暴風雨警報が出るのを承知で、動物園に下見に

 

明治図書で出版していただく予定の原稿が9割5分方できあがりましたので、ちょっと一息、3連休の真ん中、台風が来るという予報を信じて、この月末に年中児が出向く、岡崎動物園の下見に出掛けました。

 

台風が来るというので、ふだんは市バスしか乗らない人間が自分の車での来訪です。ここへは、本当に久し振りです。この動物園の大改装以来、初めてです。

 

さすが、人影はまばらです。じっくり鑑賞することにしましょう。岡崎公園側から入場しましたので、まずは猛獣コーナーからです。ちょうど、飼育員さんが見物客の頭上を虎が行き来するドアを開けたところでした。夜間は通行を禁じているのでしょうか。感動したのは、虎の腹部が見えるということでした。猫科の動物が腹を見せるのは、よくよくなついている人にしか見せないと聞いたことがありますが、本当かどうかは定かではありません。こんな瞬間はあまり見られないことなのでしょう。

 

8月16日の送り火で有名な大文字山が見えたことに感動しました。地理的に言えば見えて当然なのですが、今まで気づいたことはなかったのでした。

 

象の森が随分広くなっているのにも驚きました。京都市動物園では、現在象とツシマヤマネコの繁殖の研究に取り組んでいるとか、ぜひ、白浜のアドベンチャーワールドのパンダのように大成功をおさめられることを願っています。

 

空からは一滴の水滴も落ちてはいませんが、京都に暴風警報が発令されたようです。係員の方が個人的にも退場するよう勧めておられます。自然よりも人間に追い立てられながら、出口へ向かいます。

 

ちょっと待って、遊具、周回電車を見守る動物たちの中に、見慣れた動物がいました。それは、れんげ組前に設置してあるリスの置物です。年長児になれば、このリスのしっぽは、跳び箱の代替品になる代物です。この話(リスの置物)は聞いたことがなかったので、びっくりしました。

 

園内放送の台風情報に急がされて、ちょっと心残りではあったのですが、出口にある売店で、絵本2冊とピクチャーパズルを5セット購入し、朝の散歩を終えました。                                                                                          自称 保育バカ