために立ち寄りました。ちなみに、ここの和尚さんは、現在では、高野山で教学部長をなさっているとか、えらい方はやっぱりえらいと感心しました。

園長