7月2016
広野幼稚園ではユニバーサルデザインという考えを年齢の低い年少児たちに活用しようとしています。ユニバーサルとは、その技術を使いこなせない方に対して、もう少し何かを易しくすればその方一人で使えるのではないかという考え方です。
たとえば、満3歳児のハサミには子どもたちが手を切らないように保護カバーがついたものを、また、昼食時に首にかける“エプロン”のゴムの両端には、子どもたちだけで操作できるよう、ユニバーサルクリップを使っています。
ひるがえって、造形活動時に使う園持ちのビニール製の“エプロン”には、両端にゴムが付けられていたのです。そのため、子ども一人では付ける際はまだしも、絵の具が付いたエプロンを外す際には、かえって他のところに汚れを付けるという矛盾を起こしていたのでした。
昼食用のエプロンと造形用のエプロンを写真に撮れば、一目瞭然なのですが、このような事実が分からないところに保育の難しさがあるのではないでしょうか。
自称 保育バカ
2016年7月8日 1:55 PM |
カテゴリー:幼稚園からのご連絡 |
投稿者名:年長
昨夜、空を見上げた方はかなりおられるのでしょうか。雲は少々出ていましたが、彦星と織り姫が見えましたでしょうか。人工の照明が星の明るさを上回っているのでしょうか、私的には見えるものと思っていましただけに、見えなかったのでがっかりしました。
広野幼稚園の3歳児がおうちに持ち帰る七夕飾りは結構賑やかです。星や天の川に加えて、縁起物の網、提灯、貝などなど、笹に飾り付ける飾り物は10個をオーバーしているでしょう。子ども自らが付けた物は、2・3個だと思いますが、お母さまの作品に加え、年中児・年長児・担任の先生からのプレゼントが加わりますと、お正月の縁起物、えべっさんの笹飾りに匹敵すると言ったら過言でしょうか。
さて、この持ち帰りいただく笹には付いていないのですが、園内に飾ってある大きな竹には、日本各地で伝わるいろいろな七夕グッズが盛りだくさんです。
まずは、梶(樹木の一種)の葉、その昔、紙が貴重品であったころ、今では5色の短冊に書く願い事をこの葉に書いたという史実から、その形を濃いグリーン色の画用紙にコピーし、それを子どもたちがハサミで切り取っていきます。この由来を知ったのは、鎌倉の鶴岡八幡宮でのことでした。
“紙衣”というのもあります。“京(京都)の着倒れ、浪速(大阪)の食い倒れ”という言葉もあるように京の町衆は、季節に合わせいろいろな着物を着て楽しみました。七夕には衣装持ちになりたいという願いから“紙衣”をタンスに入れ、質素倹約に励むと、いつとはなしに、着物が増えて行くといういわれからです。この切なる思いも伝承していければいいなあということで、10年以上前から続けています。
更に、カータリ人形、これは長野県松本市で伝わっているもので、一枚の紙を半分に折り、その両端からハサミで交互に切り込みを入れたあと、手前に手前に折り返して(川を渡るときに、からだが濡れないように)足の長い人形を作ります。操作は簡単ですが、説明するのは、結構難しいものです。
この日の保育は、子どもたちの視野を広げるという観点からも考えてほしいと願っています。
園長
2016年7月8日 11:09 AM |
カテゴリー:幼稚園からのご連絡 |
投稿者名:フリー
5月の連休明けに、木曜日のどんぐりクラブに来てくれている年長組の子どもたちと、朝顔の種を植えました。
芽が出て、双葉が出て、1ヶ月経って本葉が出たのを合図に、ブランコの後ろの花壇へ植え替えもしてもらいました。
「大きくなったねえ」
「大きくなったのに、いつまでも狭いポットじゃ、栄養がなくなるからね」
広い所へ引っ越しした後に水やりをして、さらに育ってくれることを願いました。
運転士さんも蔓の誘引にと、支柱やネットを取り付けてくださいました。
それから、さらに1ヶ月経った7月4日の朝。
暑さ厳しいなか、私たちを少しでも涼しくしてくれようとしているのか、とてもさわやかな色の朝顔が咲いてくれました!
