運動会をデジタル的に

表題を読まれた方は“なあ~んだ、今の世の中、当たり前ではないか”と思われたと思いますが、

もうちょっとお付き合いください。

 

運動会のシーズンですので、それなりの時間をその運営について当てています。

その中で思いついたのがこのテーマです。現在の世の中の常識(?)として、

運動会の実施か否かは運営者(幼稚園・学校)側にゆだねられていますので、

それが一つの固定概念として自分の頭の中に染み込んでいたのです。

 

ふとした弾みでその呪縛が解けますと、視界が広がりました。

それは、広野幼稚園の運動会当日の開催場所を、保護者・子どもたち・先生、参加者全員が前日の夜に分かっていれば、

心が休まるのではないかと考えたのでした。

 

時代は進歩しました。天気予報は当たらないものという思いから、今では“ほとんど当たる”という時代です。

また、それも“何時頃の確率は?”という時代でしょう。また、これらのデータが、各人平等に伝わる時代です。

広野幼稚園は、このデータを活用しようと考えたのでした。

 

また、今年の猛暑は別にして、地球の温暖化が一段と進み、たとえ、10月と言えど、30度を越える日が再々訪れるでしょう。

この時でも、正午の温度が○○度を越えれば、お天気がよくても“今日の運動会は体育館で”ということも可能となるでしょう。

そうすれば、保護者の皆様も、前の晩からそれほど悩んでいただかなくてもよいのではないか。

幼稚園サイドとしても、心の準備だけではなく、使用する室内遊具だけをトラックに積み込むことが可能となります。

物心ともにかなりのメリットがあり、ウィンウィンの関係なようです。

 

未だ、素案の段階ですので、何時現在、降雨確率が何パーセントであるか、

また、予想温度が何度であれば体育館で、ということは決まっていませんが、

これらの点については、在籍する先生方と相談し、決まり次第保護者の皆様にご連絡したいと思っています。

  自称 保育バカ