宝が池の子どもの楽園へ、来年度以降の遠足の下見に

年長児の枚方パークへの親子遠足がさほどの暑さでもなく、滞りなく実施することができました。連休明けのこの日は、普段の日に比べ、観光バスの料金がお安いということで、長年に渡り、この日に、実施してきたのでした。

ところが、8パーセントに値上げされた消費税の影響もあり、バスの代金の値上げ、加えて、今年度から枚方パークへの入場料金が値上げされ、また、入場料とセットされていた一部の遊戯料金も切り離され、合わせれば、各ご家庭で出向かれるより、高い料金を支払っていただかなくてはならないという事態となってきたのではと憂慮したのでした。

これでは、在園中、ただ一度の親子遠足と言えど、ちょっと首を傾げたくなる事態です。そこで、早々に、来年度の年中児の遠足について再考しようかということになったのでした。

まず、手初めに、20数年前まで広野幼稚園が訪れていた京都の北、宝が池の子どもの楽園が頭に浮かび、この休日に出向いたのでした。折からの小雨で、人出は少ないかと思っていましたが、ある保育園と思われるところが、現地集合ということで、マイカーでの来園者が多く、結構、入園するのに手間取りました。

3・4年前だったと思いますが、大改修が行われて以来お伺いするのは、初めてで、以前に比べれば、駐車場はそれなりに設備され、安全面での配慮としては、ゴムチップを敷き詰めるなど見るべきものがありましたが、公園の遊具類が相対的に小型になり、具体的に言えば、大型のトランポリンが撤去されたり、高い夢の山(2段滑り台)が一段になるなど、子どもたちにとってかなりおもしろみが減ったのではないかと思いました。夏休み期間には、他の先生方にも出向いていただき、その意見を参考にしたいと思います。

蛇足として付け加えるならば、シカの糞を見かけたのにも驚きました。最近の新聞で、この近くにある上賀茂神社の小社、太田神社(万葉集の時代から伝わる湿地帯)のカキツバタがシカの食害にあっていると聞いていましたが、その実態の一部をかいま見たようでマイナス点の一つに数えました。

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園長