園長先生が、ご自宅にあった鏡餅を幼稚園に持ってきてくださり、今日、どんぐりくらぶの子どもたちと鏡開きを行いました。
「神様が宿っているとされる鏡餅には、刃物を使わないで叩いて開くんだよ。神様との縁が切れないように、“切る” とか “割る” っていう言い方をしないんだって」そんな説明をしながら、少し硬くなったお餅に金槌をあてていきました。
「それ、何?」と、金槌を初めて見た子どももおり、そういえば家でなかなか金槌を見る機会ってないかもしれないなあと思ったのでした。
「実は、先生、初めて鏡開きするから楽しみ」と話していると、去年から続けてどんぐりくらぶに通っている年長児は「僕、したことあるで!」と得意顔です。
なかなか割れない鏡餅に「先生、反対側の尖っている方でやってみていい?」「少し、割れ目があるところをねらってみよう」「両手でした方が力が入るで」「裏返してもやってみるわ」と、どうしたら割れるのかあの手この手と考えて、ようやく開いた時には拍手が上がりました。
一度、半分に小さくなると、後は容易に細かくなっていき、給食の先生にお願いしておぜんざいにしていただきました。
お迎えに来られたお母さんから「家では食べないのに幼稚園では食べるんですね」とお聞きし、やっぱりみんなで食べる雰囲気は美味しく感じるのかな?とうれしくなりました。
今年も無病息災、元気な体で楽しく幼稚園にきてくれますように・・・
Maikka
2016年1月12日 7:10 PM |
カテゴリー:幼稚園の日常 |
投稿者名:フリー
あけましておめでとうございます。
今年も皆様方に取りまして素晴らしい年でありますことを祈念申し上げます。
お正月休みが終わったと思えば、すぐに、3連休。
普段なら、何か休み癖がつくようであまり喜ばしいとも思わないのですが、
今年は違いました。なぜかと言えば、始園式に着ぐるみで出場した後、
階段から足を踏み外して、2・3段転落し、しこたま尾てい骨を打ち、
即座についた右腕(肩)に結構厳しい痛みが残ったからでした。
そこで、予定を変更し、昨年度から今に残っている
作品展の指導案の校正に取り掛かったのでした。広野幼稚園というところは、
結構“継続”という言葉を大切にしている園でありまして、
この各担任たちからの提出も、ほぼ30年間続けているものです。
各クラスにおいて、その年の一年間で子どもたちが乗ってきて
担任自身も一番満足した指導を1枚だけ提出するというものです。
結果を指導案という形で残します。失敗したことでもあたかも
成功したように書くというのが原則ですので、担任も書きやすいのではないかと思っています。
月日の積み重ねはありがたいもの、これらの書類も一学年で200枚になんなんとしています。
一人一枚、30年間で30枚、5クラスあれば、30×5=150枚、
昔はもっとクラスがありましたから、数的にはこんなものでしょうか。
これらの指導案を見続けてきましたので、今風のコピペであるかどうかはすぐに分かります。
また、新しい風(導入時、材料、技法)に関心をもっているかとか、厳しく言えば、手抜きはなかったとか・・・。
日本の多くの幼稚園・保育園が、立体的な箱製作でお茶を濁すという風潮に対し、
一つの防波堤の役割を果たそうと(それほどのこともありませんが)、
広野幼稚園は平面的な絵画活動中心の保育を続けています。
今後も、しばらくはこれを続けていきたいと思いますので、
保護者の皆様の絶大なバックアップをお願い申し上げます。
園長
2016年1月12日 12:46 PM |
カテゴリー:幼稚園からのご連絡 |
投稿者名:フリー