クラスの中に、仮設のマイクスタンドを
28年度6月頃の年長児の誕生会で、司会者と誕生者が会話する場面において、保育者だけではなく、子どもにも別の本物のマイクを持たせるようにしたことには、かなりの満足感を覚えたものでした。もちろん、子どもの自発的な発言を期待してのことで、少しは成功したように思ったのでした。
これに味を占めて、昨年度の音楽会を前に、年中児や年少児のクラスにも模擬のマイクを備えました。子どもが自己陶酔しながら、何かの(いろいろな)歌を歌ってくれたらとの願いからでした。担任たちからは、まずまずの状態だったと聞いていたのですが・・・。
さて、この新学期、このマイクは一段と活躍してくれました。片手にこれを持たせると泣き止んでくれる子どももいたのです。
しかしながら、このマイク、担任たちは安物と思っているのか、他のおもちゃとごちゃまぜにして保管しているクラスもあります。これでは、早晩、子どもたちの扱いもぞんざいになることでしょう。
こうなってからでは遅いので、何か良い保管方法はないものかとイメージしていたところ、ふだんから講堂にセッティングしてある本物のマイクの状態が目に浮かびました。 そうだ、これを真似しようと。
そこで、徐々にイメージを膨らませていきますと、直接マイクを保持する筒はラップの芯、この芯を保持するものとして文房具の一つクリップ。これをスチール黒板などの壁面には接着する簡単なフックを。
文章に書けば長々となりますが、写真を見ていただければ一目瞭然。簡易マイクを保持するには、ちょうど適当な簡易スタンドができあがりました。かなりの自己満足。
この新しい環境を生かして、子どもたちがより活発で言語表現力のある人間に育っていってくれればと願っています。
自称 保育バカ
2017年4月14日 4:31 PM | カテゴリー:幼稚園からのご連絡 | 投稿者名:フリー