音楽の指導を・・・

当園が楽器の購入や、メンテナンスでお世話になっている一木楽器の中島様のご紹介で、全日本音楽教育指導連盟、西日本幼児音楽研究会の常任理事でもある、福留賢一先生にお越しいただき、年長児の器楽演奏の指導をしていただきました。

幼稚園の子どもたちは初顔合わせでドキドキしていました。先週の土曜日に保育所の子どもたちの演奏を見ていただいたのですが、そのときも一つひとつのパートにまずメロディーを演奏させ、音が正しく取れているか、長さは間違っていないか、指揮者や同じパートを演奏する子どもたちと呼吸が合っているかなど、細かい部分まで見ていただいたきました。

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私たち担任は講堂で練習し始めると、「何回も通して演奏しよう…」と気持ちが焦りがちにますが、まずは各パートが正しく演奏できているか、つまずく箇所はどこなのか、しっかり把握しておくことの大切さを改めて感じました。

また、適度に笑いを入れて子どもたちをリラックスさせつつも、一度演奏に入ると「もう、おふざけはなしだよ」とメリハリをつけて指導していただいたいたおかげで、集中力もいつも以上に持続していたように思います。特に曲の頭(出だし)と終わりはビシッと揃うまで、繰り返し練習しました。(もちろん、始まりと終わりを揃えることは日頃の音楽指導でも、各担任が一番気をつけていることでもあります)

子どもたちが帰ったあとは、各クラスごとに合奏曲の楽譜を実際に見ながら、今日の演奏で良かったところ、気になるところ、指導のポイントとなる個所を時間をかけてお教えいただきました。オーケストラでも指揮をされている先生ですので、プロの目と耳で「ここは譲れません、頑張ってくださいね」という個所も教えてくださり、さらに素晴らしい演奏にするためにはどの部分を大切にすべきか、担任の頭もすっきりしました。

次回は2月にまた来ていただく予定をしています。それまでに本日ご指示・ご指導いただいた箇所を子どもたちとともに練習していきたいと思います。

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