保育はこうでなくては

 ある日のこと、あるクラスから焼きたてのホットケーキをちょうだいしましたので、あらかじめ、買いだめしてあった“ミッケ”という絵本を返礼としてそのクラスの子どもにお渡ししました。

 ご存じの方もあると思いますが、“ミッケ”とは、大判の捜し物絵本の一つで、あまり広野幼稚園の保育室には置いていない類いのものです。しかし、この種の絵本は、読み聞かせには向きませんが、子どもたちが一つのテーブルを囲んで“ああだ、こうだ”などとおしゃべりしながら楽しむには最適に近い絵本ですので、子どもたちが喜ぶだろうということは想定内だったのでした。

 それから10日ばかり経ったでしょうか、“寄せ鍋パーティー”の日のことでした。講堂で年中児の演奏を聞いていますと、なぜか、この日自分の手で握ったおにぎりが20個内外届きました。とても食べられる量ではありません。とは言え、ありがたくちょうだいいたしました。

 このおにぎりを食べている途中ひらめきました。昔話“おむすびころりん”の話です。現物のおにぎり(おむすび)の返礼に、担任の先生に“この本の読み聞かせをしてもらったら”ということでした。さっそく園内に呼びかけるとあるクラスから“おむすびころりん”の本が届きました。

 この本をそのクラスの担任は読み聞かせたに違いありません。その結果は聞いてもいませんが、大盛り上がりしたことはまちがいないでしょう。

自称 保育バカ

世界児童画展で‟都道府県団体賞”を受賞!

 ある日の夕方、一通の黄色い封筒が届きました。吉報です。オーバーに言えば、12年間待ち続けていた広野幼稚園の絵画についての評価の連絡です。

 都道府県団体賞とは、KKぺんてる社主催で、世界児童画展という日本中の絵画教育について熱心な幼稚園・保育園が出品される権威ある展覧会です。広野幼稚園も第21回以来、30年近く休むことなく出品を続けております。

 その中の都道府県団体賞というのは、各都道府県でただ一園だけ受賞できるという、個人ではなく団体に与えられる賞です。以前の広野なら“受けて当然”という感じだったのですが、12年振りともなりますと、感無量です。再びいただくことはないのかとの思いもしていましたので、広野幼稚園(全職員)の喜びはとてつもなく大きいです。

 団体賞を幼稚園がいただくというのは“その園のどの子もが望ましい絵を描いている”という証明書を絵画制作を専門とする企業(ひいては、日本国)からいただいたようなものです。今までの停滞期間から一歩抜け出したことは間違いありません。

 今年の評価点のみならず、来年度の期待をも込められているようで、これからも子どもたちとともに、がんばらなければならないと心にとどめておくことを誓いまして、喜びの一報とさせていただきます。

園長

満三歳児 2月の月の歌

今日は、日中はぽかぽかとして暖かったですね。

ふと見るといちご組で育てているイチゴの花が咲いていました。

いちご組の子どもたちも「ヤッター。お花が咲いた」と喜んでいましたよ。

春が近づいてきていますね。

さて今月の月の歌は

 

♪かわいいかくれんぼ

♪鬼のパンツ

です。

お家でも歌ってみて下さいね。

 

ここでちょっとおまけです。

園長先生から節分前に「いちご組のお友達」と声と匂いにつられて行って見ると・・・

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そこでは、イワシが!

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園長先生にごちそうしてもらいました。

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「美味しい♪」と喜びパクパク食べていましたよ。

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その後、園長先生と柊で鬼ごっこも楽しみました♪

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大喜びの子どもたちでした。園長先生ありがとうございます!

ストロベリー

年少児2月の歌♪

今日は立春、暦の上では春がやってきましたね。まだまだ寒い日も続きますが、少しずつ子どもたちと春を見つけられたらいいなと思う今日この頃です。

年少児が2月に歌う歌をご紹介します。

♪こぶたぬきつねこ

♪発表会の歌

第2回 半日入園

朝からポカポカ良い天気の中、今日は4月から入園される子どもたちの半日入園でした!
2回目ということで、少し幼稚園に慣れてきたのか、保育が始まる前にも色々なおもちゃで遊んだり、先生とニコニコで話している姿も見られました♪

さて、明日、2月3日は節分!
ということで、今日は鬼のお面や升作りをしました。
難しいハサミもお父さんやお母さんと一緒に挑戦して鬼さんのお顔も上手に切ることができました!
目や口、角を貼って、それから3歳児クラスのお友達は髪の毛を、満三歳クラスのお友達は、鬼のパンツに可愛い模様も描いて素敵なお面や升の出来上がり☆

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作った後にはもちろん、「鬼は外!福は内!」とみんなで豆まきもしましたよ♪

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楽しかったですね!

