(臨時の)階段を跳び降りる姿に

アニメーションフェスティバルを控えた金曜日の午後、運転手さんたちが、明日参加する方々のために、北側のピロティと園庭を土足で行き来できるよう、ふだんは自由に行き来している“いちょう組かられんげ2組につながる廊下”を、フェンスで一時的に遮断しました。

このシチュエーションを見た私は“ここ(この階段)から子どもたちを跳び降ろさせることは、子ども自身が自分の防衛能力を自覚できる経験になるのでは”と思ったのでした。言うまでもなく、安全面を配慮して、着地点には緑色の人工芝が敷いてあります。

そこで、年少児の担任や子どもたちに呼びかけ、跳ばせてみました。月末に保護者にお渡しする園生活のひとこま(写真)としても、おもしろいショットではないかと思ったからでした。

いろいろな子どもがいることに、改めて感動しました。初期のスケートの練習よろしく手摺りを頼りにしながら跳び降りる子ども、スキーのジャンプの着地時のように一足ランディングする子ども、階段の中央から堂々と跳び降りる子ども、多くの子どもが自己の運動能力と相談しながら高さを決めている姿でした。

そこで、思い浮かんだことは、保育所側の廊下には長い距離に渡ってすべて階段があります。階段と言っても、高さは3段です。イメージとしては、ふだん行う体操後に、横に一列に並んだ子どもたちが一斉に跳び降りる姿です。これを何度か繰り返せば十分な運動量になり基礎体力の養成につながると思ったのでした。

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