年中児、親子遠足で万博記念公園へ!

ゴールデンウィークが明けた今日、年中組は親子で万博記念公園に行ってきました!

お母さんと一緒に行けるということで4月からずっと楽しみにしていた子どもたち。そんな子どもたちの願いが通じたのか、天候にも恵まれ、絶好の遠足日和となりました♪

幼稚園で集合したら、いつも乗っている幼稚園バスではなく、今日は大きな観光バスに乗って出発です!

バスの中では先生たちや二フレルに関する○×クイズもしましたよ。

以前からクラスで太陽の塔や万博記念公園の写真を見ていた子どもたちは、公園に近づいてくると、「あれ太陽の塔や!」と保育者より先に見つけていました!

歩いて公園に向かっている際に「太陽の塔どんどん大きくなってきたね!」と言うと、「太陽の塔が歩いてきてんねや!」と可愛い子どものことばも拾えましたよ♪

万博記念公園についてからは、先に広場に行くクラスと森のトレインに乗るクラスに分かれて遊びに行きました。

広場にはたくさんの海の生き物をモチーフにした遊具があり、子どもたちは大喜び!

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森のトレインでは大好きなお母さんの隣に座って、万博記念公園の中をぐるりと回りました。ガイドの方のお話を聞いて、公園内にある花や、植物、建物などたくさんのことを知ることができ、子どもたちだけでなく、お母さまも楽しそうでした♪

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お昼ご飯は太陽の下で、お母さんの手作り弁当を食べました。

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友達やお母さんと一緒に食べるお弁当はいつも以上に美味しかったようで、みんなニコニコ笑顔でした☆

美味しいご飯を食べた後は、みんなが楽しみにしていた二フレルへ!

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生きている魚や動物を見るだけでなく生き物”に触れる”ことができ、ドクターフィッシュのコーナーでは「キャーッ!」と子どもたちの嬉しい叫び声が聞こえていました。

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帰りのバスではぐっすり眠る姿がたくさん見られました。

保護者の皆様、遠足に来てださりありがとうございました。

今日はゆっくり休んで、また明日元気に幼稚園に来てくれるのを楽しみにしています。

がちゃぴん

舌切りすずめのおばあさんは?

前日に歩き疲れ、足の付け根が痛かったので、本でも読もうかと言うことにしたのでした。手に取った本は“ちゃあちゃんのむかしばなし”。高知新聞に連載されていたという昔話集です。小学生も中学年なら、簡単に読めそうな本です。ただし、内容は一話一話独立していますので、数多くのお年寄りから実地に収集された労作です。

以前に少しは読んでいましたので、途中から読み始めます。2・3話、読んでびっくりしました。

その話は“舌切りすずめ”だったのですが、その内容がまったく別のお話とドッキングしていたのです。それは“若返りの水”というおじいさんが若々しい若者になり、欲張りなおばあさんはこの水を飲み過ぎ、赤ちゃんに戻ってしまうというお話です。この話の中では、舌を切られたすずめは、ふだんから優しかったおじいさんにはおいしいお酒で接待しただけではなく、舌を切ったおばあさんにも同じようなおもてなしをしたのです。

話の結末は、欲張りなおばあさんはお酒を飲み過ぎ、赤ちゃんに返ったという結末は同じですが、優しいすずめはおじいさんにもおばあさんにも同じような接し方をしたというのです。

広野幼稚園は“舌切りすずめ”という話題を非常に大事にしていまして、普通の話の中では、おばあさんは大きなツヅラをもらって帰ると、毒蛇やお化けなどのたぐいが出て来るわけですが、「仮に、小さなツヅラを持って帰ったとしたら、中には何が入っていたでしょう」という問題をすべての先生方にたずねています。

この中で出色なのは、おばあさんの心をよくする煙(浦島太郎をイメージ)が入っていたというのがあるのですが、この昔話を何度もイメージしている私としても、とても想像できないことでした。改めて、イメージの広がりには際限がないなあと感嘆しました。

そこで考えたことは、広野幼稚園の絵画指導を長年に渡ってご指導いただいている奥山先生が、常々“広野幼稚園でも何か新しい技法の発掘を!”のご要望に応えることよりも、何かの昔話と別の昔話をドッキングして新しいテーマを見つけることで、そのご要望に応える道もあるのではないかと思ったのでした。

何しろ、明治の文豪、尾崎紅葉が“鬼桃太郎”という創作話を作っているということに、非常に感動し、昔々のその昔、何十年にも渡って言い続けて来ている人間もいるのですから・・・。

自称 保育バカ