やっぱり、京都

高山寺は、私たちの宇治とも関連が深いところです。宇治の名産品の一つ、お茶はここの開祖である

妙恵上人が中国から持ち帰って植えたのが、全国に広がったと言われています。

そのため、このお寺には、“日本最古の茶園の銘”があります。

 

高山寺のあるこの栂尾一帯は、高尾・槇尾と合わせて、三尾と呼ばれ、昔から紅葉(清流)の名所として

京都の人々には親しまれています。都合よく、くるまも駐車場に入れられたので、何十年振りかの紅葉見物と洒落込んだのでした。

 

久し振りとは言っても、この一帯は毎年何度か通り過ぎていたのですが、ここは“年をとってからでもすぐにいけるから”

との理由で敬遠していたのでした。

 

高尾から槇尾の西明寺へは、500メートルほどの距離です。6月末には蛍が飛び交う清流に沿って下って行きます。

これらの川の流れは、ほかの地方の名所に勝るとも劣りません。近年自分は、この時期、他の地方の紅葉や清流を見に

出向いていましたので、“やっぱり京都”の思いを強くします。

 

西明寺から高尾の神護寺へ。神護寺は山の中腹にありますので、かなりの石段を登ります。

日ごろ、階段はそれほど歩いていませんので、息が切れ気味、随所随所で休憩します。

 

歩いている途中で思い出したのが、今年の広野の運動会で行った種目の一つ、神護寺の“かわらけ投げ”。

ここがその本場です。久し振りにこれに挑戦しようと神護寺の太子堂(開山堂)の横を通り、絶景と評判の錦雲渓へ。

 

かわらけは2枚で100円、ここでは大空に向かって一枚だけを投げ、残りの1枚は、広野幼稚園へのお土産にすることにしました。

 

駐車場までは3キロの道、山下りは簡単。スイスイ駐車場に着きました。

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自称 保育バカ