VR(バーチャルリアリティ)の活用が間近に?

自分が書くこのブログでは自分自身が十分理解していないことを載せていることもあるかと思いますが、今回のVR(バーチャルリアリティ)についても少々間違っているところがあるかも知れない記述です。

日曜日の朝、NHKのテレビ番組“サキどり”は、自分にとって久し振りに役立ちそうな番組でした。実のところ、最近、バーチャルリアリティという言葉を聞くことがなかったので、少し忘れかけていたのですが、広野幼稚園にもこの考えを生かした備品があることに気づきました。それは商品名“魚八景”というものです。10数年前に2台導入したのもので、魚類のソフトを入れると、モニター上で、あたかも水槽の中で魚が泳いでいるように見えるというものです。非常に重量があるので、簡単に移動ができず、現在は、宝の持ち腐れのようになっているのは残念です。

近年、このバーチャルリアリティの技術がいろいろな分野でイノベーション的な発展を遂げているようです。難しい医学の手術や人間が近寄りがたい原子力発電所の事故の後始末の現場などにも使われ始めたばかりでなく、身近なところでは(老人のリハビリの一つとして、)観光地などで撮影した(360度写った)動画を施設内(家)に持ち帰り、その映像を特殊なメガネを通して見ると、あたかも、誰もがその観光地に行ったような気分を味わえるというものです。また、見落としたところも再発見できるという、超優れものです。

特殊なメガネと言いますと、非常に高額なものを想像されると思いますが、ある会社(出演者の藤井氏のところ)では、段ボールでカメラ形式の枠組み(単価は1000円)を作り、そこにスマホを取り付ける(差し込む)ことで、簡単にその世界に入り込むことができるということです。

非常に耳寄りな話ではないでしょうか。これを広野幼稚園という現場に当てはめてみますと、最近手に入れた真っ黒なSLの機関車に乗るとき、このメガネを掛けたとしますと、あたかも、自分がSLの運転手になって“はるかな町まで僕たちの、楽しい旅の夢つないでる”の世界を満喫できるバーチャル体験的な世界が展開されるのかも知れません。

    自称 保育バカ