3連休に

あけましておめでとうございます。

今年も皆様方に取りまして素晴らしい年でありますことを祈念申し上げます。

 

お正月休みが終わったと思えば、すぐに、3連休。

普段なら、何か休み癖がつくようであまり喜ばしいとも思わないのですが、

今年は違いました。なぜかと言えば、始園式に着ぐるみで出場した後、

階段から足を踏み外して、2・3段転落し、しこたま尾てい骨を打ち、

即座についた右腕(肩)に結構厳しい痛みが残ったからでした。

 

そこで、予定を変更し、昨年度から今に残っている

作品展の指導案の校正に取り掛かったのでした。広野幼稚園というところは、

結構“継続”という言葉を大切にしている園でありまして、

この各担任たちからの提出も、ほぼ30年間続けているものです。

 

各クラスにおいて、その年の一年間で子どもたちが乗ってきて

担任自身も一番満足した指導を1枚だけ提出するというものです。

結果を指導案という形で残します。失敗したことでもあたかも

成功したように書くというのが原則ですので、担任も書きやすいのではないかと思っています。

 

月日の積み重ねはありがたいもの、これらの書類も一学年で200枚になんなんとしています。

一人一枚、30年間で30枚、5クラスあれば、30×5=150枚、

昔はもっとクラスがありましたから、数的にはこんなものでしょうか。

 

これらの指導案を見続けてきましたので、今風のコピペであるかどうかはすぐに分かります。

また、新しい風(導入時、材料、技法)に関心をもっているかとか、厳しく言えば、手抜きはなかったとか・・・。

 

日本の多くの幼稚園・保育園が、立体的な箱製作でお茶を濁すという風潮に対し、

一つの防波堤の役割を果たそうと(それほどのこともありませんが)、

広野幼稚園は平面的な絵画活動中心の保育を続けています。

 

今後も、しばらくはこれを続けていきたいと思いますので、

保護者の皆様の絶大なバックアップをお願い申し上げます。

 

園長