本日はありがとうございました。
次回、第3回半日入園は3月2日です。
またお会いできるのを楽しみにお待ちしています♪

がちゃぴん

どんぐりクラブ(火曜)

今日の火曜どんぐりクラブでは、節分が近づいてきたので、いわしを子どもたちと一緒に焼きました。

いわしを食べる理由として、
いわしは漢字で書くと、「鰯」魚に弱いと書きます。
弱くて臭いのある鰯を食べることは「蔭の気を消してしまう」という意味もあるそうです。
節分の次の日「立春」は旧暦の元日なので、新しい年を迎えるのにあたり「魔除け」をする意味で鰯を食べることも・・・。

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自分で七輪の上で焼いた鰯がよっぽどおいしかったのか、2、3匹食べている子どもや、「苦手だけどおいしかった」と言って食べている子どももいました。

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とってもおいしかったですね♪

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金子みすゞの詩の絵本より

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段取り8分、パンジーをプランターに

 新年早々の5日に、腐葉土を混ぜて再生しておいたプランターの土にパンジーを40株植えました。1時間ちょっとの仕事でした。色は、すべて、大きな目玉のついた黄色です。黄色は突起色ですので、待ち焦がれた春の感じるには最適で、多くの店先でも真っ先に売れるそうです。

 2日ほど前に購入していましたので、植え込むだけです。とは言え、今の自分にとっては、なかなかの重労働です。1プランターに3株から4株ずつ植えますので、約12プランターが必要です。力仕事は日を分けて行わないと体力がもちませんので、あらかじめ、これらの土を準備しておく必要性があるという訳です。

 続けてがんばります。寒さで生気を失ったベゴニアやサルビアを抜き去り、これらの土を再生します。原則的に、広野幼稚園では、園庭などに生えている樫の木などの葉を堆肥化したものを使うのですが、今回は品切れ気味ですので、以前にお安く購入しておいた市販の腐葉土を古土に鋤き混みます。昔とったきねづかで、手際のいいところをA先生に頼んで写真に撮っていただきました。

 これが段取り8分というわけで、2・3週間後には、もう少しパンジーやデイジーを買い増し、多くの子どもたちの目に触れ、早春の息吹を味わってほしいと願っています。

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園長

土曜日には・・・

インフルエンザや風邪が全国的に流行していますが、
幼稚園でも、これ以上広がらないようにと
土曜日にはIHIを焚き、菌などを除去し快適な空気を
保つようにしています。

バス用のIHIも使用し、効率よく
各クラスに回していますよ。

普段からも、手洗いうがいを心掛けて
自分達でも予防していきたいですね。

手洗いうがいも大切ですが、こまめな
水分補給もインフルエンザの予防には良いそうですよ!

雪が降り、寒くなりそうな週末ですが
月曜日に元気に登園してきてくれることを
願っています☆

つきに恵まれて?(古きを訪ねて新しきを知る)

 ある日のこと、朝から古い古い幼児教育に関する月刊誌(幼児開発)をぱらぱらとめくっていると、“幼児にわらべ歌”という記事に目が留まりました。“そうだそうだ”とうなづきながら読み飛ばしたのでした。

 そうして、この幼児開発には、広野幼稚園の子どもたちの保育を受けている特集が組まれていたはずと思いながら見るともなく見ていますと、1枚の写真(カルタの対戦風景)に目が行きました。

 今も子どもたちが取り組んでいるカルタ。この雑誌の中には一枚のカルタを裏返した写真があったのでした。すなわち、たとえば“いぬもあるけば、ぼうにあたる”という絵札の隣に、絵札を裏返した札(無地)が写っていたのです。

 一瞬“これは何?”と考えましたが、まったく思い出せません。写真の解説を読みますと、何と、無地の札は、対戦する子ども同士が、相手の了解を得て1(2)枚ずつを裏返しにしてから、対戦していたというのでした。

 対戦している子どもは、文字を見て取るのではなくこの無地の裏にはどのような文字(ことわざ)が書かれていたかを覚え、読まれた瞬間、この札に手を伸ばして取るという、今とは別の頭の回路を使う方式だったのです。

 もちろん、クィーン位などを決める正式な競技カルタでは、場に並んでいるカルタの一枚一枚(の位置)を、対戦する二人はすべて覚えている訳ですが、その第一歩とでも言うべきことを、競技方式で30数年前にはやっていた。ところが、最近の30数年間では、まったく忘れ去られたいたということに仰天するとともに、人間の記憶保存の難しさに感動したのでした。

 この再発見は、やはり、“保育においては、常につきに恵まれている”と言うべきなのでしょう。  

自称 保育バカ

うれしいお便り

先日、仕事が終わって帰宅すると、ポストに宇治市政だよりが投函されていました。何気なく表紙を見てビックリ!

そこには、以前、受け持っていた子どもの姿があったのでした。しかも二人も!今は小学校4年生と6年生に成長したRちゃんとWちゃんです。

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2人

 

 

 

 

 

 

 

第33回国民文化祭・おおいた2018/第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会「大正琴の祭典」(平成30年全国子供大正琴コンクール)で文部科学大臣賞を受賞されたので、市役所へ表敬訪問されたときのお写真でした。

そういえば、11月の作品展に遊びに来てくれたとき、習っている大正琴のお稽古事で賞をとった話をお聞きし、動画をお見せいただいたことを思い出しました。卒園児の活躍は、我がことのようにうれしく思いますので、お知らせいただいたときにはありがたい気持ちで、喜びを共に味わわせていただきましたが、今回、写真を拝見し、再び喜びをいただいたのでした。

きっと、たくさんの卒園児のみなさんが多方面でご活躍されているのでしょうが、アンテナを張っていないとなかなか気がつかないまま過ぎているのでしょうね。

みなさんの成長を、離れていても時間が経っていてもいつまでもうれしく思っています。

Maikka