プランターでも濃い色味の朝顔が咲いていました。これから、どんどん花をつけてくれますように・・・
色水遊びなどできたらなあ、と考え中です♪
Maikka
2016年7月7日 6:04 PM |
カテゴリー:幼稚園の日常 |
投稿者名:フリー
年中児 7月の歌をご紹介します♪
ひまわり
たなばたさま
ありさんのおはなし
しゃぼんだま
次々と、高音の歌や音域の広い歌が登場してきますが
月初めになると子どもたちは毎回「○月はどんなお歌だろう」と“新しい歌”に興味津々です。
今月も、“たなばたさま”や“しゃぼんだま”等、耳なじみのある曲を聴いて
「あ!この歌知ってる!」「ママとお家で歌ったことあるよ」等と話してくれました。
保育者側も、一人ひとりの音程が少しでもしっかりとれるように…と
何回も同じフレーズを繰り返し歌ったり、付点のつく歌に関しては
子どもたちと何度も何度も確認しながら練習したり
または楽譜の中で“f(フォルテ)”の記号があるところは大きな声で歌う、
“p(ピアノ)”の記号があるところは小さな声で歌う等して、強弱にも気をつけて一つずつの歌に工夫をしています。
こうして、丁寧に一つの歌を作り上げた方が、歌えるようになった時の喜びが大きいようにも思います。
これからも、歌を歌うことの楽しさ、大切さを子どもたちとともに学べたらいいなぁと思っています。
ベルちゃんのともだち
2016年7月6日 6:29 PM |
カテゴリー:幼稚園からのご連絡 |
投稿者名:年中
満三歳児の月の歌をご紹介します!
園歌(2番)
あがりめさがりめ
みずあそび
昨年園長先生が市内の七夕をモチーフとしたバス“京の七夕HAPPYバス”
を紹介していただきました。
それをヒントに今年、いちご組のお部屋をみんなで飾りつけをしましたよ!
見上げながら歌を歌う子どもたち
その他にも手をつなぎみんなで楽しく歌っています!
歌が大好きでお家でも歌っているんですよ!とお母さまからお話を聞き、嬉しく思います!
これからもたくさんの歌を覚えて、いろいろなところで披露してほしいです♪
pooh
2016年7月6日 4:48 PM |
カテゴリー:幼稚園からのご連絡 |
投稿者名:年少
先日6月8日のブログでハンドルネーム“Maikka”さんが書いていましたが、6月中旬頃から何週かおきに感染性の胃腸炎が増加していたようでした。
できるだけ感染が広がらないようにと、保育室で以前から利用していたオゾンを発生させる機械をバスでも使用したりしていましたが、先日重さも軽く持ち運びも便利なバス用のオゾン発生機を導入しました。
効能は使用している物と変わらず、オゾンを放出し、浮遊菌や脱臭、除菌もします。
保育室でも使用できるそうなのでインフルエンザや感染症が流行した際には、有効に使用したいと思います。
さっそく、運転士さんやフリーの先生がバスが運行していない時間帯に使用しています。
ROXY
2016年7月5日 4:25 PM |
カテゴリー:幼稚園からのご連絡 |
投稿者名:年中
西国33カ所の19番札所と聞けば、いよいよ年齢相応に観音霊場巡りでも始めたのかと思われる方もおいでかと思います。半月ほど前には、33カ所の終焉の地、谷汲山へ参ったばかりですので、関連づけられないことはありません。
ところが、そうではなく、この革堂へは、この10年以上、6月と12月には必ずお伺いしているのです。なぜかと言いますと、ここの庵主さんは自分にとって母方のおばさんに当たる方で、当広野幼稚園が昭和24年4月に開園した当時、この園の保育や運営の切り盛りをしていただいた方なのです。西国33カ所の巡りの巡礼者の応対ばかりでなく、卒園児の保護者やその当時の園児たち(第一期生は72歳ぐらい)も何人とはなく訪れていただいた話も数多く聞いています。
訪問の目的は、日ごろの無沙汰を謝すとともに、法名秀海さんの健康伺いのためです。内陣まで入らせていただき、ご本尊の千手観音像に手を合わせます。その後、短い会話を交わします。何分90歳になりますので、足や耳の衰えは隠せませんが、声だけは元気なようです。このブログを見ていただいた方の中に、存命中に今一度会っておこうとお考えになる方がありましたら、お盆の前に見舞ってやってください。どなたであるかは、名前か声質で記憶していると思います。(頭は抜群です)
この革堂参りも(残念なことに)そろそろ終わりが近づいているかと思いますので、堂内に咲いていた西洋アジサイの新芽を3・4本いただいて来ました。今日にも挿し芽をして、広野幼稚園でその子株を大切に育てていきたいと思っています。
くるまを御所の東南角の駐車場に置いたので、その前にある京都市歴史博物館(無料)に入り、豊臣秀吉から始まった伏見桃山城の変遷の展示を見て、帰宅しました。
園長
2016年7月4日 12:25 PM |
カテゴリー:幼稚園からのご連絡 |
投稿者名:年長
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