川の中に野生の鹿が、唖然!

ちょっとぜいたくな散歩をしようと市バスに乗り込みました。行き先は出町柳。

桜の開花時の普段の通勤は、川端通りを南下していますので、この日は今出川から上(北)の鴨川沿いの桜並木を北上しようという企画です。今年の京都の桜は結構長持ちしていますので、未だにきれいという確信をもっての行動です。

行き慣れた下鴨神社の参道を鴨川越しに眺めながら左岸を歩きだした途端、びっくりしました。川の浅瀬に鹿が2頭たたずんでいるのです。一瞬、”ここはどこ?”の思いがよぎります。奈良の春日大社でもあるまいし、何で鹿いるの?の感じです。

”京都の北山には鹿げ増えて”というニュースは今までにも何度か聞いたことはありますが、ここまで生活圏を広げてきているのかと少し寒気がしました。

さて、土手に植え付けられている桜は遊歩道がある川岸のほうへ枝を延ばしています。

暖かい日差しを受けながら、今は私の季節よとばかりの勢いです。風もなかったので落花が少なかったのは残念でしたが、意外と人出が少なかったのは残念でしたが、意外と人出が少なかったのは英気を養うには持って来いでした。

カモかオシドリか、シラサギか?、水鳥の名前はほとんど知りませんが、川面の鳥たちが目を楽しませてくれます。ここらが、丸太町より下(しも)ではなかなか味わえないシチュエーションでしょう。

出雲路橋のしたをくぐり抜けたころだったでしょうか、右手の道路標識を見ると、大原へ11キロ、朽木へ44キロ、小浜へ77キロとありました。33キロずつかと変なことに感動しながら、この5年ほど行ってない地名に旅心を誘われました。

ほどなく、前方に京都五山の送り火の一つ、”妙法”の”法”の字が見えてきました。右手にそびえるのは比叡山です。北山通りに出ますと、歩いた距離は3キロちょっと。修學院の駅が見えましたので、叡山電鉄に乗り、沿線の桜を楽しみながら終点、鞍馬まで行くことにしました。

 

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園長