音楽発表会を終えて

ここ数日の春の訪れを感じさせる陽気に、11月半ばに植えたアネモネもぐんぐん大きくなってきました。子どもたちも園庭や人工芝で元気に走り回っています。

子どもたちが素晴らしい音楽を披露した発表会から1週間が経ち、時間の流れの早さを感じています。保護者の皆様からもたくさんの労いの言葉をかけていただき感謝しております。

卒園を前にした子どもたちからは「あと〇回寝たら幼稚園の卒園式やな」と別れを意識する会話が聞こえてきます。また、発表会が終わってもメロディオンで合奏曲を弾いたり、誰かが歌い出したら大合唱となります。

さて、本日10時に年長児が講堂に集まり、音楽発表会の表彰式を行いました。各クラスにぴったりの名前が付けられた賞状と盾を園長先生よりいただきましたよ☆

 

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さくらふじうめ

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月曜日の参観日に各保育室に飾ってありますので、ご覧になってください!!

 

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次の日も鎌倉八幡宮へ

前日はかなり歩きましたが、この日は久里浜幼稚園の公開保育の日です。しかしながら、10時からですので、早起きをし、久里浜の手前の横須賀の港で軍艦を見たり、日本の造船技術の礎を築いたヴェルニーを記念して造られている公園を散策し、英気を養った後、幼稚園へ向かいました。

ものすごく大きな幼稚園で、今でも、500人は優に超える人数、活気がありました。時間的に園内を自由に歩き回れなかったのは残念でした。数日前の研修報告で聞いた“QRコードを使って、保育者の実力を向上させる”という話が頭から離れず、いろいろイメージを膨らませている間に貴重な時間が過ぎました。

日本が欧米に開港した記念として、嘉永の時代の大きな石碑が久里浜の海岸線にありましたので、これを見学したあと帰途についたのですが、その途中で、またもや、鎌倉で途中下車しました。何度も来ているところではあるのですが、鎌倉から北鎌倉へは歩いたことがなかったので、昨日とは逆の道をたどったのでした。

このところ、多くの外国人で歩くことすら容易ではないと聞いていた小町通りは、それほどではなく、ウインドーショッピングをしながら、またまた、八幡宮へ。

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昨日よりは、かなり時間が早かったので、神苑の庭の冬ボタンの花を見ることができました。ラッキー。

人間が傘をかぶったように、ボタンの花も傘もかぶっています。雨や雪の対策なのでしょう。その数、100株以上、冬のボタンとしては、京都や奈良でさえ、見られない可愛さを秘めた豪華さでした。

園長

いざ、鎌倉へ!

その昔、関東の荒武者たちは平氏に一時期壊滅的にたたかれた源氏再興のため、いざ鎌倉へを合言葉に集結したと聞いたことがありますが、ある日の午後、馬にはまたがらず新幹線に乗って鎌倉を目指しました。次の日の公開保育に備えて、前の日から待機しておこうという心構えです。

鎌倉への入口、北鎌倉に着いたのは、午後4時も回っていましたので、お目当ての円覚寺の門は閉ざされようとしているかに見えました。そこで、あっさりそのお隣の北鎌倉古民家ミュージアムに入ったのでした。正解でした。

この期間、ここでは、おひなさまとつるし飾り展という催しが開かれていたのでした。古代雛から始まって寛政びな、元禄びな、享保びなに続いて、江戸時代のある時期、爆発的に人気を博したという丸顔の次郎左衛門びななどを鑑賞し、目の保養をしました。

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少し前までの京都などでは、段飾りと言って赤い毛氈の上に、お内裏さまとおひなさま、3人官女や5人囃し、左近の桜、右近の橘などが普通でしたが、京都(昔は都)から離れるにつれて、所得格差もあったのでしょうか、吊るし飾りが主流を占めているようです。

5時閉館ということで追い出され、歩いて鎌倉へ向かいます。北鎌倉から鎌倉へは、JRで一駅です。山越えですが、手頃な近道です。機会をつくって、歩かれるのもお薦めです。横道にそれ、この地でいうところの山を切り開いた“切り通し”を通り、鎌倉駅に到着したのは6時前でした。

この時間で、ホテルに戻るのは、もったいないということで、鎌倉八幡宮を目指します。参道の灯篭には電気が灯り、昼間とは全く違った幻想的な雰囲気です。“(長)旅をしている”というリッチな気分です。

 

鎌倉八幡宮は、今回の出版した本の中にも、七夕の短冊の代わりに昔は“梶の葉”を使ったなどに載せさせていただきました。そのお礼を兼ねるとともに、今回の本が、少々売れてほしいと願をかけました。

園長