大好きなノーチャイムデー

今日は子どもたちの大好きなノーチャイムデーでした。

ノーチャイムデーの前日の手紙を見た瞬間「明日ノーチャイムデーなん?!やったぁ!」と大喜びです。

2学期からは年少さんも加わり、さらに賑やかになっています。

ノーチャイムデーは普段関わりが少ない学年の子どもたちと関わることができたり、年齢の枠を超えた子どもたちの交流が見れるので私たちも子どもたちと同じように楽しみにしています。

造形活動が盛んなこの時期は、作ることの楽しさを子どもたちはたくさん感じています。

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様々な刺激を受けた子どもたちの発想力は素晴らしいもので、大人の私たちでは考えつかないことが多く、関心させられることばかりです。

子どもたちがノーチャイムデーで作ったものなど、お家に持って帰りましたら、ぜひ子どもたちの言葉に耳を傾けてみてください。

子どもたちの思いがたくさん聞けると思いますよ。

マイク

ぱれっとサロン後期始まりました!

入園受付、運動会、遠足・・・そしてハロウィンで沸いた10月も終わり、早いものでもう11月ですね。

今月も各学年、園外保育、交通教室、なわとび大会、作品展など楽しい行事が盛り沢山ですが、

まず初日の今日は、ぱれっとサロン後期がスタートしました。

0歳・1歳児さんとお母さまが次々北の山の教室に集まってくださり、前期から引き続いての方々に

今回から参加の方が加わって、一層賑やかになりました。

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0歳児さんが増えたので、おもちゃにもより優しさ・温かさをプラスし、ますます安心して遊べる楽しい空間になっています。

早速お気に入りの遊びをみつけてくれましたね。

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お母さま方も会話がはずみ、笑い声が響いていました。子ども達にとって“お母さんの笑顔”が1番です。

親子でお友だちを作って元気に楽しい子育てをしてほしい・・・これが私たちの願いです。お母さまが抱えておられる

疲れも愚痴も不安も悩みも、スッキリ解消!とまではいかないかも知れませんが、ちょっとほっとしたな

ちょっと心が軽くなったな・・・と感じられるそんな場所でありたいと思っています。

これから日増しに寒くなってきますが、3月まで楽しくすごしていきましょう!

次回は11月16日(月)12月7日(月)12月21日(月)と続きます。待ってまーす!!

乗り気コラム

やっぱり、京都

高山寺は、私たちの宇治とも関連が深いところです。宇治の名産品の一つ、お茶はここの開祖である

妙恵上人が中国から持ち帰って植えたのが、全国に広がったと言われています。

そのため、このお寺には、“日本最古の茶園の銘”があります。

 

高山寺のあるこの栂尾一帯は、高尾・槇尾と合わせて、三尾と呼ばれ、昔から紅葉(清流)の名所として

京都の人々には親しまれています。都合よく、くるまも駐車場に入れられたので、何十年振りかの紅葉見物と洒落込んだのでした。

 

久し振りとは言っても、この一帯は毎年何度か通り過ぎていたのですが、ここは“年をとってからでもすぐにいけるから”

との理由で敬遠していたのでした。

 

高尾から槇尾の西明寺へは、500メートルほどの距離です。6月末には蛍が飛び交う清流に沿って下って行きます。

これらの川の流れは、ほかの地方の名所に勝るとも劣りません。近年自分は、この時期、他の地方の紅葉や清流を見に

出向いていましたので、“やっぱり京都”の思いを強くします。

 

西明寺から高尾の神護寺へ。神護寺は山の中腹にありますので、かなりの石段を登ります。

日ごろ、階段はそれほど歩いていませんので、息が切れ気味、随所随所で休憩します。

 

歩いている途中で思い出したのが、今年の広野の運動会で行った種目の一つ、神護寺の“かわらけ投げ”。

ここがその本場です。久し振りにこれに挑戦しようと神護寺の太子堂(開山堂)の横を通り、絶景と評判の錦雲渓へ。

 

かわらけは2枚で100円、ここでは大空に向かって一枚だけを投げ、残りの1枚は、広野幼稚園へのお土産にすることにしました。

 

駐車場までは3キロの道、山下りは簡単。スイスイ駐車場に着きました。

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自称 保育バカ

鳥獣戯画にあこがれて

日本のマンガの祖とも言われる鳥獣戯画。昨年の秋には京都の国立博物館でこの展示が

大きな評判を呼び、入館するのに3時間待ちという話もあったようでした。

自分も会館前までは出向いたのですが、待ち時間に恐れをなして、行き先を変更したものでした。

 

この巻物がどこに伝わったかと言えば、それは、京都の北、西の鯖街道(周辺街道)沿いの

栂尾(とがのお)の高山寺です。高山寺は自分にとっては、パワースポットの一つと思っていますので、

久し振りに訪れたのでした。

 

紅葉の色づきは今少しということですが、それでも紅葉を待ちかねている人も多く駐車場が満杯に

ならないうちにと、朝の9時には駐車場に着いていました。

 

裏参道から登ります。同じ道をたどる人は、一人か二人。国立博物館の混雑振りは、別世界の出来事です。

周囲を彩るはずの紅葉はまだまだ緑、1週間以上も早いようです。

 

質素な門をくぐりますと、石水庵。縁側にたたずみ、しばし、浮世と隔絶した時を過ごします。

この日に先だち、水曜日に園内で行った研修会で、子どもたちの絵の見方の一方法として、感性的に

ではなく、理論的・論理的・分析的に絵を見ることも必要ではないかということを話していたのでした。

 

そこで、この手法を使って鳥獣戯画の複製を見ることにしました。すると、第1巻の一部に登場する動物は、

ウサギ・カエル・猿・キツネなど、頭にかぶっているものは烏帽子など3種類、着物を着ているものは?、

履物を履いている者は?、口をあけている(嘲笑・ひやかし)ものは?、腹を空に向けて引っ繰り返っているものは?、

王様の猿に献上品(?)として持参している動物は鹿と猪などなど、ネズミ以外の動物はほぼ同じ大きさに描かれているなど、

今まで、分かっていなかったことがはっきりと見えたのでした。

2時間あまりの時間でしたが、非常に有益でした。

自称 保育バカ