太鼓橋をリニューアル!

ゴールデンウィークのあいの日、園庭を見ておられた園長先生が何やら思いついて運転士さんに声をかけておられました。

子どもたちのバランス感覚や協応動作の発達を養う遊具でもある太鼓橋。

ただ太鼓橋が置いてあるだけでは、高さの恐怖心が勝り、なかなか向こう側へ渡れないであろう子どもの心理を読み取り、広野幼稚園では、その下に大木をくりぬいたトンネル遊具を組み合わせて、遊びをさらに促進できるように環境構成していました。

自然物ということもあり、木の一部がすり減ったり剥がれたりと、少しずつ劣化するたびに補修していましたが、時の流れとともにそれだけでは補いきれなくなりましたので、形をかえて使用することになりました。

まずは、太鼓橋を移動させ・・・

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長野さんのチェンソーの腕が光ります。

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山本さんのカンナ仕事も丁寧です!

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二人の息が合った仕事ぶりで、サクサク作業が進みます。一部、子どもの好奇心がくすぐられるような小さな穴が開けられたり。。。

少しカンナを借りて削らせてもらいましたが、刃がしっかり研がれているので、スルスルと木が削れました。道具の手入れも万端です。

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さっそく子どもが寄ってきて、午後から遊べるようになりました。

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一部、形を変えた遊具を見て、園長先生が「何に見えるか。船?宇宙船?」と誰に言うとはなしにつぶやいておられました。

“動物か恐竜の骨?”と思いつつ、保育者の見方によれば、何か造形活動の導入として使えるかもしれないと思ったのでした。

しばらく、子どもの様子を見て、さらに形が変わっていくかもしれません。

子どもが楽しめるスポットができて、連休明けも元気に遊びが始まることを願っています。

Maikka